kotoba日記                     小久保圭介

言葉 音 歌 空 青 道 草 木 花 陽 地 息 天 歩 石 海 風 波 魚 緑 明 声 鳥 光 心 思

接吻

2008年05月31日 | 映画
朝は小糠雨です。
今日は、
セザンヌ先生に会いに行きました。
小説の進み具合を話していると、
「毎日、何枚か確実に書いていく人もいるね」
と先生は言いました。
セザンヌ先生は、たぶん、その堅実タイプの人だろうと思って、
「先生は、平均的に毎日、コツコツのタイプですよね」
と訊きました。
「いや」
と苦笑いが返ってきました。
「じゃあ、短期集中型ですか」
先生は照れた顔をして、うなずきました。
見かけに寄らず、でした。

先生は、僕を件p家だと言いました。
そんな言われ方をされたのは初めてだったので、
わざとそう言って、僕の気分を盛り上げてくれたのだろうと思います。
そして、僕の創作が難航している状況について、
「ある日突然、やる気になったりするものです」、
「件p家としては、今の状況は最悪ですね」
と先生は言いました。
先生の言うことは、いちいちが、
まったくその通りなので、
話を訊いていると、安心できます。
確かに、やるときは、
いっきに「がああーっ」とやるタイプです、僕もセザンヌ先生も。

それから、最近の気候変動が人体へ及ぼす影響の話を聞き、
「人間は機械ではないです」
と言いました。
体温調節をするために、人体はかなりのエネルギーを使うらしいです。

今池で地下鉄を降りるとき、
「人間は機械ではないです」、
という言葉を、
僕はスッと頭で考えていました。
案外、シンプルな言葉は、
シンプル以上の意味を持っているような気になりました。

---

ほどなく、
今池は「シネマテーク」で、
映画「接吻」を観ました。
友人に誘われて、という成り行き。
先週も、僕は今池にいました。
今池が呼んでいるのかもしれません。
「接吻」を観ていて、
人間の孤独のまたその奥にある、孤独を、
僕は僕の大切な友人の一人に重ねていると、
少し涙がでました。

それからラーメンを食べて、ビールを飲みました。
ウニタ書店に行き、今池界隈を歩いていると、
懐かしい気分でいっぱいです。
以前、僕はこの今池で、
歌い、歌を作り、夜の街を歩いていたのです。

それから、喫茶店に入って、
映画の話や、人間の話をしていました。
僕はかき氷を食べました。
友人は、コーヒーを飲んで、
「こんなにおいしいコーヒーは久しぶりだ」
と言いました。
というのは、薄いコーヒーで慣れていて、
そこのコーヒーは濃かったようです。
昨日観た映画「めがね」の中で、
かき氷を食べるシーンがあって、
それで、僕はかき氷です。
ミルクのやつが食べたかったのですけど、
なかったので、メロンのやつにしました。おいしかった。
「今池は良いでしょ」
と僕は何度も友人に言っていました。
ここは、名古屋で文化が生まれる土地です。
そういう地力があるのだと思います。
シネマテーク、得三、ウニタ書店、、。
歩いていて、僕は大須より断然、落ち着くし、
親しみのいっぱいある街です。
ブレードランナーを作った映画監督が、
この今池を舞台に映画撮影をするという話が、
一時期、ありました。
「この混沌と、近未来」
と僕は言うと、
「ふーん」
と友人は言いました。
小糠雨の中、傘をとると、もう雨はやんでいて、
水たまりを避けたり、そのまま進んだりして、
僕らはくだらないことで笑い、
どうでもいい話をしながら、
ぶらぶら歩いていました。
いつまでも、こんなふうに、
いい友でいられるといいな、
と思いました。

家に帰って、ぐっすり眠って、
シネマテークの「接吻」の解説を、
二種類、読みました。
この映画は、謎が多い分、
今後、
場面場面を時あるごとに、
思い出して、
僕は考えるような気がします。
わかったような、わからないような映画でしたけど、
こういう映画に限って、
心に残るものだと思います。
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めがね、赤塚

