kotoba日記                     小久保圭介

言葉 音 歌 空 青 道 草 木 花 陽 地 息 天 歩 石 海 風 波 魚 緑 明 声 鳥 光 心 思

3度

2011年01月31日 | 生活
朝、外を見ると、
雪がうっすら積もっていました。
自転車で行けるかな、
と不安でしたけれど、
深く積もっているというのではないので、
大丈夫でした。

労働場で少しだけ雪をかき、
粉雪はずっと降っていました。
陽光が、
グレイの雲に、
ぼんやりと見え、
時折、雪は強く降りました。
顔にも当たりました。

景は、

雪の白
雪の白
空の青
木の緑
風の透明

です。

雪晴、
東の方から、
鳥の鳴く声が、
きこえてきました、

piyo
pyururu

----

帰ってから、
天気予報を見てみると、
今日の最高気温は、
3度です。


豪華本

2011年01月30日 | 生活
昨夕から、
急用が入って、
今日は昼過ぎまで、
奔走していました。
いくつかの用事は、
できなかったけれど、
しょうがないです。

朝、起きると、
雪が、
スーパーの平らな屋根に、
うっすらと積もっていました。
降ったんだ、
と思いました。
でも、それほど寒い朝ではなくて。

10時半頃に、少し時間ができた隙に、
山本昌代著「夜明け前十分」という詩集を、
屋外で読んでいましたけれど、
寒さは平気でした。

午後から、図書館へ行って、
本を返し、
予約してあった本を受け取りました。
凄い、
と思ったのは、
宮澤賢治の「銀河鉄道の夜」の、
本の大きさと、
字の大きさ、
色はブルーです。
古い本なので、
これで「銀河鉄道の夜」を読むとなると、
きっと大変な醍醐味です。
それと、
草野心平が書いた、
「わが賢治」という本。
これは赤い本で、
図鑑ぐらいの大きさと、
太さがあります。
昔の本っていうのは、
こんなふうなんだ、
と書庫から出してもらった本が、
今、僕の家のこたつの上にあります。
豪華です、
豪華な気分です。

これらの本に取りかかる前に、
県図書の方を今週中に、
やっつけねば、
と思。
返却日との戦いです。
まあ、延長もしたけれど、、。


外は、雪、かな。
いいえ、
雪は降っていません。


加湿器

2011年01月29日 | 生活
最近の夢は、
知人や友人が登場します。
それも、
連日、
知っている人達が、
出てきます。
朝起きると、
あー、また知ってる連中だ、
と思います。
僕は心の底で、
みんなに会いたいのかな、
と思ってもみるけれど、
それほどでもないし、
と思うのです。
というか、
忙しくて、
最近は友達とまったく遊んでいません。
そのうち、夢診断でもしてみよう。

小春日和です。
杭屋さんにコーヒーをご馳走になりました。
しかし、
何でこんなに温かいんだろう、
とぽかぽかの日向で、
ご飯を食べました。
昨日は、風が強かったけれど、
今日は静かです。

去年、
風邪をひいたのを境に、
加湿器をつけて、
眠ります。
1リットルサイズのペットボトルを、
逆さまに差し込むだけの、
簡単な加湿器。
これはもらい物で、
たいへん重宝しています。
最初、使ったときは、
音がうるさいな、
と気になったのですけれど、
今では、
しゅんしゅん、という、
音がとても心地よくて、
小さな緑色のランプも、
心穏やかな気分にさせてくれます。
朝は結露が凄いので、
出かけるときに、
窓を開けておき、
帰宅して、
湿度計を見ると、
かなり乾燥しています。
そして、
またペットボトルに水を入れて、
夜も夜中も明け方も、
しゅんしゅん、
という、
音を加湿器は、
言います。
それを、
僕は、
寝入るとき、
聴いているのが、
ちょっとした楽しみの一つです。

