kotoba日記                     小久保圭介

言葉 音 歌 空 青 道 草 木 花 陽 地 息 天 歩 石 海 風 波 魚 緑 明 声 鳥 光 心 思

そうしたい

2019年09月30日 | 生活
静かにしている
静かに
している

風が吹いている
西北の窓から
吹いてくる

静かにしている
静かに
している

呼吸を整え


この風は
台風の風か

気づくのが
ずいぶんあと

静かにしている
静かに
している

呼吸を整え
水を飲み
しなければいけないことを
やめ
静かにしている
いや
しずかにしている
の方が
正確に近い

勢い立って
あれもこれも
こうした方が良いと
あれもこれも

こうしたい
ああしたい
の最優先
それを
真剣に
生活に
取り入れたい

できるかな
そうしたいな

しずかにしている
しずか

している




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山に雨

2019年09月29日 | 生活
16時半からの
一時間半

夜は静かにやってきて
窓を開けると
風が来る
風に吹かれて
カーテンを開けたまま
眠る

山の静かの声
静かの声
知恵の声
癒され
眠る

山に雨
その
潤い

山は生き返る
雨のおかげで
木も草も土の微生物も
動植物も
すべての
生態系に
必要は




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ブルーロード

2019年09月28日 | 生活
くもり

コンビニで
パンとアイスコーヒー

ブルーロード
南東へ向かう

神社

寒かったり
暑かったり
服を着たり
服を脱いだり
窓を開けたり
閉めたり

安定

22時就寝


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揺れる水面

2019年09月27日 | 生活
その声は震えていた
その声は泣き声が混じってきた
水を飲むこと
ご飯を食べること
寝ること

それからです

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梅干し

2019年09月26日 | 生活


手作り梅干し
弁当初デビューの巻

東の空
入道雲の手前を
ジェット機が
下降していった

樹絵の歌
鳴る

ピーナッツの食べ方について



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氷袋

2019年09月25日 | 生活
空青く
雲白く
葉は緑
風は吹き
陽は金

今日は氷袋を脇に挟んで


飛ぶ
アゲハ
飛ぶ


雪の見学
姉妹の歌
鳴り響く
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地面に釘を打つ男登場

2019年09月24日 | 生活
くもり

新しい家
建つ

涼しき

缶コーヒー

昨日までの二日間

姉妹の歌
今日も鳴る

「せっかく生まれてきたんで最後まで一生懸命生きようと思う」

健康な若者が言った

何だか胸に来た
わたしの場合
結局は
言葉を書くしか他はない
あと健康と
詩で
「生きることは苦しい」
といい過ぎたかもしれない
これからはやめよう
「生きることは楽しい」
にしよう。それが良い

そういえば
誰かが言っていた
「死ぬまで可能性はあるもんね」



「生きていれば良いことあるさ」
と今度は見知らぬ男が
ひとりごち
地面に釘を打って
西へ向かった

妙な日

王将
楽しよう

JOEの言葉

今日も
姉妹の歌
鳴る

雪の見学




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姉妹の歌

2019年09月23日 | 生活
くもり、晴

台風の風

たくさん寝る

ゴーヤの枯葉が目立つ

姉妹の歌
聞く




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言葉の櫂

2019年09月22日 | 生活詩
    




あなたはこの世に生まれた
たくさんに感動し
たくさんに激昂した
たくさん悲しみ
たくさん寂しがった


あなたはこの世に生まれた
たくさん思い
たくさん考えた
たくさんの人に会い
たくさん喜び
たくさん傷ついた


あなたの自由は叩かれた
世間にも親にも叩かれた
孤独を初めて知った時
あなたは本を読んだ
本はあなたを連れてってくれた


生まれつき
人より弱い体
人より繊細な心
どこをとっても生きにくい人生だった


あなたを助け続けた本のありか
自分で物語を語り始めた
それは孤独のためだった
それだけのためだった


あなたは腰が痛い時
労働に出た
歯ぎしりしたけど
誰にも聞こえぬように
食いしばった


無理解な人たちに絶望した時
祈りに引き寄せられた
あなたは祈る人になり
祈ることでまた生き直した


何度生き直せばいいのだろう
そう思いながら
寂しさだけがあなたの手を引いた
あなたは言葉を書いた
冬の積もる雪の中
骨に染み入る冷たさの中
太陽が熱射となってあなたが唐黷髓
本を読んで狽チた思考体系を総動員して
誰に読まれるでもない物語を紡ぐ