2008年05月30日 | 生活
朝の空
グレイ
雨が降りそうな
降らずとも
ラジオ体操をして
新しい体操を覚え
窓をあけ
ずっと空雲を見

映画「めがね」
をゲオで選んだのは昨日の夜
タイミング
タイミング
DVDレコーダーに入れ
再生を押す
タイミング
予感はあった
これは良い映画。

見終えて
カーテンをあけ
窓をあける
外は朝よりもっと暗い
雨か?
窓から空を見て
「めがね」の余韻に
身をまかせ
こういう映画を待っていた
こういう映画を待っていた
タイミングを計っていた
「めがね」を借りるタイミングを
「かもめ食堂」と同じ監督だと知っていたから。
だから余計に。

映画「めがね」。
これは良いです。
借りるタイミングを計った甲斐がありました。
これで、やっと面白い映画の流れが、僕に来ました。
なので、遠くのゲオまで足をのばして、
小林政広監督作品のまだ観ていない二本を借り、
他にもいろいろ。

---

夜はNHKで、
「赤塚不二夫」特集を見ました。
番組はドキュメンタリーじゃなく、
構成がされていました。
いずれにしても、
赤塚不二夫を学習してはいけない。
見ていて、谷岡ヤスジのことを思っていました。
赤塚はたぶん、谷岡を意識していたはず。
これは谷岡が先にやっているだろう、
という細部もありました。
ただ、天才二人の違いは、
谷岡ヤスジは、人間嫌いな感じがありますけど、
赤塚不二夫は、とても人間が好きなのだと思います。
同時代で、この二人の漫画を読んできた僕は、
当時は谷岡ヤスジの4コマを、楽しみにしていました。
谷岡に比べると、赤塚はまだやわらかかった。
赤塚漫画はアニメ化されて、
お茶の間でも有名でしたけど、
谷岡漫画はアニメ化されませんでした。
どぎつすぎる、という理由だと思います。
でも、一度だけ、テレビで、谷岡漫画「鼻血ブー」が、
放映されたことがあります。
それは何かのCMでのアニメ化だったけれど。

それでも、やはり凄い二人。

赤塚不二夫の漫画のキャラクターは、
べし、とか、好きでした。

それよりも、
今日の番組でも、
写真が出ましたけど、
赤塚不二夫の写真は、
どれも大好きです。
特に、唐黷髑Oの写真は、
とても良い顔をしています。
あの顔と同じ時期だったと思いますけど、
赤塚が、北海道へ行き、
アイヌの友人と会う。
友人の家で、
アイヌの儀式をやる。
それを真剣に、
赤塚はやっている。
フクロウについて、
赤塚は友人から教えてもらっている。
僕には、その映像の赤塚イメージが、
うっすらと残っているのです。

「ココロのボス」の命名のネタ拾いは、
確か、飲み屋だったはず。
そういうネタは、
「いつでもどこでもあるんだよ」、
と赤塚は言っていた。酔っぱらいながら。
その口調や、人へのまなざしの優しさが、
誰かに似ていると思っていたら、
高田渡さんだ、と今、書いていて気がつきました。

最近、といっても、
ここ二、三年前、
図書館で赤塚不二夫の本を見つけた。
借りなかったけど、
写真が良かった。赤塚の。
撮ったのは、やはり大好きな荒木経惟。
天才が天才を撮る。

誰がどういう文脈で赤塚作品なり、
赤塚評伝なり自伝なりを読んでも、
僕自身は、赤塚不二夫は本物の天才だということを、
今夜、改めて知らされました。
赤塚不二夫さん。


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雨、空、雲

2008年05月29日 | 生活
朝、雨が降っている気配がしました。
カーテンをあけると、雨が降っていました。
ご飯を食べて、座り机の前で、
今日の予定を紙に書いていました。
窓をあけると、外の匂いがしました。
机の前で、ずいぶん長い時間、
雲や雨を見ていました。
こんなふうにしている時が、好きです。
小説のアレコレも考えてはいるのですけど、
そうじゃないことも、机の前で考えていました。
自然現象を観察していると、
とてもこころがよくなります。
小説でもだんぜん、自然を取り入れたくなります。