詩だらけ

2011年01月28日 | 生活
今朝、
労働場に着いて、
たっぷり時間があったので、
缶コーヒーでも飲もうかしらん、
と思い、
100円のブラックを買いました。
そこで飲んでいると、
数字が点滅して、
「買える」ランプの、
緑が点灯しました。
え、
と思って、押してみると、
もう一本出てきました。
はっきり認識したのは、
その後で、
7777と連続して7が揃うと、
もう一本という仕鰍ッの自販機でした。
当たったことも、
当たったところを見たこともなかったし、
いやあ、ついてるかも、
と思いました。
動揺していたので、
またブラックコーヒーの、
ボタンを押したのですけれど、
せっかくだから、コーンャ^ージュにしておけば、
よかったかも、と少し後悔です。

道のお寺の壁に、

 ものごとは心で見る
 大切なことは目には見えない

と半紙に書かれてありました。
詩だ、
と僕は思いました。
しばらくして、
思い出したのは、
吉増剛造の言葉。
「詩は、言葉の寺と書きますからね」
と尾崎放哉の特番で言っていました。
僕にとっては、お宝VTRの一つです。
現実的な僕は、言い直します。
「詩は、寺の言葉と書く」
と。

おしるこを飲みながら、
こたつで、
山本昌代編「通勤電車で読む詩集」を、
読みました。
これはアンソロジーで、
すっごく良い詩がいっぱい紹介されていました。
村上昭「宇宙を隠す野良犬」(動物哀歌より)、
天野忠「しずかな夫婦」(夫婦の肖像より)、
長田弘「賀状」(深呼吸の必要より)、
とか、
田村隆一や藤井貞和は、
抜群の詩を書いて当たり前、
と思わせるのだから、
損かもしれません。
その両者の作も勿論良かったし、
宮澤賢治の「目にて云ふ」も、
不気味、かつ爽快で、
凄く良かったです。

まだたくさんの素晴らしい詩があって、
それぞれ全部を、
単行本で読みたい!
と強く欲望しました。
こうやって、
詩人を通じて、
新たな詩や詩人の発見があるのが、
たまりません。


畳に乗って

2011年01月27日 | 生活
久しぶりに、
オジと労働ができました。
「また一緒にやりたいなあ」
が、最近の僕とオジの口癖です。
きっと、実現できるでしょう。

帰ってから、
本を読もうと思って、
こたつに入っていると、
うとうとして、
眠ってしまいました。
睡魔は午後8時に来て、
11時に目がさめました。
あわててお風呂に入り、
すぐに眠りました。
お昼休みもよく眠りますから、
きっと疲れているのでしょう。
昨日も、外で、
お昼を食べたあと、
眠ってしまい、
まずい、
と思いました。
「風邪ひくかも」
とイトウさんに言ったら、
「疲れてるんだ、無理はあかんぞ」
と言われました。
自覚がないのが、
良くないけれど、
体は勝手に休もうとしますから、
人体という機械は、
よくできたものです。

そうそう、
今日、畳屋の車が通りました。
当然、畳を積んでいました。
雲に乗る、
でもなくて、
絨毯に乗る、
でもない。
畳に乗って、
空を飛ぶ、
そんなことを、
思っていました。
正岡子規の、
病床六尺、
という言葉も、
重ねていました。

電子レンジ

2011年01月26日 | 生活
寒いです。
朝、レンジが壊れ、
お昼は500円弁当を買って、
外食にしました。

レンジはちょっと前に、
一度、壊れたのですけれど、
3日後、
また直ったので、
使っていたのですけれど、
今朝は、うーん、もうだめかも、
とマジで思いました。
1万円で、ネットで新しいレンジを購入しているので、
問題はないけれど、
朝、動かなくなると、
弁当を温めることができないので、
アウトです。

夕方、みぞれが少し、
降りました。
ビル風が強くて、
体感温度はぐっと下がります。
久しぶりに、
Kさんや、
ヨシヤスさんと労働しました。
二人とも、
気持ちの良い人たちなので、
寒さもみんなで分割するようで、
確かに寒いのだけれど、
楽しい気分になるのも確かでした。