あなたの生まれつきの献身は
恵まれぬ友に注がれて
聖人の如く生きること
それが自分の使命であると
直感した


あなたは命について考える
あなたは祈りについて考える
あなたは太平洋の明るい青について考える
鳥が空を飛んでいたにも関わらず
あなたは川を見入っていたのだ


音楽が聞こえた瞬間
あなたの激しい本能が動く
自分では制御できない興奮を
色めきだったリズムに体ごと持っていかれる
あなたは静かに興奮し続け
前世の記憶が瞬時に蘇り
あなたの記憶から瞬時に消えた


誰かと会う
おいしいものを食べ
その喜びに
幸せを感じはするものの
誰かが「じゃあまたね」
と行ってしまうと
寂しさが襲うことは承知していると判っていても
常にその承知はあなたを叩いた


叩かれ続けた人生だ
言葉であなたは叩き返す
それは音楽の如く
リズムにまかせ
すべて体に宿った寂しさが根源だと
判っていても
寂しさが帳消しになるまで
まだ時間はかかる
あなたは打つ
あなたは叩く
打ち返し
叩き返す
喜びと寂しさの舟に乗って
川を下って海までゆくのだ
孤独の燃料が切れるまで
エンジンはまわり
舟は進む


疲れた
そう思ってあなたは言葉の舟に横たわる
エンジンを切ってみる
孤独が汗で吹き飛ばされて
燃料は切れる
ところが
エンジンは回っていないのに
舟はゆっくり進んでいる
惰性でも強い風が吹いているわけでもない


あなたは気づく
川が流れている
水が海に向かって流れている
舟は水に浮き
川の流れの力に乗って
ゆっくり進んでいることを知る


岸に向かってぶつかりそうになると
言葉の櫂で舵を切る
そんな技術さえ
自然に身に付け
舟は今日も進んでゆくのだ


海に向かって


祈りはあたなを助け
人を助けることも知った
知識は役に立たず
言葉の櫂を漕ぐだけが
本当の力になると判ってきた


けれどあなたは思考する
思考は海までの道しるべ
水路の地図になっていた


海まであと少し
海まで出たら
喜びと寂しさの舟で
もっと先までいくのだ
大波に打たれても
あなたの舟は沈まない
船底でたくさんの魚たちが
あなたの舟を持ちあげて
あなたを助ける
あなたがたくさんの祈りをささげただけの
恵みが今になって与えられ
一人あなたは櫂を漕ぐ
言葉の櫂で海原までも


潮の満ち引きの不思議も知って
月の煌々とした明かりの調べ
太陽のある空の色も
今になってわかってきた
あれは「青」だ


波の糸に操られ
言葉の櫂で漕いでゆく
たった一人で漕いでゆく
苦しんできた人生は
輝く水面の奥底に
ゆっくり沈み
魚たちの餌になる
あなたの背負った苦しみは
いずれ微生物になり
食物連鎖の輪に入り
やがて水となって
雨に変わって降ってきて
あなたの耳を濡らす


この雨は誰かの喜び
この雨は誰かの悲しみ
この風は誰かの怒り
この風は誰かの意志


祈り
櫂を漕ぎ
薄幸の友に届けとばかり
言葉の櫂を漕ぎまくる
あなたが以前求めた慈悲と
あなたが現在与える慈悲は
せめて与える分が越えてほしい
そう願いながら
愛を思い考えながら
太陽に帰ってゆくその日まで
あなたは生きる
喜びと寂しさの舟に乗って
言葉の櫂を漕いで
海原の光の中で
溶けてゆくまで
あなたは生きる
誰かのために
あなたのために
命をかけて
生きてゆく



