kotoba日記                     小久保圭介

言葉 音 歌 空 青 道 草 木 花 陽 地 息 天 歩 石 海 風 波 魚 緑 明 声 鳥 光 心 思

傾く。

2008年02月29日 | 生活
辺りが明るくなって、
太陽のしたで、
青い空見て、涙がでた。

やれることから、
やっていこう、
と思ったのは、
午前中。

奥田民生の「陽」
という曲を胸で歌う。
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茫然自失、青天の霹靂、寝耳に水

2008年02月28日 | 生活
早朝のカップル。
何故、男女はあんなにもくっつくんだろう?
不安だからか? わからん。
「わからん」
と僕。
「ホテルから出てきたばかりだからだろう」
とオジ。
にしても? わからん。
スキンシップは、本能か。??

---

奥田民生「アドレナリン」、胸で鳴る、口ずさむ。

---

「金と女」
と、オジ発す。

---

茫然自失。
「何が起きるかこれだから人生、わからん」
とか、
ネガティブな思考と、
「何が起きるかこれからわからん、これだけひどいことがあるから、
たぶん、予想もしない良いことが起きる」
と、ャWティブな思考。

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続・ニッャ唐フ小説

2008年02月27日 | 文学
昨夜、布団に入ってから、
高橋源一郎著「ニッャ唐フ小説」の中で記述されている、
詩人、荒川洋治について考えていました。
荒川洋治が文月G誌に連載で、
長期で「日本の文学」について書いていたそうです。
それに呼応するように、
高橋は荒川の発言に言及しています。
それは、「ちからが足りなくて」という章に、
かなり長く書かれてあります。
本書で高橋がいかに荒川に尊敬の念を持って書いているかが、
とても伝わってきて、荒川のことを、
「定点観測」という言い方で書いています。
この「定点観測」という言葉は、
数ヶ月前に、やはり文学評論のことを新聞で読んで、
誰それが、誰かの文剣]論の仕事を、
敬意を込めて、「定点観測者」と書いていたので、
覚えていたのです。

布団の中で、
改めて荒川洋治は正しい、と考えていました。
一番凄いな、と思ったのは、
「小説は一番先頭の人のを読めば良くて、
あとは無視してもいい」
といった発言でした。
高橋じゃないけれど、
「そこまで言っていいのか?」
と思いましたけれど、
たぶん、それは正しいと思いました。
厳しい、荒川は厳しいのです。
それが、今、一番、大切だと思ったし、
奥田民生の言葉じゃないけれど、
「血走ってやらないと」
話にならない、と思いました。

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寒極まる

2008年02月26日 | 生活
今日は何週間ぶりに、
労働が定時に終わりました。
とてもうれしいのは、
「一週間分、5時間ぶっ続け日曜まとめ書き」をせず、
こうして、日記本来の、
今日のことを今日書けるからです。

今日は、朝からくもっていて、
みぞれになり、昼前には湿った雪になりました。
オジと雪を見ていると、
雪がだんだん大きくなって、
雨だったら、大粒の雨だろうな、
と僕は思いました。
オジは「寒いなあ」
と言い、僕も、
「寒い」と言いました。
手がかじかんでしまったし、
たくさんのタンパク質を食べて、
体を温めました。
宇宙に雪が降る、
と胸で言ってみましたけれど、
イマイチなので、
メモしませんでした。

オジが昼休みに、
納屋橋饅頭を二個買ってきました。
一つ頂くと、
とてもおいしかった。
久しぶりに納屋橋饅頭の酒くさい味を、
楽しみました。

2月が一番寒い、
と実感した日でした。

そろそろ、労働をする日にちが、
少なくなってきました。
指折り数えるほどになってきました。
また念願の、文字通り、
念願の小説が書けるのです。



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どこへでも

2008年02月25日 | 生活
晴。

ここ数日前から、花粉が飛んでいると思います。
くしゃみが出始めているからです。
オジも鼻炎があって、
どこからか、試供品の「花粉症飴」というのもを、
手に入れてきました。
みんなで食べてみて、
甘くて、ミントっぽい香りもあって、
「天国の味がする」
と僕が言ったら、
みんなが笑いました。
ああ、おもしろい言い方をしたな、
と自分でも思ったけれど、
僕はつられて笑わずに、
メモしました。
アレンジして、次作に使えるかもしれないからです。