帰ってから、
壊れたレンジを、観葉植物の隣に置いて、
買ってあった新しいのを、
物置から出してきて、
テストしてみました。
電子レンジは、
どれも同じで、
取説を読むまでもなく、
簡単に使えました。
安いので、
つまみの表示もシンプル。
ごちゃごちゃした器械が嫌いなので、
楽です。

寝る前までに、
きんぴらごぼうをこしらえて、
眠りました。


アルバ

2011年01月25日 | 生活
今日は寒いと思っていたのに、
暖かい一日になりました。

冬に道の草を見ていると、
春を思います。
草よ、伸びろ、もっと、
と思います。
草が生えている場所は、
水がある所で、
というか、
水道水が側溝へ流れる途上に、
生えています。
当たり前といえば、
当たり前のことですけれど、
今の季節、
草は、
水のある所のみに、
見つけられました。

電線にムクドリがとまっていて、
「あれはムクドリですよね?」
とイトウさんに訊くと、
「モクドリだ、モクはメジロを食う」
とイトウさん。
今日も、メジロが椿の花の蜜を吸いに来ていて、
大きな鳥は小さな鳥を食う、
というのを知りました。

昨日の朝、地下鉄に乗っていて、
腕時計を見ると、
まだ、こんな時間か、
と思っていると、
違う、
どうやら、秒針が動いていない。
電池切れ、と思いましたけれど、
日付表示の枠が外れてしまって、
それが秒針の行き道を、
塞いでいるのでした。
早急に必要なので、
今日、帰り道、
三越だったらあるだろう、
と思って、行くと、
高級品とは違った枠に、
アルバが6種類ありました。
アルバの時計は以前はめていて、
長持ちしたので、買いました。
今回は、ちょっとごついやつを。
防水なので、
雨が降っても大丈夫です。
はめて地下鉄に乗ると、
随分はめ心地がよく、
すっかり気に入りました。
おまけに、
壊れかけた時計も、
サービスで、
無料で修理してくれました。
やったー、ってマジうれしかった。
三越で買って良かったです。

帰ってから、
回転寿司を食べにいきました。
とてもおいしかった。
凄く食べたいと思うものを食べるのは、
とても健全です。
これは食べるシーンが多い、
「めがね」の影響かもしれません。
寿司で、
元気もりもりです。
それから、返却期限があるので、
高速で、
一冊、読書をして、
長靴の穴をセメダインで塞ぎ、
レンコンとゴボウをあく抜きのために、
水に浸して、
眠りました。

めがね

2011年01月24日 | 映画


今日は最高気温が、
8度まであがり、
暖かい、
と、
皆が言いました。
明日は、
また寒いと、
言います。

小春日和で、
風もなく、
暖かい昼下がりでした。

写真は、
元、山であったところ、
今は側溝の脇になっていて、
マイマイの殻と、
ドングリです。
渦巻き模様のマイマイの殻は、
神秘的で、
銀河も渦巻きだから、
小は大を兼ねる、です。

帰ってから、
ニンニクの崇ミけに、
チャレンジしました。
今は便利で、
ネットで、
簡単にレシピが手に入ります。

昨夜、
映画「めがね」を見ました。
今日、
録画しておいた、
「めがね」の監督、
荻上直子を初めて見ました。
「めがね」は何度見ても、
飽きない映画で、
ぽかーん、とするには、
良い映画です。
とにかく、海がきれい。
最後の方で、
加瀬亮が、朗読するドイツ語の詩があって、
その発音を聴いていると、
どうしてだろう、
とても知的好奇心を刺激されました。
あと、
加瀬亮のせりふで、
「春の海、ひねもすのりたのたりかな」「ひねもす、っていう意味、先生判りますか?」
というのがあります。
調べてみると、
これは蕪村でした。
そして、
大貫妙子の歌で、
映画は終わります。