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雨降らずの巻

2019年09月21日 | 生活
くもり

まだ9月の半ば過ぎだというのに
すでに手帳に余白なし
何を書いたか
大きな字で書いたか
すでに最後のページまで
文字で埋まって
付属のテレフォンリストの
数ページに
今日の日付を書いては
記してゆく
この数ページが終わったら
手帖に入れてある
メモ用紙に
書くしか手立てなし
はて
何をそんなに書いたのか
ろくでもない落書き手帳

---

夜中に雨が降ったので
朝の行き道
雨降らず

日中も降らず
帰り道も降らずの
良き日なり

鳥を二羽持った少女
鳥を一羽持った少年
橋の四隅で
対になって
合計四体
少年少女は
動かずに
あたかも
橋の四隅で
結界を作るが如く
立っている
ここは瑠璃
黒いトンボか蝶が
群生する場所
パワースャbト黒川

ともかくも
雨降らずの巻
うれしい


ありさんありさん
もうすぐ雨降るよ

麦わら帽子
路に落ちたまま
夏が過ぎ
朽ち果てる麦わら帽子

瑠璃からもっと北上できる
散歩道
それでも
ここが
力点の場であることは
間違いない


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秋晴れ

2019年09月20日 | 生活


秋晴れ

その声の震え方
泣き声でさえあり
喜びにも
震える魂
そのきれい

メロディが湧く
「故郷」の走り書き

今日も
氷袋使わずの日
めでたい



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青空ジッパー

2019年09月19日 | 生活


暑き日

青空ジッパー

茶の蝶
飛ぶ


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氷袋使わずの日

2019年09月18日 | 生活
昨日は晴
今日はくもり

明け方5時
驟雨の音
涼しき朝

日中も涼しき
脇に挟む氷袋も
今日は枝にぶら下げたまま
終日使わずの日

35度以下になると
蚊が活動するという
蚊に刺された
思えば
わたしも蚊と同じ
涼しくなれば
活動せん

---

ネットのニュースで
とうとう風邪を予防するワクチンが
できる見通しがついたと報じ
「人は科学を発展させているけれどまだ風邪を治す薬は発明されていず、それができればノーベル賞ものです」
と若い人が
ずっと前に言っていたことを
思い出す

午後
ええ風が吹きおる

リンゴを齧りながら
空を見て歩いていた
若き日のこと
上司にそれを見られ
翌日
「あほみたいだった」
と揶揄されたことを
何故か思い出し
それはそれで自由な行い

誇らしげにさえ思ったあの日

青空の景は
万とあり
いつも同じ空はなく
同じ雲はなく
同じこころはなく
同じことなど
まったくない
同じようで
よく見れば
昨日と違うところが必ずあって
日々
時々
瞬時に変わる
事象の中で
揺るがぬ信念などと
ほざく人間

青空
きれい
いつも



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天然風速計

2019年09月17日 | 生活
今年最後の収穫
ゴーヤを全部
袋につめて
口を結んでバッグに入れる

鳥と緑と川の道
そそくさと
ペダルを漕いで
ゆく

子沢山の同僚に
ゴーヤを差しあげ
これでやっと
ゴーヤが終わった

ホッとする
ゴーヤの怪の夏祭り

朝に天井から
落ちてきた粒
その色彩の不思議
あっと思い至って
驚く早朝

---

風がある
木陰
木の葉を見る
揺れていたら風がある
天然風速計

ぐったり疲れ
夜9時に寝落ちする




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生活者

2019年09月16日 | 生活
朝遅くから
風が吹き始めた

今日も明日も
暑いという

風は西から吹いてきて
扇風機の風と混ざる

見ているものを書くことが
皮膚が見ているものを書くことが
それも自分のゆったりした
速度で
自分の言葉で
書く
それが一番
心地よい

---

昨日も今日も
洗濯をする
すぐに乾く
今の季節だけ
寒くなったら
洗濯物は乾かない
くもりの日も
雨の日も

蝉はすでにその存在が忘れられ
秋の虫も今朝は鳴いていない
自然界のありようは
常に変化し
それは人体でも同じこと

きれいな空だ
涼しい風だ

暑くなるまえに
買い物に出かけよう
自転車に乗って


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