---

映画館を訊ねられ、
お婆さん達に教えてあげました。
「おかーさん、何見に行くん?」
と訊くと、
「母べえ(かあべえ」
だと言いました。
最初、
「壁」と聞こえ、
安部公房の小説「壁」が、
映画化されたのかな、
と本気で思ってしまい、
数秒後に、
あ、吉永小百合の映画だ、
と思い当たりました。
それに、
「壁」は確か、映画化されていたのじゃないかしら、
あれ、違ったかな? あ、「砂の女」だったかな、
判らない。

---

オジと僕は交代で休憩に行きました。
まずオジが行って、戻ってきて、
「小久保君、行ってこい」
とオジが言い、
コンビニで何か買って休憩場に行っても良いし、
どうしようかな、と思い、
「どこへ」
と僕が言うと瞬時に、
「どこへでも」
とオジが返しました。
「どこへでも」
という返事と、
その返事の速さに、つい大笑いしてしまい、
何でもないことなのに、
オジが言うと、
本当におかしいから不思議です。
「どこへでも」
という言葉が、
とても広義に聞こえて仕方がないからです。


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ニッャ唐フ小説

2008年02月24日 | 文学
夕方、洗濯物をしまおうとベランダに出ると、
東の空、彼方に、山が見えました。
強風で塵や埃がないためでしょう、
普段では見ることができない、
山の中にある、
鉄塔までが見えました。
こんなことは初めてです。

昼寝が今日はできて、
疲労も取れたので、
本を持って、ミスドへ。
途中、寒い夜道を歩いていると、
久しぶりのM氏から電話がありました。
話したいことや、
聞きたいことはあるのに、
民家が連なった細道を歩いていたので、
小声になり、あまりちゃんと話せませんでした。

ミスドに着いてから、しばらくM氏のことを考えて、
高橋源一郎著「ニッャ唐フ小説」を読了。
かいつまんで読んだ部分も多くて、
それでもナントカ、読み終えました。

文章、構成、内容、
というのが、
小説の3つの要素だと書いてあったので、
メモしました。
それと、
「あらゆる言語表現は、<意味>と<価値>の、
両方を所有している」
とも。
追記で、吉本隆明の2007年の記述「詩学叙説」を紹介していて、

詩  → 言語の<価値>に重点。
散文 → 言語の<意味>伝達に重点。

ということを高橋は引用していて、
僕も大切なところだと思ったので、
上記のように、メモをしました。
<意味>は判るけれど、
<価値>の方は、まだぴーんときません。
僕自身が理論立てて考える必要はないのですけれど。

あと中沢新一著「件p人類学」に合わせて、
高橋は何か書いていましたけれど、
何が書かれてあったのか、忘れました。
それよりも、この本はずっと前からチェックしていた
ことを思い出し、まず読むことの方が、
重要だと思いました。

『エピローグ&竝u』の、
最後の5ページが、
とてもめそめそしていて良かったです。
このめそめそ感が、
高橋源一郎の魅力の一つなのです。
「源ちゃん、がんばれ」
と言いたくなってしまう素敵な5ページでした。


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風、青空、みぞれ、夕暮れ

2008年02月23日 | 生活
土曜の朝は、ニュースをやっていないので、
天気予報は判りません。
結果、毎週、アンパンマンを見ながら、
出勤準備となります。
ところが、このアンパンマンに、今日も見入ってしまい、
ああ、おもしろいなあ、といつも思います。
そのうち、ちゃんとDVDを借りてこよう。

---

昼前から、突風です。
凄いです。いろんなものが飛びますし、
小さな竜巻ができて、大きくなって、
土埃をあげて舞っていました。
その前にいた南口さんは、
完全にフリーズ。
僕らも、飛び物注意です。
そんな中、
オジが、
「小久保君、今な、また別れ話の男女がいた」
と言います。
20代前半の男女。
「わたし、あなたについていけない」
と女。
「そんなこと、そんなこと、いわれても」
と男。
男、女の腰あたりを触ると、
女はその手をはねのけた、らしい。
彼らは西から東に向かったらしい。
その後、
またオジが、
「小久保君、さっきのカップルな、」
どうやら、男は女にブランドのバッグを買い、
手を繋いで西に帰っていった。らしい。

---

大風、来。
風雨時、ラブサイケデリコの「カーネーション」という曲が、
胸で鳴る。
夕方、
奥田民生の「トリッパー」という曲、
胸で鳴る。
どこぞのおとーさん、
帽子を被って、
眼鏡をして、
ちょっと小太りで、
西の空にある、
雲の中の白い陽玉を、見入る。
その姿、何かしら、胸に残る。