詩の内容が気になったので、
「日本語字幕」のセットにして、
紙に書き写しました。
与論島の海を見ながら、
こんな詩を加瀬亮が朗読します。

 何が自由か知っている

 道は真っ直ぐ歩きなさい
 深い海には近づかないで
 そんなあなたの言葉を置いてきた

 月はどんな道にも光をそそぐ
 暗闇に泳ぐ魚たちは宝石のよう
 
 ぐうぜんニンゲンと呼ばれて
 ここにいる私
 何を恐れていたのか
 何と戦ってきたのか
 
 そろそろ持ちきれなくなった荷物をおろす頃
 
 もっとチカラを
 やさしくなるためのチカラを
 
 何が自由か知っている
 何が自由か知っている



山村暮鳥

2011年01月23日 | 生活


今日は、八百屋で、
セロリがありました。
この2週間、
セロリがなかったので、
やっとゲット。
それも安くてたくさんあって、128円。
他、
今日買ったものは、

キャベツ128円、
ネギ78円、
人参4本100円を2カゴ、
リンゴ4個100円を2カゴ、
玉ねぎ5個100円、
オクラ8本入り78円を4個、
ゴボウ(土だらけでかなり太いのが3本入り)を128円、

です。
そうだ、あとカボチャが一個198円。
ちょっとカボチャが高いな、
と思うのは、
いつもの安さのせいです。

スーパーへ行って、
通り道、
八百屋へ行く前に、
最近は、
1枚100円の、
お好み焼きを買いにいくのですけれど、
見ると、陳列棚に、
お好み焼きの姿なし。
まあいいか、
と自転車を戻そうとすると、
「あ、ありますよ!」
とすっかり常連客になった僕を見て、
店員さんが言います。
「ちょうど今できた、グッドタイミング」
と店員さんは言いました。
良かった、
と思い、
八百屋でも、
セロリが売っていたし、
リンゴは格安だし、
ほころんで帰りました。

最近は、寒いので、
ニンニクを常食していて、
臭い消しに、
リンゴは欠かせないのです。
リンゴ一個で医者いらず、
という言葉もあるぐらいで、
一石二鳥です。

さて、いまから、
読書。
昨夜読んだ、
山村暮鳥。
凄かった。
読む本は、
だいたい、
もう範囲が自然に決まっていて、
どこか他の本と似たり寄ったり、
ということを、
暮鳥を読んで、
思いました。
暮鳥はまったくの範囲外です。
暮鳥なんて、
昔の人だし、
それに、
凄い詩を書いている。
まどみちおとか、
かなりぶっ飛んでいるけれど、
山村暮鳥も凄いです。
マイッタ。


詩人誕生

2011年01月22日 | 生活
ようこそ先輩、だったか、
課外授業、だったか、
NHKの番組で、
大窒オのぶが出ているのを、
録画で去年の11月に観ました。
内容は、
小学生たちに、
数時間か、
一人になって、
何を思ったか、
という大窒フ仮題です。
その中で、
ある少年が、
「ひとりになってみると、身近な草や花が、きれいに見える」
と作文に書きました。
僕はハッとしました。
そうかも、
と思いました。
誰かといると、
おしゃべりに夢中になったり、
ちゃんと草や花を見ていないかも、
と。
ひとりになってみると、
見回す、見つめる、
ということしかやることがなくて、
それが、よく見ると、
きれい、である、
ということ。

ひとりになり過ぎるのも、
いけないけれど、
ひとりになってみて、
発見する草花。
詩人の誕生です。

今日こそは、
F16やC130を見ようと思いましたけれど、
土曜日は、
まったく飛んでいませんでした。

F16

2011年01月21日 | 生活
空に、F16が、
もの凄い角度で、
上昇し、
C130が何機も小牧空港から、
飛んでいました。
自衛隊は、
こんなに、
練習しているのか、
とちょっと驚きました。
数年前、
小牧あたりで労働していた時は、
こんなに飛んでいなかったのにな、
と考。
飛行機の燃料代は、
くそう、僕らの税金です。
F16が飛ぶために、
かなりの燃料が使われる、
と聞いたことがあります。

