kotoba日記                     小久保圭介

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桜のすること

2011年03月31日 | 生活
人生を、
楽しまなきゃ、

と、
労働中に、
ふっと思いました。
そんなふうに、
気分を持ち上げないと、
いけない時が、
たまにあります。
けれど、
楽しむ、
と思うと、
それだけで、
楽しい気分になってくるのだから、
不思議です。

久しぶりに、
テラシマさんに会いました。
「いやあー、小久保さん」
と、僕らは満面笑顔です。
テラシマさんは、
花粉症用のめがねと、
大きなマスクをしていました。
僕も花粉症なので、
「テラシマさんも花粉症ですか」
と訊くと、
「いえ、会社で花粉症で大変な人がたくさんいるから、
 予防です」
とテラシマさんは言いました。
「そうですか」
と僕。
けれど、
花粉症になっていないのに、
あれで予防になるのかな、
と青い空を見て思いました。

お寺の桜が咲いています。
お、
っと思ったのは、
朝見た時より、
もっと咲いている枝があったことです。
目を離した隙に、
桜のやつ、
とっとと、
こっちの枝、
そっちの枝と、
花を出しています。
一日の間で、
こんなに、
咲き出るのか、
とちょっと桜に、
驚きました。

残業にならない時は、
たいてい、
氏神様に寄っていきます。
朝の往き道も、
氏神様の前を通る時、
「どうもおはようございます」
と自転車でスルーしながら、
境内を見ます。
一度、それを後にいた自転車の人に聞かれ、
恥ずかしかった。

夕方、
神社に入るだけで、
気分が良いです。
夜は神社に、
神様がいないというふうに聞いたことがあるので、
「まだいるかな」
と柏手を打って参拝をしたあと、
社殿の中をのぞくのですけれど、
いるのかいないのか、
判りません。
神様は、残業しません。
この神様は機織りの女神で、
きっとべっぴんさん。

帰ってから、
切り干し大根を作って、
宮澤賢治の、
これも凄く素敵な童話、
「どんぐりと山猫」を読んで、
寝ました。
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賢ちゃん

2011年03月30日 | 生活
今朝、眠って、
起きたのは、
今朝。
起きる時間が、
もう決まっているので、
実際は2時間ほどしか眠れていません。
それでも、
いろんな用事ができて良かったです。
さすがに、
お昼過ぎから、
睡魔で、
うたた寝をしました。

生活のリズムが乱れると、
体はもとより、
心象に影響するので、
もう気をつけなければいけません。
けれど、
震災は、
僕らを、
黙らせることができません。

夜は、
宮澤賢治の童話、
「やまなし」を読みました。
これは2回目の読みですけれど、
1回目と同様、
すごく良い童話です。
絵も素敵です。

「かぷかぷ笑ったよ」、
なんて、
誰も言えません。
賢ちゃん、良いわー。

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震災対談

2011年03月29日 | 生活
友達と、
ミスドで震災対談をして、
店がしまったので、
家で、
ずっと、
震災について、
話していました。
そして、
明け方、
寝ました。
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本物

2011年03月28日 | 生活
本物は、
悲しみの中からしか、
生まれない、

そんなことを、
労働中に、
ふっと思いました。
民潔ニの柳宗悦が、
棟方志功に、
「本物は、苦しみの中からしか生まれない、いかんせん、君もそのくじを、
 ひいてしまったひとりだ。だが、君は清らかで美しい」
といった内容のことだったと思います、
言いました。
それを聞いた志功は、
強い力を得たそうです。

悲しいことや、
苦しいことは、
件p家にとっては、
最高の食べ物なのです。
卑しいことですけれど、
これが本当です。


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合評会

2011年03月27日 | 生活
今日は、
文兼ッ人誌「じゅん文学」の、
合評会に行ってきました。
雑誌に掲載されてある小説を、
何回かにわけて、
みんなで合評します。
僕の作品「尾鷲父」も、
今日が対象日なので、
出席した次第。
細部というか、
小説を書く人たちの集まりなので、
「この季節に、サツマイモは変だ」
という、
現実性に帯びていない箇所の、
指摘があり、
こういうことは、
細部を書く小説書きの人からしか、
得られない感想だな、
と思いました。
みなさん、
いろんな感想を、
どうもありがとうございました。

二次会は、
森川さんという気の合う人との馬鹿話や、
医療の放射線のこと、
福島にご実家がある人からの、
現地からの貴重な報告、
お体をこわしている方とも、
数年ぶりにお会いしたり、
本当に、
いろんな方と、
いろんな話をしました。