夕(17時半)、
雲は北西から南東に向かう。
速い動き、
みぞれ、少々。
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森山開次

2008年02月22日 | 生活
オジはお金を本当によく拾います。
そういう運命の人なんだろうと思います。
何度も、警察にオジは届けに行きます。
今日もまた100円拾ったそうです。
もっと高額な現金を、
オジの話の中で、何度も聞いていて、
「わしにもわからん」
とオジはその運命について、
ひとりごちます。

---

中日新聞で、けさのことば、
という岡井隆さんの言葉の紹介コーナーがあります。
今日はこんな言葉です。

「孤独とは、気がとおくなるほど遠い涯てにむかってひたすら歩むこと。」
(最初の「とおく」は漢字です)
   ---『三つの言葉』宇佐見英治

日常使われる孤独という言葉のイメージとは違う、
もっと全身で前進する力にみなぎっているような、
そんなイメージです。
著者は、「召し捕られるまで歩く」と、
言っている、とのこと。

かっこええねえ、めちゃ。
ほれぼれするわい。

---

今日、黄色い服の娘さんから、
チョコを頂いた。
もうすんげえびっくりした。
オジと二人分。
なんでも、バレンタインデイの時、
わいらが見あたらなかったらしい、
で、本日、と。
まあ、思いも寄らぬことだったので、
本当にうれしい気分になりました。ありがとうね。

---

今日はあたたかい日で、
人がたくさん、道を歩いていました。
虫もそろそろ出てくるかな、
とあまり突然多くの人が道を歩き出したので、
虫のように思えて、
人も虫も、温かさが好きです。
ただ、人は寒くなったら暖房がある家に帰ることができますけれど、
虫は一度出たら、そう簡単に土に戻ることはできないので、
慎重に、気温が安定するまで、まだ、
土の中にいます。ひっそり。

---

夜、録画しておいた、
森山開次(ダンサー)と、
川上未映子(作家)との、
コラボレーションを見ました。
「わたしはゴッホにゆうたりたい」
を川上は朗読し、
森山が、川上のまわりで踊りました。
たぶん、森山は、ゴッホの作品をイメージして、
踊っていたように思います。
川上の朗読が、森山によって、活きてくるのが、
よく判りました。
森山開次は、「踊りが一番自分を表現できる。
言葉では、とてもしどろもどろです」
と言っていました。
しゃべっている時は、あまりおもしろくなかったのに、
ダンスの映像になると、
圧涛Iに、森山のダンスに、言葉が凄くたくさんあると思いました。
ダンサーでも、言葉を持っていない人もいる中で、
ああ、このダンサーは、言葉の人だ、
と思いました。
森山開次のダンスに、
僕は言葉を感じたのです。
言葉を発生させる何か、
というか。
それをたぶん、詩というのじゃないかしら。

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popopon,pon♪

2008年02月21日 | 生活



柳の木です。
もうすぐ、この柳の木とも、さようならです。
この木に、僕もオジも助けられました。
暑い時に、木の下にいると、
本当に涼しかったのです。
今は冬ですけれど、
「葉が出てきている」
とオジが言うので、
見ると、確かに、てっぺんあたり、
少し、葉が出ています。
今は裸木に近いのですけれど、
柳の葉は、冬でも、チャンスさえあれば(あたたかい時)、
葉を出します。ずっと見ていたから知っています。

---

Aさんが昇天したばかりのメジロを見せてくれました。
手に乗せてみると、案外、重かったです。
一ヶ月ほど前、オジと発見した瀕死のメジロとは、
違うだろう、と3人の見解は一致しました。
外傷でしょう、とAさん。
都会には窓のビルがたくさんあって、
Aさんが、
「野生のメジロは、どこかに当たったんじゃないか」
「窓かもしれませんね」
とオジ。
以前、車に当たったのか、道で昇天した鳩を、
木の下まで持って行くとき、
初めて鳥を持ちました。
その時、鳩の軽さに驚きました。
骨は空洞になっている仕組みで、
餌も飛んでいる時に、かなり未消化のまま、
ふんにして落とすらしいです。
速く、遠く、高く、飛ぶためだと思います。
未消化の種がふんとともに、地に落ち、
ふんを肥料に、発芽するのが、
植物と鳥との共生関係。