それはそれとして、
F16の飛び方は、
凄いので、
もっとじっくり見ていたい、
爆音も凄いし、
これは航空ショーだ、
と思いましたけれど、
労働が忙しかったので、
ちゃんと見入ることは、
できませんでした。
寒い日だと思うけれど、
ずっと動いていたので、
寒さは感じませんでした。
帰りは、
大好きな、
小牧線に乗って、
家に帰りました。

大寒

2011年01月20日 | 生活


今日は、
弁当に、
春巻きを入れていきました。
とても美味しかった。
食後、
労働場の近くにある、
池に行ってみました。
ベンチに座ると、
北風が吹いて、
寒いので、
すぐに労働場に戻りました。
この池は、
伊藤さんが言うには、
ここら一帯の田んぼへ、
水を入れる為の貯水地であったらしい。
それを、今は市が買い取って、
公園になっています。

写真は、桜の枝です。
ベンチの真上を見たら、
桜の枝に、
すでにわずかにふくらみかけている、
つぼみがありました。
今日は大寒で、
桜は冬眠打破のスイッチを、
すでに入れているのかもしれません。
冬眠打破という仕組みは、
本当に凄いものだ、
と思います。
家の近くの桜並木で、
いつも一本だけ、
早咲きする桜の木があります。
それは冬眠打破のスイッチを、
他より早く入れるからだと、
数年前に知りました。

ああ寒い

2011年01月19日 | 生活
労働場の前に、
大きな家があります。
小山みたいな庭で、
たくさんの樹木があり、
椿の花がたくさん咲いています。
真っ赤な、
花びらを、
落としています。
小鳥がいるな、
と思って、
そばにいた伊藤さんに、
「あれは何の鳥ですか」
と訊くと、
「メジロだ」
と言いました。
そうか、あれがメジロか、
と小さな薄緑色の鳥を、
見学しました。
2匹いて、
椿の花の蜜を吸っているとのことです。
つがいだ、と伊藤さん。
それから、
ここらへんにいる鳥の名前を、
伊藤さんは言いました。
「メジロ、カシラ、アオジ、ホオジロ、ヒヨ、ハト、モクドリ」
モクドリはムクドリのことだろうと思いました。
ハト、の発音が、「鳩」の発音と違うので、
最初は「ハト」という鳥なんだろうな、
と思いました。

午後、少し曇ってきて、
小糠雨が降り、
すぐにやみました。

風が吹くと、
体感温度が下がります。
あーつらいなー、
と思っていると、
ふと、
メメントモリ(死を思え)の、
言い換えで、
宮澤賢治を思え、
と脳が働きました。
宮澤賢治を思うことで、
何か大きなものに、
包まれているような、
気分になることがあります。
賢治って、もしかしたら、
仏の域まで達していたんじゃないか、
とさえ思えてきます。
少なくと、神様の息吹がかかっている人でしょう。

そんなこんなで寒い一日が終わり、
草臥れて、
おしるこを作って食べてみると、
ものすごく美味しかった。
寒、極まる日、
それに見合っただけの、
快楽が必要だ、
それをバランスというのだ、
と胸に響かせました。

洗濯。

胸の中まで空色になる

2011年01月18日 | 生活
今日も、
雪の影響で、
労働が中止になり、
途中で引き返しました。
あまりこんなことはないので、
え、と拍子抜けの気分と同時に、
きっと、
寒さを無理をしないように、
と、
かみさまが、
いっているのかもしれない、
と思いました。

氏神様に寄って、
お参りをしてきました。
とくにお願いしたいことはなく、
いつもありがとうございます、
とだけ言って。
まだ雪が残っている小さな境内で、
しばらく居ると、
余分なものが落ちる気がしました。
あー、守ってもらっているな、
という「気」がします。
調子の悪い時、
よく境内の中の石に座って、
邪気を払っています。
いつ来ても、
ここは気持ちが良い場所で、
ふっと軽くなります。

