kotoba日記                     小久保圭介

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花粉

2013年02月28日 | 生活
花粉です。
始まりました。
ああ、ああ、
という気分です。
これから、
耳が痛くなるマスクを、
常用し、
薬を飲み、
目を充血させ、
空気清浄機を、
使う日々がやってきます。
今、
これを書いている時も、
鼻がぐすぐすしています。
今年はナントカ、
薬を飲まないように
したいけれど、
どーしたものか。

ふりかけのおむすび、
を頂きました。
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梅干しのおむすび

2013年02月27日 | 生活
三寒四温です。
今日は暖かい日でした。
朝は小雨が降っていました。

数少ない知人友人の中で、
一緒にいると、
事物が事物でなくなる、
というか、
世界が活き活きと
してくる人がいます。
すなわち、
言葉で、
事物を、
書き留めたくなるような。
そんな人と、
事物に接していると、
感受する能力が刺激され、
いいなあ、
と思うのです。
これは一体、
何だろう、
とよく思います。

オジもその一人で、
オジと一緒に労働すると、
たとえば、
鳥が空を横切れば、
「あれを見ろ」
とオジは言います。
僕は空に鳥を認め、
飛んでゆくのを見ます。
雨も山も晴も風も、
楽しく。

梅干しのおむすび、
を頂きました。

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路の花

2013年02月26日 | 生活
静かな日
暖かな日
風邪を得た友
洗濯物の乾き

内省
そのことを
ずっと考えていた
寝ころびの湯でも
ジェットバスでも
岩盤浴でも
水素イオンの湯でも

踊り場の灌木は
白く
その木への視線から
自分へと
視線を移すこと

路の花は
正しい
たぶん

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ベル

2013年02月22日 | 生活
小雪舞い
足音が聞こえた

地下道の売店近く
丸柱の脇に立つ
サングラスの盲人
どこかにゆくのですか
と尋ねると
「いいえ人を待っています」
と言葉が返る
イージーライダーに出てくる
俳優のような
盲人だった

歩道橋の下を
毛糸の帽子を被った女が
走っていった

東西に
真っ直ぐの
飛行機雲

ベルの音

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おにぎり

2013年02月20日 | 生活
サランラップにくるまれた
海苔のおにぎり
味はなく
いつもの味
それを頂く
「いつもありがとうございます」
と伝えておいてください
味はないのに
おいしいと思うのだ
それは
心がこもったものだから
体で思うことが
一番だ
頭で思うは
一番の次
時には
二番が一番を
グッと支える時もある
一番二番がくっついて
仲良くおしゃべりする時もある
おにぎりは
僕の体にやってきて
頭にやってくる
そうして
こうして
言葉になって
繋がる糸に
なってゆく

養老山脈
その景は
グレイの雪です
扉が左右に開いた時
その隙間から見える
雪の山脈

朝道の畦は
氷張り
「こうなると思うと そうなる」
と突然オジはそう言った

シロサギ
東へ向かい
我々は
無学だけれど
考える
生きている

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レモンを買いに

2013年02月19日 | 生活
たくさん眠った翌朝は
道が呼ぶ
呼ばれるままに
外に出て
歩いていったよ
街のうた

寒いけれど
春のよう
八百屋へいったよ
レモンを買いに

歩中
幸せ感じて
春のよう
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よぶ/こたえる

2013年02月18日 | 生活


よぶ
こたえる

早朝
屋根に雪

よぶ
こたえる

家を出る時は
本降の雨

よぶ
こたえる

train疲れる
rain疲れる

火と水がある
小屋の中に座って
激しい雨を
窓から見ていた
膝の下で
火を焚いて
机の上で
湯を沸かし

よぶ
こたえる

早朝の
悪感は
小屋の中で
机の上から
払い落とされ
床に着いて
雨の粒に吸い込まれ
微細な道を
高いとこから
低いとこへと
流れて消えた

よぶ
こたえる
よぶ
こたえる
馬の来歴

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動線

2013年02月16日 | 生活
この街に来ると
落ち着く

盲人
陽の下

途切れた
点字ブロック
肩に手を置いてもらった
ありがとう
と思ったのは
わたしであって
これで連日
出会うことができた
わたしはあなた
地下鉄の入り口まで
数十歩しかない
彼と
歩く時間は短く
残ったわたしの時間だけが
長いのだ