---

午後、オジが、
通り過ぎる民を見て、
「寂しそうだな」
といいました。
「きっと寂しがりいじゃねえ」
と、わい。
「わいは、寂しくない」
と、わい。
「小久保君は、活字と遊んどおるけんなあ」
と、オジ。
「その通りじゃあ、オジ!」
と、わい、発す。
まったくもって、
その通りなのです。

---

ペンキ屋さんが、
「popopon,pon」
と、歌っていたのを、
我々は聞きました。

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奥田民生、鳴る。

2008年02月20日 | 生活

陽の当たる所にいると、
「あったか過ぎるで、雨だね」
と石屋さんがいいました。
「あっ、そうですね!」
となるほど、あたたかさの理由に納得しました。
確かに、あたたかい日の翌日は、雨の日が多いです。
明日は、雨かな。

---

奥田民生の「なんでもっと」の中の、
「愛とはゆがみのつえ、すべてのバランス」、
胸で鳴り響く。
奥田民生の「ちばしって」の中の、
「血走って、やっとかないと 神様のほうびはもらえない」、
胸で鳴る。
奥田民生の「カイモクブギー」の中の、
「あたりまえみたいな顔してろ でないと今をのりきれないぞ」、
胸で印す。
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鵜、本。

2008年02月19日 | 生活








鵜の群です。
V字型を作ったり、
堀川に滑走していきます。
自転車をとめて、写。
橋付近の、
散歩の老人さんや、
子供らも、
「すごーい」
と鵜のすることに発す。

---

夜、図書館へ本を返却。
結局、読めなかった本を再度、借りました。
それと読みたかった詩集(谷川の新刊、蜂飼耳の詩集)があったので、
上機嫌で帰りました。
それと僕にとっては未知の詩人、斉藤恵美子著「最後の椅子」も借りました。
図書館に行くと、かなり気持ちが高ぶります。
これだけ本があるのは、かなり興奮します。
「読んでくれー」、「手にとってくれー」
と声なき声に耳を傾け、
勘で斉藤恵美子さんの本を借りました。
いつまでもいそうなので、
意識的に帰宅。
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もうすぐいっぱい春が来る

2008年02月18日 | 生活
白いバイク
しぐさ

---

「執筆はストレスさえなかったら、オーケーだ」
とオジ、発す。
オジは突然、そう言う。この助言は助かります。

---

もうすぐいっぱい春が来る。

---

今朝も、鵜のV字型が美しかった。

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いろいろ

2008年02月17日 | 生活


写真は、北西の窓、夕方、デスクから。

朝、アンブレラ氏と会食。雑談。
テレビ「週間ブックレビュー」で、川上未映子が出ていた。
アンブレラ氏と握手をして、
家に戻る。

---

先日、録画しておいた加藤和彦出演のNHKの音楽番組を見ました。
ミカバンドを再現していたのも見られたし、
「天国のよっぱらい」(っていう曲名だったかな?)
のアレンジも素晴らしかったし、
「あの素晴らしい愛をもう一度」などを聴いていると、
北山修さんの歌詞も良いのだけれど、
加藤和彦のアレンジや、メロディも良いのだけれど、
たぶん、あのヘタウマの歌、というか、
加藤和彦の声の良さが、
僕は一番おもしろく感じました。
加藤和彦の声の良さを、今頃になって気がつきました。
映画「パッチギ」は、加藤和彦(フォーククルセダーズ)が、
音楽を担当しているのですけれど、
大ヒットの要因は、間違いなく、加藤和彦さんの音楽だと思います。

---

花に水を、
布団を干して、
筑前煮を作り、

---

先週の週間ブックレビューで、
中上健次の評伝を誰かが紹介していました。
編集者の話になり、
中上の話ではないのだろうけれど、
司会の中江有里さんが、
「編集者の仕事って大変だと思う、作家の原稿を見て、
作家が何を言いたいのかを見極めていく、作家本人が気が付かない、
何が言いたいのかを、探って、そして原稿を返す、
深い仕事、凄い仕事だと思う」
といった内容のことを言っていました。
その話が、一番印象に残りました。
そうやって本を読んでいくのは、
しんどいけれど、
とてもおもしろい読み方だ、
と本気で思いましたので、
メモをしました。