口語を文体と置き換えて、
枝野官房長官のゆっくり、
文節を切った話体は、
社民党の福島さんと似ていること、
またその冷静な話術で、
国民は説得されてしまう、
ということを僕は、
合評に合わせて、
言いました。
つまりは、
どう話すか、
どう書くかで、
同じ内容の印象が変わってしまう、
という主獅フことです。
たとえば、
ある歌を、
この人が歌うと普通で、
他の人が歌うと、
とても素敵だ、
というふうに、
言ったら、
判りやすいかもしれません。

震災後で、
いつもとは違った思いで、
出席して、
この震災で、
文体が変わらなかったら嘘だ、
ということを、
僕は判ったような、
判らないようなことを、
発言していました。

小説「尾鷲父」は、
昨年の夏、
書いた小説です。
もし、
読みたいなー、
と思う方がいたら、
言ってください、
送ります。

長いおつきあいの、
雑誌仲間の人が、
飲食中、
「うんじゃかうんじゃか」、
という擬音を言っていて、
面白いな、
と思って、
手帳に書きました。
方言かな。判らない。



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散歩

2011年03月26日 | 生活
ちょっと歩きたいな、
と思って、
寒かったけれど、
夜、ぶらぶらと、
玉ねぎを買いにゆき、
歩きながら、
いろいろ考えていました。

養老孟司が、
以前テレビで、
一次情報と二次情報のことを言っていて、
一次情報は、この体で実際に見聞きしていること、
二次情報は、テレビやネットや書物のこと。
養老孟司が強く言っていたのは、
一次情報が一番大事なんだ、
ということ。
体で知る、思う、
感じることの、
大切さ。

明日、
名古屋では、
浜岡原発を止めてほしい、
という、
パレードがあるようです。
主催は、
女子高生二人です。http://twitter.com/stophamaokaYN

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藤波心

2011年03月25日 | 文学
高橋源一郎ツイッター経由で、
13歳のアイドルの、
素晴らしい文章を読みました。
こういうふうに、
思っている人は、
とても多くいるのだろうけれど、
藤波心さんには、
表現する「言葉の技術」が、
あります。
そのことが、
とても重要だと思います。

http://ameblo.jp/cocoro2008/entry-10839026826.html
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311以降

2011年03月24日 | 生活
ずっと、原発のことを、
考えています。
昨日、今日は、
食物連鎖について、
考えていました。
お昼、
公園でご飯を食べていて、
寄ってくるハトたちを、
魚に置き換えて、
見ていました。

空も、土も、海も、
汚れてしまった、
と、
青い空を見て、
思いました。

夕方、
学校帰りの、
伊吹君が、
寄ってくれて、
食物連鎖の話や、
「本当に放射能で汚染されるなんて、思いもしなかったよねえ」
と僕らは話しました。

数日前、
内田樹のツイッターで知ったのですけれど、
緊急に、
養老孟司に呼ばれて、
震災対談をやったそうです。
内田樹が一番響いている養老先生の発言は、
「僕たちの目の前にある現実は問題ではなく、答えだ」
という、
言葉だそうです。
僕はその印象的な言葉の意味を、
ずっと考えています。

そして、
今日、
内田樹のブログを(http://blog.tatsuru.com/)、
読みました。

---

数日前、
テレビで、
津波で町がなくなったところの、
おばあちゃんが、
「海なんかいらんわ」
と小さな声で、
つぶやきました。

海なんていらない、

僕は驚きました。
海は、
誰もが好きで、
行ったりするし、
眺めたりするし、
海こそ、
一番大好き、
というのは、
僕だけではないでしょう。
けれど、
「海なんかいらんわ」
という言葉を、
僕は、
初めて聞いたと思います。

養老孟司と内田樹の、
対談のゲラ直しを、
内田樹はやっているらしく、
どこで掲載されるのかは、
判りませんけれど、
早く読みたいです。

それにしても、
食べ物や空気に、
これから、
僕らは、
ずいぶん長い期間、
注意していかなくてはならない、
と思うと、
「空、青く」、
って、
ここに今まで、
書いてきた感じでは、
空の様子を、
書けないような気がしています。
これが僕の311以降の、
実感の一つです。
もう一つ、
不思議な感覚があって、
こないだ友達と焼き肉を食べに行く途中、
地下鉄に乗ってのこと。
テレビ、新聞の震災と、
目の前の行き交う人達の普段通りの様子が、
まったく交わらないという感じ。
これは奇妙でした。
震災報道と、
日常生活が、
パラレルにあるという、
感覚。
つまりは、
労働をしていても、
頭のどこかで思っている震災を、
ぬぐい去ることは、
不可能だということ。
こんな感じは、
初めてです。
これが二つ目の311以降の、
実感です。
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アップダウン

2011年03月23日 | 生活
寒く、
風も強い日でした。
この寒暖のアップダウンは、
本当にきついです。

空を見ると、
風が強くて、
雲が巻いていました。
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三寒四温