雨があがりそうだったので、
洗濯をしました。
洗濯物を干すころには、雨はあがって、
空が明るくなってきました。
寒いような暑いようなへんな気候です。

西村公朝という仏像の修復に従事された方の言葉で、
「生活態度」という言葉があります。
「生活態度」がすべてだそうです。
その通りだと今朝、強く思いました。
表現者が表現するものは、
生活態度が反映されるということを、
雨や雨あがりの空を見ながら、
思っていました。
そして、
いぜん勤めていた会社の同僚の、
草薙先生の言葉も。
草薙先生は、言葉遣いで、その人柄が判る、
と言っていました。
僕もできるだけ汚い言葉はよそうと思っているのですけど、
まだまだ草薙先生のようにきれいな言葉遣いばかり、
というわけにはいきません。

夕方になって、
少し歩いて、
家に戻って、
今度は、
自転車に乗って、
すいすい遠くまで走ってみました。
自転車の方が、
思考がより良く進む時があります。
乗り物というのは、不思議です。
暑いので、シャツのそでをまくりました。

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オーイ、オーイ

2008年05月28日 | 映画
今日は映画です。
「暗いところで待ち合わせ」、
「サウスバウンド」、
「クワイエットルームへようこそ」、
「クローズド・ノート」。

なかでも、「クワイエットルームへようこそ」は、
「カッコーの巣の上で」の、
現代日本のリメイクのような気もしましたけど、
コメディです。でもあまり笑えませんでした。
それより、蒼井優が言うセリフのいちいちが、
もの凄く良かったです。
「フラガール」からのファンですけど、
この女優さんの表情には、何かがあります。
つーか、「虹の女神」でも、蒼井優のセリフのしゃべり方が、
かなり好きで、たぶん何を言われても、
詩のように聞こえてしまうのは僕だけでしょう。
「クワイエット」の一番好きなシーンは、
主人公がクワイエットルームにいて、
蒼井優がドアの隙間から心配そうにしていて、
「オーイ、オーイ」と声にならない声で言うところです。
主人公も、声にならないかすかな声で、
「オーイ、オーイ」と呼び返します。
このシーンには、
静かな、静かな、「人のうた」が聞こえてくるようです。
こういう美しいシーンを観ると、
レンタルしてきてよかったな、と思うのです。
少し、泣きました。

---

にんじんが腐りそうだったので、
午前中にカレーを作りました。
お昼と晩で食べられるだけの量を。
肉はないので、あったじゃがいもとたまねぎを入れて。
今はたまねぎが安いです。

---

夜、友人と電話していて、
「人のこころが一番こわい」
と友人は言いました。
「そうだね」
と僕も言いました。
「自分のこころもふくめて」
と重ねて。
お互い、誰のどのこころかは言いませんし、
訊きませんけれど、
いつになく、しっとりと僕もそう思う夜でした。

映画「クローズド・ノート」のなかで、
灰谷健次郎の言葉の引用でしょうか、
「こころの力」という言葉が、
何度も出てきました。
この言葉はとても良いなと思いました。
「こころの力」という言葉が繰り返されるたびに、
宮澤賢治のいろいろを、
連想しました。
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前向きスイッチ

2008年05月27日 | 生活
朝から晩までずっとモニターを見ているので、
目が痛い。
なので、夕方、もうだめだ、と、
散歩。
本当は目をつむって、眠るのも良いけれど、
DVDも返さなきゃいけないし、散歩。

歩いたことがない道を歩くのがかなり好きなので、
なるべく道を選んで歩きました。
先日も、名古屋駅からここまで歩いてきたのですけど、
その時も、夜でしたけど、初めての通りを行くと、
やはり、きょろきょろしています。
とくに、何かあるというわけじゃないけど、
何かあるかもしれない、とも思わないけど、
「ふーん」とか「へえ」とかの、小さな感動はあります。

今日は、久しぶりに、
ある公園に行きました。
公園内を横切って歩いてみると、
池があって、その前にベンチがありました。
そこに座っていると、夕空があって、
緑があって、揺れる水面があります。
ここは、いい所。
奥田民生の「フロンティアのパイオニア」を、
パフィーがCMで歌っていて、
コピーが、「前向きスイッチ」。
まさしく、この池の前のベンチに座っていると、
前向きスイッチがオンになり、
「行こう!!」という気分になりました。
歩いていると、こういう思いがけない場所に出くわすのです。
これを喜びともうします。