---

夜、ミャンマーの海洋民族の番組を見ました。
海洋民族という言葉も知らなかったし、
生活様式も、知りませんでした。
船の上で暮らす、生まれて、死ぬ、
暦がない、中には視力8の人もいる、
子供は大きくなると、自分で船を造る、
なまこをとって、薫製にして、
町で売る、そのお金で粉ミルク、米を買う。
時に、森にあがり、木に登り、マンゴーなどの果実を、
枝ごと落とす、それを家族で食べる、子供にとって、
マンゴーは唯一甘いもので、お菓子代わり、
基本食は、魚。
海洋民族は独自の言葉を持ち、
マイノリティであるがゆえに、
国は村(海洋民族の)を作り、
船上生活から、地上生活にさせようとしている、
理由は不明。
一年に一度、ウミガメを生け贄にして、
海の神に捧げる。
その祭をカメラは撮っていて、
巫女の神への言葉が、
とてもおもしろかったです、
というのは、不思議な言葉だったから。
後、祭事の言葉はチェック要。

---

高橋源一郎著「ニッャ唐フ小説」読む。
詩人、荒川洋治の「散文」と、
作家、保坂和志の「散文」の比較の部分を読む。

「白い家が並んでいる」散文。(保坂)小説の側)
「家、白い!」散文。(荒川)詩の側)

ここらへんの文は、とてもおもしろい部分です。
というか、高橋源一郎って、
ずっと前から詩のことしか話していないのじゃないか、
と思えるほど、詩への愛情が凄いです。

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シマモト君

2008年02月16日 | 生活
まず、先日もらったチョコを、
オジと朝から食らう。
茶色の粉が振ってあって、
卵みたいな形で、
たいへん美味でした。
粉だらけになって、
わいらは味わった。
おいしい朝です。

次は団子です。
たくさんあるので、
一人では食べきれず、
持っていきました。
しょうゆ味のが3本、
あんこでくるんだのが3本。
それぞれ、別パック。
「オジ、アンブレラ氏から土産でもろうたんじゃ。
今日中に食わなんだらあかんけん、持ってきた」
「ほうか。じゃあ、あとから」
「どっちがええ? オジ」
「しょうゆの方をもらう」
で、もう一パックは、布爺たちへ出前。
昼、わいらは食うて、
ほんま、すんげえ美味い。
布爺に、午前中、味を訊いたら、
「あれは美味かった!」
と発す。
で、オジは、
「普通な、小久保君、『名物』って書いてあるのは、
たいしたことないんじゃあ、でも、これは美味い」
「ほらあ、よかった」
持っていって良かった。
みんなマジで喜んでくれたし。

---

重い荷物を運ぶ職人さん達がいます。
荷物は一箱15キロあって、
それが大量にあり、
終日、それを運ぶのです。
5人ぐらいで運んでいて、
その中に、ちょっと雰囲気が違う若者がいました。
他はみんな筋肉が凄そうなのですけど、
その若者は、まだこの労働を始めたばかり、
という感じ。
午前中、彼は目にゴミが入ったらしく、
僕に「目が」
というもので、
「どうしたんじゃ」
と訊き、
「痛い」
つーもんだから、
蛇口まで手を引いたら、
まるでお母さんの手と間違えているんじゃねえか、
と思うぐらいに、しっかりわいの手を離さなんだ。
二回ぐらい、彼、シマモト君が転びそうになるので、
僕もまるで息子の手を引いているような気分で、
やっとこさ、蛇口に辿り着いた。
「眼鏡とらなあかんけん」
と、わい。
シマモト君は、眼鏡をとって、
細い体をかがめて、
蛇口に目を寄せた。
「出すけん、ええか」
と、わい。
うなずくシマモト君。
で、まあこっちも忙しいし、
何度か、蛇口をひねったり、閉じたりして、
世話の限りをして、
「どうじゃ?」
と訊くと、
「目に金属が」
と言うもんやから、
マジかよ、
と、他の職人捕まえて、
「彼、目に何か入ったみたいで」
と言うと、
「あ、今、ちょっと」
と、世間の風は、ひゅー。
もう一人が、
「どうかした?」
と言うので、
「彼が、これこれしかじかで」
とわいが言うと、
「ふーん」
と、世間は、みなお母さんじゃねえ、
ってことに、シマモト君は気が付かない。
で、もう一度、シマモト君のところに行き、
「大丈夫か?」
と訊くと、
「はい」
と言う。
なら、最初からそう言え、ちゅーに。
でも、痛かったよね、ごめんよー。
で、僕はお母さんをやめ、労働に戻った。
シマモト君も労働を再開した。