2011年03月22日 | 生活
桜の花を見ました。
朝、桜並木のある通りで。

テレビで、
女の子が、
「おかあさん」
と行方不明の母を探す姿が映っていました。
この五文字は、
いろんな時、
いろんな人が言うのですけれど、
こんなふうに、
聞いた映像を見たのは、
初めてで、
胸が締めつけられる思いでした。
たった五文字なのに、
こんなに深く、なんて。
自然のすることは、
人の言葉を、
風にします。

みんな、だるいと言います。
伊吹君も風邪をひいたとか。
温かくなると、
体温調節で、
体はかなりの力を使います。
セザンヌ先生が何度も言っていることです。
「人間の体は、体温を一度上げるだけで、大変な負担なんです」
と。
木の芽時に、
精神的に不安定になるのは、
体温調節を司る、
自律神経が疲労するためらしいです。
そして、
明日は、
また寒いといいます。
三寒四温。
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うたたね

2011年03月21日 | 生活
明け方まで眠れず、
四時に寝て、
六時半に起きました。
起床時間は、
習慣なので、
起きました。
それから、
返却日が近い本、
「沈む日本を愛せますか?」
というこんな時に、
ナンとも、洒落にならない、
そんなタイトルの対談集を読みました。
すぐに、本を返しに行って、
食材を買い、
うたたね。
夜に、
また雨が降りました。

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焼き肉

2011年03月20日 | 生活
夜、今池の焼き肉屋へ行きました。
地下鉄に乗って、
栄で乗りかえのため、
歩いていると、
目の前の現実は、
いつもとまったく変わりません。
それと、
震災報道とが、
まったく交わらないという感覚に、
襲われました。
こんなパラレルな感覚を伴うほどの、
震災ショック。

三人で、
焼き肉を食べながら、
ずっとずっと、
震災の話で、
普段、三人ともおとなしいのに、
今夜だけは、
みんなが興奮気味に、
口論とまではいかないけれど、
激しい口調になって、
意見の相違がありました。
誰もが、
誰かに、
何かを、
話さないと、
持たない、
ということです。
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2011年03月19日 | 生活
お寺の掲示板は、
こんなふうでした。

自由と独立と
己とに充ちた今を
生きる私たちは
その犠牲として
皆この淋しさを
味わわねばならない

僕は、この淋しさ、
とお書きになったお坊さんは、
素敵だな、
と思いました。

夕方、
姪から、メールがあって、
どうやら、
携帯電話を買ってもらったようです。
高校生になった姪。
おめでとうと書きました。
はやいうちに、
何か贈り物をしなくては、
と思いました。


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満月の夕

2011年03月19日 | 音楽
今日は、
労働中に、
この歌を、
胸で歌っていました。

阪神淡路大震災の時、
避難所を巡回し、
音響設備もない状態でも、
音楽で元気づけようとした、
中川敬(ソウルフラワーユニオン)、
が、
被災地でインスピレーションを受け、
詩を書き、山口洋と作った歌です。
歌詞の中で、
「いのちで笑え」
という言葉があります。
こういう言葉は、
中川敬の才能というより、
他の力が加わって生まれる、
歌詞だと思います。

満月の夕。


 http://www.youtube.com/watch?v=lgj3bPBaE4s


(歌詞付き)http://www.youtube.com/watch?v=-J9vR-JeAlU&feature=related

そして、
僕の友達である、
川口徳久さんは、
今(午後10時半)、
震災関係機関へ寄付するために、
募金箱を置いて、
名古屋は、
大曽根駅構内で、
歌っています。

http://www.docodemo.jp/twil/view/nori0423/fa69aea52bf4c4c41c267c432cad1468/20110319-222248.html


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口論

2011年03月18日 | 生活
昨日も寒く、
Fちゃん、Oちゃんと労働です。
今日は、喜多の湯へ行き、
岩盤浴へ。
帰りがけ、
ばったり友達と会い、
ご飯を食べながら、
震災の話です。
口論になり、
すぐに仲直りをしました。

震災があって、
すぐに、福島の原発は大丈夫だろうか、
と僕は思っていて、
それが良くない方に向かっていて、
計画停電の話を友達がしました。
僕らはひどく不安でした。
そして、話したいという、
気分もあった。
こういう時は、
ブラックジョークを思いつく僕で、
とうてい、
ここでは書けないジョークを、
連発して、
過ごしています。
不謹慎とかナントカ言っているけれど、
不謹慎、大賛成です。
でなきゃ、
この異常な事態を、
受け止めることが、
できませんから。
だから、
僕らは、
笑います。
不安を解消するため、
不安を笑いに変えます。
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