それから、公園内の道を行き、
細い道があって、両脇は草で、
曲がりくねっていて、
とても良かった。
それから、西に向かってどんどん歩きました。
たぶん、3時間ぐらい歩きました。
バカみたいと思われるかもしれないけど、
散歩の語源は、毒を飲んでしまった昔の偉い人が、歩いて体から毒気を散らす、
から、きているらしいです。
誠に、散歩とは疲れた頭(脳)にも良いし、アイディアも浮かぶときがあるし、
体には良いし、思考がクリアーになることは、本当です。
体を動かすということが、どれだけ思考に関わっているかが、
誠に実感できまーす。

それで夜になって、まだ家に帰れなくて、
歩いていると、スメ[ツジムがありました。
そこで機械の上で走っている人や、
歩いている人がいて、
一度、ああいうのもやってみたいな、
と思いました。

散歩。
何が一番楽しいかというと、
何が楽しいんだろう、わかんないけど、
やっぱり楽しい。
本能かな。。

軽装で歩くのが一番、良いです。
そして、今日、家に近くなったころ、
前向きスイッチがバンバンに入った僕の足は、
かなり早く動いていました。

---

そうそう、今朝、夢で、
柄谷行人の夢を見ました。
3つの小説を(くるくるにまるめた紙)、
何かのスメ[ツの審判みたいなことをしている、
柄谷行人に渡す夢。
それはたぶん中上健次から預かった原稿。
柄谷はニコニコして、それを読み始めていました。飛ばし読みみたいで。

うーん、ちょっと、中上健次が熊野に行く前後から、
僕に来ているかもしれません。
何か、凄く暗示的な夢でした。

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月9で泣いて悪いか!

2008年05月26日 | 生活
月9は、「チェンジ」。
これが今、面白い。

9時の楽しみに向けて、
一日を過ごすという、
何ともうきうきする日です。

ドラマには、夢がある。
こんなことは現実にはあり得ない、
と思っていても、
ドラマの中では現実に起こっている。
それは小説でも同じ。

キムタク主演なのですけど、
世の中にはけっこう、キムタクがきらいな人も多くいて、
僕はむしろ、キムタクの演技がかなり好きです。
だからといって、キムタクのドラマを全部見ているわけじゃないけど、
今回の「チェンジ」では、以前にも書いたけど、
すんごく、かっこいい、演説のセリフがある。
そこのカタルシスというのは、かなり強力で、
録画したビデオを何度もそこだけ見入るというほどで、
僕は今日、ううう、いかん、と思いながらも、
総理大臣に立候補して初めての街頭演説をするシーンあたりで、
もう涙が出てきてしまいました。
こんな政治家がいればいいな、
と素直に僕は、
脚本家の思うつぼにタコとなって入るのです。ぐにゃ。
タコでもいい。イカでもいい。
ツボがあれば、罠だろうがなんだろうが、
入ってしまうのがこの世知辛い世の中の、
少ない愉楽である。つぼに入るのは愉楽でしょ?

ソファーでだらっとテレビを見ていた、N。
僕は目に涙をいっぱいためて、
「ドラマっていうのはさああああ、夢なんだ。現実ではありえないけど、
ああ、こんなことが本当にあったらいいのになあ、素敵だろうな、っていう、
ドリームなんだ」
と涙がこぼれそうギリギリの状態で言うと、
「えー、泣いてんの!!??☆$#’’?!!」
と、こきゃーがった。
もの凄く恥ずかしかった。今度は月曜日の9時には、
来客を断る決意をした。
僕の恥ずかしさと、ムッとした表情を察してか、
Nは、
「キムタクってさあ、活劇うまいもんねえ」
と補足した。
活劇、って、何だ?
Nは結構、むつかしい言葉を知っている。
それから、活劇の意味をヤフー辞書で調べました。
なるほど。立ち回りっていう意味じゃないのですね。ふむ。