たまには、喫茶店でも入ってみようと、
観葉植物がたくさんある店へ行きました。
BGMで女性が歌う、
「悲しくてやりきれない」が、
流れて、
なるべく悲しまないようにしよう、
とコーヒーを飲みながら思いました。

今日、返却日の「パーマネント野ばら」を、
もう一度観ました。
やはり良い映画です。
主演の菅野美穂は、
NHKのナントカっていうドラマで、
正岡子規の妹役、「律」を演じているのを、
たまたま観て、
たいしたものだ、
とその演技力を思いました。
この映画でも、
菅野美穂の演技は良く、
また小池栄子も良く、
夏木マリが、
最後のシーンで見せる、
不安の表情から、
パッと明るい表情になる演技は、
抜群です。
菅野美穂が、
電話ボックスで、
「なんでこんなに寂しいが(のだ)」
という迫真の演技がありますけれど、
その言葉の意味が判る、
というのは僕の傲慢です。

夜、また散歩に出かけました。
ある方が、
映画「めがね」をDVDで買った、
という知らせが来て、
それは僕が以前、
「良い映画ですよー」
と知らせたのですけれど、
鏡というか、
自分が発した言葉や話題が、
その方に反射して、
こっちに戻ってくる、
そんな大切な方がいます。
だから、もう一度、観てみよう、
と「めがね」を借りてきました。

不思議だな、
と思うのですけれど、
その方が「本当にそうだよなー、と思う」、
と言ってくれたこのブログの内容を、
小説で使ってみると、
それがハマる。
今回の作品も、
その方の言葉を、
数カ所、
拝借させてもらいました。

それは、
「胸の中まで空色になる」
という、
美しい言葉です。

雪の輝き

2011年01月17日 | 生活
朝、暗い中、
自転車に乗って、
地下鉄の駅まで行こうと思いました。
けれど、よく考えてみればそれは無理。
すぐに自転車を戻して、
積もった雪を踏んで、
ザックザックと歩きました。
随分、雪が降って、
こんな朝になるとは。

雪がキラキラと輝いているのを、
僕はきっと初めて見ました。
以前、同じような、
雪の結晶が、
街路灯に反射して、
光っているのを、
見たことがあると思うのだけれど、
それは見たとはいえません。
憶えていないのだから。
だから、
今朝は、
雪というのは、
薄暗がりの中で、
こんなにも、
粒が輝いているんだ、
と思いました。
きれい、きれい、きれい、
と思いながら、
地下鉄までの徒歩は、
良かったです。

労働中止の連絡を受けたのは、
本山。
それから、
ぐるりと環状線で戻って、
また雪の中を歩きました。
ザックザックという感じです。

帰ってから、
すごくカレーうどんが食べたくなり、
食べました。
録画しておいた、
たけしの件pの番組で、
スタッフ・ベンダ・ビリリが出ているのを見ました。
「段ボールで寝ている、マットレスが欲しい」
という歌詞があって、圧唐ウれました。
スタッフ・ベンダ・ビリリというバンド名の意味は、
というより、
ベンダ・ビリリという名前の意味は、

「外見にとらわれるな 内面を見ろ」

というリンガラ語の意味だそうですけれど、
番組の中で、
別の意味もあるんだ、
とメンバーが言っていて、
それも前向きな意味ですけれど、
今、思い出せません。
とても素敵な意味だったのは、確かです。

:補(「その先を見ろ」という意味もあり。リンガラ語)

生で演奏を聴いてみたくなるのは、
僕だけではないでしょう。

11時から2時までこたつで熟睡してしまいました。
夜、また歩きたくて体がうずうずしてきたので、
雪道をかなり歩いてきました。
ゲオで、
「パーマネント野ばら」が出ていたので、
借りて観ました。
この映画はシリアスでもあるのですけれど、
それを包み込むのは、
映画に出てくる、海です。
それは熊野灘と同じ、
太平洋の、
遠浅の明るい、海です。