みなが、二箱(計30キロ)を、
担いでとっとと動く中、
彼、シマモト君は、一箱。
それはそれで、勿論、
僕もオジも、一往復したら、
へとへとになる労働ですから、
何も一箱で文句を言える筋合いはありません。
だがしかし、午後から登場したオジが言いました。
「シマモト君だけは、一箱だ」
とシマモト君が奥の方にいる時に。
ところが、
シマモト君が、それを聞いてしまい、
普通の感じで、
二箱担ごうとする。
「無理はあかんぜよ」
とわい。
「一箱でええんじゃ、無理したらいけん」
とオジも真顔。
「いえ、二箱いきます」
とシマモト君。
男、シマモト君が大地に立った、一人で。
で、よろよろしながら、なんとか、
二箱(30キロ)を持って、行った。
30キロなんて、たいしたことないよ、
なんてとんでもないですよ、みなさん。
長い距離と、長時間ですよ、みなさん。
でも、シマモト君は、その後、
一箱ではなく、二箱を継続した。
オジがわいに言った。
「シマモト君は、見かけによらず、男だ」
他の職人さんも、
「おお、二箱持ってる」
と嘲笑気味に笑う。
シマモト君は、華奢だが、
何か、淡々として、凄い。
オジが、
「シマモト君は凄い」
とシマモト君に言うと、
照れて笑う。
どこかしら、自信にもあふれて、
しゃっとした表情も出す。
わいらは感動した。
今まで、一箱しか持てなかった人が、
たぶんに、他の職人さんに引け目を感じる時もあっただろうに、
その体つきを見、根の優しい職人は、
「無理するな」と一箱のシマモト君に、
有言無言で言っていたに違いない。
無理して腰をいわすと、
かえってやっかいだからだ。
ところが、
今日、オジの一言で、
シマモト君が、男を上げた。
午前中のシマモト君へのお母さん役をわいがやり、
午後からオジがお父さん役である、結果的に。
休憩時間になり、
シマモト君に僕らは話しかける。
たいしたもんだ、と。
そいで、
彼は学生だという。
それも韓国の大学に留学していて、
今、日本でお金儲け。
すんげえ。
「で、どこの大学? ソウル大学?」
一見、虚弱ではあるけど、
頭は良さそうだ、とわいはマジで思っていた。
訊くと、
大学名はいわなかったけど、
ソウル大学みたいなものです、
と言う。
げえ、すんげえ。
僕は興味が強くなり、
さらに訊く、
「何学部?」
「言語学部です」
わいは、、、、。
すんげえ。
「え、じゃあ、あれ、比較言語学とか?」
「そうです、韓国語と中国語と英語で」
シマモトさん、凄い。
「あれ、じゃあ、ハングルって、象形文字みたいだよね?」
と僕。
「いや、どっちかというと、ローマ字に似ています」
ね、学者さんです。
「でも、なんで言語学をやろうと思ったの?」
「父が宗教の関係で英語云々、、、まあ、言語が好きなんです」
ほら、本物だ。しかも今日、二箱持った。
「ただもんじゃないな、やっぱり」
とジュースを買いにいったシマモト君の後ろ姿を見て、
オジが言った。
おもしろい出会いでした。
でも、シマモト君は、
もう僕らのことを忘れているでしょう。
おぼえていると、うれしいな。
あと、腰、いわさないよーに、と願うのみ。
大丈夫かよ、マジで。。

夜、雪が降る時間になっても、
僕らは労働をしていました。
今日のいつだったか、
「車の一台もひっくり返すぐらいパワーもたなあかん」
とオジが誰かのことを言っていました。
この言葉は、使えると思って、メモ。
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団子の誘惑

2008年02月15日 | 生活
冷風、晴。

オジが急用で、休みで、
グイと責任がわいにかかり、
体重が1,5キロ減りました。
いわずもがな、多忙の極み。

雲、
北西から南東に向かう。

朝、アンブレラ氏から電話がありました。
本当は今日からアンブレラ一家が、宿泊予定でしたけれど、
御子息が風邪ということで、
アンブレラ氏のみが来名とのこと。
氏はきゅうきょ、他で宿泊らしく、
夜、少しだけ来宅。
「名物」と書かれたたくさんの団子と、
どらやきをおみやげに頂きました。
すごく食べたかったのですけれど、
もう歯も磨いたし、
寝る前だったので、
辛抱しました。
男は辛抱が肝心です。
だがしかし、
辛抱し過ぎるのはよくないので、
そこいらへんが、
妙なところ。
でも、わいは、食わなんだ。わいは偉い。
また男を上げた。
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