「ええなあ、僕も脚本書こうかなあ」
と言ったら、
「それがいいよ、圭介さん」
とNが言った。
やってみたい、脚本。

いやあ、それにしても、月9は楽しい。
Nが10時に帰ってから、
録画した「チェンジ」をもう一度見て、
泣いたことをヤツは知らない。
でも、ほんと、キムタクって、演技、巧いし、言葉に気持ちが入っているよ。

僕はよく思うことがあって、
役者っていうのは、その役をやるとき、
もちろん、役作りをするのだろうけど、
基本的に、その役柄の性格を元々、持っていると思うのです。
だから、演じていても、それは役者本人の中にある物であって、
きっとキムタクも、あんなふうに、ピュアで情熱的な人だと思うのですけど。

そして、
ああ、
来週も楽しみです。
これで一週間、頑張れる。
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風水

2008年05月25日 | 生活
風水の専門の方が先日遊びに来て、
約4か所指摘を受けました。

ひとつは、お札の高さ。
朝、言われた通りに少し上に貼り(神棚がないので両面テープで壁に)
なおすと、
びっくり。びったし、というか。
お札が、そこに本来はあるべき、
という感じがびんびんきました。
こんな実感は久しぶりです。

2つ目は、玄関から部屋への入り口。
詳細は書けませんけど、
横にある開き戸を、出入り口にしました。

3つ目は、玄関に置いてあった流木です。
これは数年前、熊野で拾ってきたもの。
先日、熊野に行った時、もとの海岸に戻そうと、
ふっと思ったのです。
それで、名古屋にある熊野系の神社に持っていけ、
とのこと。
ネットで調べたのですけど、どこも交通の便が悪い。
で、まあいいや、と近くの氏神神社に持っていくと、
社務所の人が、何と、熊野出身の人! それも獅子岩のすぐ近く!
もう拾ってきた所が同じなので、
まるで熊野に返しにいったようなもの。
こんなことがあるなんて、と思いました。
それで、お祓いもしてくれるらしいし、
助かりました。
玄関に、オブジェとして置いておいた流木に替えて、
大きな観音窒uいておきました。
氏神神社から戻って、
玄関を開けると、、、、


まるで、違う。
本当に、まるで違う。
こんなに気の流れが変わることを、
実感したのは、初めてで、びっくりしました。

ここに引っ越して、
けっこう、風水を気にして家具やなんかも配置したのですけど、
肝心の玄関がだめでした。。。
でも、これで、かなり違うと思います。
風水先生に、感謝。

もうひとつは、靴箱。
「靴を脱ぎっぱなしにすなっ!」
とのこと。
靴箱、ちゃんと扉があるやつ。
それにしなさい、とのこと。
これはちょっとまだやってません、そのうち。


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ロックの人

2008年05月24日 | 音楽
夕方から本降りになりました。
傘をさして、今池は「tokuzo」まで。

今日は犬塚健二さんのソロと、TAI-KOBOというバンドのライブでした。
一緒にいったNが、犬塚健二さんのソロは、ぜったい見たいと言い張るので、
僕も、という成り行き。
ところが、犬塚さんのステージが本当に良かったです。
圧巻だったのは、最後の曲「震え《peed」。
この曲は犬塚さんの曲で、
僕はいろいろな方が歌っているのを聴いてきましたけれど、
犬塚さんが歌う「震え」は、今日のチャージ分の価値がありました。
その曲までは、ギターをャ鴻塔ロンと弾いていたのですけど、
「震え」の時は、ロックギターのような弾き方で、
元キャラバンのベーシストだった犬塚さんを、
思い出させるような感じでした。
ああ、この人はロックの人だ、
と僕は強く思いました。

ライブが終わってから、
たぶん、20年ぶりで、
犬塚さんとビールを飲みながら、
話ができました。
TAI-KOBOの水野さんとも、
お話ができて、
犬塚さんと水野さんが、
ボルト&ナッツというバンドをやっていたとき、
僕のバックでというか、
僕がボーカル担当として、
一度やってくれたおつきあいがあります。