けれど
わたしはもらった
彼らの動線を

彼らの息を力に変えて
わたしは進む
彼らとともに

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十字架

2013年02月15日 | 生活
今日は当然
冷たい雨
手をこすっても
冷たくて
いつだったか
こんな寒い冬の日
水道で手を洗ったら
水道水が温かかった

冬の冷たい雨を過ぎ
ブルーロードを
走っていると
雨上がりの街角で
カップルが
笑と笑をぶつけて話し
若い杖と
若い杖が
転がるように
はしゃいでいた
見ているだけで
安らぐ景
幸多く
幸多く

胸に書いて
冷たい雨の痛みも和らぎ
自転車漕いで
家路に急ぐ

美しい景は
花だけじゃない
空だけじゃない
杖と杖が
交われば
十字架
冬の夕の
十字架が
転がるように
歩んでいた

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フクイさん

2013年02月14日 | 生活
進歩する陽光
雨の降る前日の
暖かさ
大きな青い空
あくび
お昼休みに
青い睡眠
フクイさん
缶コーヒーを
ありがとう
とっても
本当に
とっても
うれしかった

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カレーヌードル

2013年02月13日 | 生活
土に雪
空に寒風

剥き出しの土を
掘り起こし
そこに
小鳥

餌を探す
春の前

カレーヌードルを
頂いた
食べた

黄色と白の
吹き流し

ともかく
コンサートチケットを
ゲットして
しあわせ
です
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拍手喝采

2013年02月12日 | 生活
草間弥生の本を持って
名鉄電車に乗って
オジに会いにゆく
夜になったら
雨が来て
僕はヤフオクで
格闘していた
相場がどこか
いつなのか
入札方法手続きで
あれよそれよという間もあって
度胸のある人
こう言った
「買い!」
結局
即決
お見事万歳
僕にはできぬ
僕が発した言葉は一つ
「え」

その度胸
拍手喝采
万事順調

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鶴舞う

2013年02月11日 | 生活
二つの窓
釣り宿
鶴舞と書いて
つるまいと読み
つるまとも読む
鶴舞う
鶴舞った
鶴舞ってを願って
鶴舞ってか
こんな振る舞い
ああK! 土
アーケードです
ああ、けど
です

昼の道
夜の道



二つの窓
開けると寒さ
今日もコンビニ回ったよ
ダメもとで2件

ホッケ

コーヒー
チョコ
ワイン

続く道の上で
昼の道
夜の道
あとは
勿論
朝の道
そこを
今度は歩いてみたい


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わたしは感受した

2013年02月10日 | 生活
マツモトキヨシで買った
一番安い湿布は
貼ったらかゆくて
すぐはがし

すぐはがし

二度やって
痛くもかゆくもないわけない
腰痛ワイワイ

道を南進し
海であろう
あの水の平面

窓から
見ていた
海や田や畑を
納屋の脇を
通り過ぎ

涙は藁に沁み込んで
笑でいたるところに
落書きし
森の中から
象が現れ
わたしを見る
その目

目は口ほどに物を言う
目は言う
目が言う
無言という
数多の思いを
目が言う
わたしはその目が発するものを
瞬時に理解した

森の中から
水辺へとやってきた
象は
わたしに言う

その目は
不動の悲しみで
あふれていた
こんな目は初めて見た
あとにもさきにも
二度とない

寂しいのではない

本物の暗闇から
見る


目の後ろには
漆黒の宇宙が控えている
宇宙の先に目があって
それがわたしを見ていた
象の姿を借りて

悲しみの象は
わたしに言う
無言で
数多を


それを
わたしの目が認めた
わたしには見えた
強い悲しみの泉から
ここまで水道(みずみち)を作る
その時の経過

時を超え
場所も越え
音も消し
ただそこにある目

悲しみが
こんなに
黒いとは
知らなかった

いつか

必ず


言葉はフィクション
目を見ればわかる


大悲

大悲ならば
薪のように
よく燃える
その暖で
人々は
うれしがる
そのことを
わたしは知っている




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全力疾走

2013年02月09日 | 生活
コンサートチケット
を買いに走った
横断舗道を南へ向かって
コンサートチケット
を買いに走った
歩道橋を駆け上り
東へ走り
北へ降りて
全力で
腰痛くとも全力疾走とは
この熱情はどこからくるのか

一人の職人が
転んで
もう一人の職人も
ほぼ同時に転けた
「何かある」
と最初に転けた職人が
ひとりごちた
「何かある」
という言葉は
無味であるにもかかわらず
ゆっくりとした速度で
意識させる
僕らのまわりを取り囲む
大気の流れを

ここは出会いの場所であり
再会の場所である
この街の思い出で
悪いことなど
一つもない
今もまだ

職人のヘルメットには
「Each other 3.11」と書かれてあった
そのシールを
僕の脳も欲しがった
買いたいと思った
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