犬塚健二さんは、
当時、僕に相当のエナジーを与えた人の一人です。
その強烈な存在感は、未だに変わりません。
そして今夜、ベースではなく、アコギで初めてのソロをやった
犬塚さんを見ていると、
そして話していると、
20何年ぶりというのに、
1年ぐらい前に話したような親しい気分になりました。
いつのまにか、「ケンケン」と、以前の呼び名で呼んでいました。

雨は、夜更けになっても、
強く降っていました。

こうしてtokuzoに、犬塚康博さん、犬塚健二さんのライブを見にくるのは、
ふっと、去年なくなった天之助さんの導きであるようにも、
思いました。
僕はよくは知らない天之助さんですけれど、
お二人には、とても密接な関係だっただろうと思うのです。
天之助さんの因果というものが、
きっとこんなふうに、
「今」に働きかけているような気がしてなりませんでした。

名古屋には、
ずっと以前、
CARAVANという、
強いバンドが存在していたことを、
僕は忘れることができません。
犬塚健二さんも、天之助さんも、
CARAVANのメンバーだったのです。


 喉の渇き感じているなら
 打ち寄せる波の中から
 お前と俺の寂しさ 流れる
 いつでも体の震えが とまらない  (「震え《peed」より」



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歩こう

2008年05月23日 | 生活
今日もたくさん歩きました。
ちゃんと用事があっての散歩で、
ふだんなら自転車なのですけど、
やっぱ、歩かなきゃ、と思って。

庄内川の近くのゲオで映画「サウスバウンド」を借りて、
川を越え、喜多の湯というスーパー銭湯に行きました。
着いたころには汗だくです。
最近、新しい湯船ができて、炭酸ナントカっていう、
たいへん効能がよい湯ができて、
そこの湯船は満員です。
でも、やっぱり、入りたいのが人の情。
壁に貼られた効能を読みながら、
5分は浸かっていてください、とあり、
でもねえ、5分は面唐ネので、すぐ出た。
そいで、露天風呂に行き、ゆったりお空を観察し、
今日は、「寝ころびの湯」がどうしたことだが、
ぜんぜん空かないので、あきらめて帰りました。
たぶん、のべ、3時間か4時間ぐらい歩いた。
マジで僕は歩くのが好きで、
次作のテーマとかタイトルとか、
スタイルとか、いろいろ、歩きながら、
考えて、
と、
贅沢な日々です。

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携帯電話

2008年05月22日 | 生活
家、歩、銀行、携帯ショップ、歩、携帯ショップ、歩、ゲオ、歩、100円ショップ、歩、家。

---

数年ぶりに、携帯を変えました。機種も番号もメールアドレスも色も形もメーカーも。
音声案内とかテレビが映るので、びっくりして夜半まで遊ぶ。
ところが、
住所録というか、アドレス帳が、うまく以前の携帯から買った携帯にコピーができず、
あああ、手で全部。面唐ネので一日、二、三人ぐらいずつ。
人並よりアドレス帳の人数は多くないので、大丈夫ですけど、面唐ヘ面唐ナす。
よくかけたり、メールをしたりするのは、数人なので、
そこらへんだけ入力しておけば問題なし。
それにしても、機械の進化は本当にすごい。
今や、誰でももってる携帯電話。
これはいったい、何だろう、と時々、思う。
時々、わざと持ち歩かない時があって、
その開放感を、一ヶ月に一度ぐらいは、
味わってみると、たいへん、気分が軽くなります。

今度の携帯は、白くて、末尾の番号は9。
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散歩とラーメン

2008年05月21日 | 生活
夜、Nと長い散歩に出かけました。
まず南にくだって、
北にあがって、
東に向かいました。
「あかんなあ、この先は」
と僕は言い、
Nは「あはは」と笑っていました。
あかん僕らはふらふら歩いているのです。
半端な話をしながら、
少し南にくだって、
休憩して、
帰り道を辿りました。
僕は長い細道を歩きたいと言ったら、
「いや、暗いからやめておこう」
とNが言いました。
よって、大きな来た道を戻り、
家に近くなった時、
「ラーメンでも食べたいな」
ということになり、
深夜、もう12時をまわっている夜道の途中、
ラーメン屋に入りました。
いつもお客さんがいない店で、
まあいいか、と思って、
ラーメンと餃子を注文しました。
Nはチャーハンと餃子を注文しました。
これがおいしかった。
目前のチャーハンもおいしそうで、
「くれよ」
といったら、
「ラーメンもうまそう」
とNが言うので、
「じゃあさあ、圭介さん、俺、ラーメンたのむから、チャーハンたのんだら」
とNは言い、
それぞれがチャーハン、ラーメン、餃子の最高峰の三点セットを食べました。
チャーハンもとてもおいしい。
僕らは、
「いやあ、ここの店は穴場だねえ」
と近所に良い店を久しぶりに見つけて、
「お客少ないから敬遠してたんだけど、正解だよね」
と、「正解」の正しい意味も知らぬまま、
この先もぜんぜんあかん僕らは、
長い長い夜の散歩を終えたあと、
おいしいラーメンとチャーハンと餃子を食べたのです。
Nはそれから、
「ドバイで大もうけする」
と言いました。
おいしいものを食べたあとは、
みんな気分が良くなりますね。
ドバイってどこにあるんだろう、
と思いましたけど、
僕は夜の草をみながら、
ふーん、と声に出さずに、
あごをしゃくりあげて、答えました。
そして、
「なるほど」
と声に出して、
答えました。

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大切な言葉

2008年05月21日 | 生活
言葉なくして生きられず

言葉でしか生きられず

言葉があれば生きられる

大好き大好き言葉言葉

歌とかでは置き換え不可能

言葉が僕を蘇らせる

言葉で僕が僕になる

言葉言葉言葉、

もう離すことはできません

いつでもそばに言葉あり

誰より何より言葉あり

言葉言葉言葉、

愛しています何よりも

僕を助けてくれる言葉たち

言葉言葉言葉、

詩でも小説でもエッセイでも、
言葉でできている。
だからどれも好き。

言葉よ言葉、
言霊となって、
空に行け。





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生き返った。。。

2008年05月21日 | 生活
今、数日分の日記を書いたら、
やっと生き返った。
といっても、詳細は忘れてしまっているけれど。

ほんとに、大げさじゃなくて、
いつのまにか、このブログを書くことが、
もう僕の生活には欠かせなくなっている証左。

マジで、今、生きている! っていう実感があります。

本来、このブログは、言葉について、
言葉で書こう、いろんな人の素敵な言葉や、
見る景を言葉で書こう、
という主獅ナ始めたのですけど、
最近は、あまり、言葉、言葉と以前ほどこだわりがなくなってきました。
それも自然なことですから、良いのです。

自由でいたい、子供みたいに、
もっともっと、自由でいたい。
何にも囚われず、こだわらず、
いい加減に、適当に、
だらしなく、のんびり、
ほっこり、なるべく人を愛して、
なるべく怒らず、
たまには人に甘え、
愚痴や悪口も散々言い、
基本、辛いことは自分だけ、
楽しいことは人様に、
「もう大人なんだからさあ」
と言われても、
すぐに飽きて、
すぐに忘れて、
今しかないような、
そんなノリで、
生活したい。
野菜、果物、たくさん食べて、
いつもと違う道を選んで歩き、
来る夏に、
暑い夏に、
体で応えたい。



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無理です

2008年05月20日 | 生活
昨日の台風の風、夕方まで残る。
昨日より、さらに体調悪し。
終日、睡眠。
夜、Nと会食。

当たり前のことですけど、
あらゆる無理をやめる。
たちが悪いのは、
自分で無理をしている自覚がないこと。

いろんな方に、
迷惑とご心配をおかけしました。
この場を借りて、
すみませんでした。


コメント (2)
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寒いし暑いし

2008年05月19日 | 生活
終日、具合悪く、睡眠。
夜、ギターと歌の練習。

この一日のうちの気温差と、
昨日、今日の気温差に、
体がついていけず。
いまだ、湯たんぽを使用。
訊くと、みなさん、やはり体調を壊している。
温暖化の影響が、こうして5月に身近な問題として、
出てきているように思えます。

雨が降る前に、八百屋で食材買い。
雨風の中を、南西に向かう。

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