kotoba日記                     小久保圭介

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水を飲む

2014年07月26日 | 生活
昨夜はクーラーをつけて寝たけれど、
眠りが浅い
だから
今日の労働はしんどかった。
睡眠不足は熱中症の大敵。

それでも、
雲が出る午前の空を見
湿度を感じ
雲が切れ
青が出る空を午後に見
湿度が下がり
気温があがるのを感じ
どこにいっても
トンボは飛んでいる
蜂も飛んでいる

ミニトマト、
弁当に持ってきましたか
と聞かれ、
ベランダのミニトマトに
思いを飛ばし、
今朝もちぎって食べた
毎日、4つか5つ、
夕方には赤くなっていて、
暑いとトマトは今がチャンスと赤くなる
それをちぎって、食べる
4つも、5つも。

建築物の階段で、
踊場で、
エレベータの中で
地下鉄駅のホームで、
セミやたくさんの飛ぶ虫たちを
手の中に入れ
生きていたら
幸い、植え込みに戻す
死んでいても、
植え込みに戻す
全部、全員、
緑に、
戻す

夏は残酷
夏は繁栄
死んだ蜂を
大事なたんぱく質として
運ぶのはアリ

虫と植物
そして水
体系の図の中で
僕も息をして、
暑いだのと、
言っては、
凍らせたペットボトルの
水を飲む
青空を見
飲む

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擬態

2014年07月25日 | 生活
今日は最高気温、38度だったという。
電柱の陰にいて、
石垣を見ていた。

自然界の出来事は面白い。

まず、畑の奥から、
朝から夕まで、
休まず一匹の蜂
巣から飛んできて
側溝から湧く
水を取りにきて
畑の奥の巣に帰る
自分を時に威嚇して
そのうち威嚇しなくなって
蜂は最短距離で、
水辺に来ては
しばらく水を取り
ジェット機のように
飛んでゆく

水が湧くところから
東に向かって
緑色の苔が生えている

水を求めるのは蜂だけじゃない
来たのは白黒グレイのバッタ
ところが雀がバッタを狙って
襲来
バッタ
飛び
石垣に張り付く

見事な保護色!

雀、バッタの姿を見失い
空へ飛ぶ
バッタ、
食われてなるものか、
と炎天の中
じっと
石垣にへばりつく
20分も30分も
水がほしいだろうに
命はさらにほしい
生存してゆくのは大変

バッタ
しばらくして
やはり畑に飛んでゆき
事なきを得る

バッタは今日のように、
石の色をした種
植物の色をした種
みんな擬態している

僕も気配を消す術をおぼえたい
いや、
よく言われる
「あれ? 今日、いたっけ?」
「朝からいたよー」
「いたっけ?」
と笑う。
僕も笑う。
だから、
僕は気配を消す才能はある方だと思う。
できれば、
自然界の中にしっくりと
なじんでしまっていたら
最高だ



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草のきれい

2014年07月23日 | 生活
昨夜は熱帯夜

なんじゃもんじゃの木に
蜂たちがいっぱい
白みどりの花
蜜を吸い
花は道路に落ち
道路は白みどり色になる

「花が咲いてるねえ」
とだれかが言う
「蜂がたくさん」
と答える

炎天
黙々と
草むしる人
汗をぬぐわず

裏門への道は
小川沿いの草いきれ
どの緑の形状も
美しい
葉の色々、
茎の色々、
蔓もすべて、
きれいなひとたち


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BAR

2014年07月23日 | 生活
何かいいことがありそー、
と朝の自転車に乗って、思。

イタリア語「BAR」(バーンと発音)
コーヒー二杯分のお金。
京都、
日本の「粋」について。
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木陰にて

2014年07月22日 | 生活
スズキさんは、
道から何かを拾って、
木にそれを付けた。
セミの抜け殻かと思い、
近寄って、
訊いてみる。
「いや、セミだ」
でんぐりかえっているセミを、
木に戻したのだ。
やさしさがそばで起きると、
あたりはやさしくなり、
景が美しくなる 夏

木はえらいなあ。

昨日も一昨日も、
小さな子供が、
笑いかけてくる。

タンャの種みたいな、
ふわふわした、
もっと小さな種。
それを手に持って、
「こんなものが」
と人から渡された。
白くて、
突起がたくさんついている種を、
空に放ると、
微風なのに、
ゆっくりと、
どこまでも、
飛んでゆく。
種はえらい。

石積の人々。

夜は9時に寝る。
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夏のマンホール

2014年07月21日 | 生活
7月19日記

マンホール聴講会、
という言葉を書いた場所に来た。
またここに来るなんて。
あの時は、311の年だったから、
よく覚えている。
ここで、葉の表面に付着する物質について、
思っていた。

あれから三年経って、
今、ここにいる。

風は西から吹き、
花がたくさん咲いている。
空はグレイ。

空が鳴る。

今日は柿の木を見ていた。
実はみどり。

黄色のあやめ
白黒のトンボ、驟雨の後、来。
トカゲも来。

蝶や蜂はかみさまの遣いだという。

アゲハチョウ、来。
セミも鳴いている
ほんと、夏ーっていう感じ。
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思うこと

2014年07月20日 | 生活
心はどこに?
feelingだ(感じ)

それはどこ。

それは、
体の外部、皮膚だ。

と6月23日に記されている。
美しい岐阜方面に向かう道中に。

心って、
胸をどんどんやって、
ここだ、って言うけれど、
心は胸にはない。
脳にもない。
ではどこだ。
と思って、
おそらく、
肉体の外部にあるだろうと直観。
外部ならば、
自身との接点は、
皮膚である。
皮膚感覚こそが、
心のある場所であり、
おそらくそれは間違いない。

もうひとつ、これは4月か5月に気づいたこと。

床に寝転んでいるとき、
上から降りてきた思い。
それはこうだった。
「悪いことが起きているときは、よいことが起きる前兆」
これもおそらく間違いない。
いぜん、
『どんと』という歌手が歌っていた歌詞は正しかった。

< くりかえす くりかえす いいことも やなことも >

やっと、
その歌詞が判った。

---

ここ最近、
過去に興味がなくなってきた。
そして、物事の詳細を気にしていると、
もっと幅がひろい世界をも、
同時に思うようになってきた。
小さなことを思いながら、
同時に大きなものを思っている。
日々の小さな苦悶を包み込んでしまう、
大きな世界。
それが脳内で、作られ、意識化されている。
何が起きているのだろう。わからない。

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安城・春

2014年07月20日 | 生活



空、青、雲、風、
光、月、草、みどり、
花、鳥、音、土、
石、水、川、橋、
子供たち、山、train、
鉄塔、空の音楽、ひばり、

その中にいる。
道、畦、つくし、苔

人間の目はコワイ
人間は攻撃してくる
「自然はコワイ」
と言うけれど、
自然はコワクない。
コワイのは人間の目、
人間の心だ

ひばり、頭上の青で、
鳴く
その声を聞いている

---

93円の食パンと150円のクリームコロッケ
あと二つ
trainが通ったら、
この畦を帰ろう

歩いてゆくと、
田の鳥、浮ェるので、
「ゴメンネ」と、
「わたしは大丈夫な人間だから」と、
草に、道に、
「(田の鳥に)伝えてよ」
と言う。

ここにいて言葉とは何だろう。

「僕は人間の言葉を使って、あなたたちに伝えている」

人間は土の上に住むのではなく
大きな箱の中に住んでいる

私の家族は
人間ではなく
あなたたちだ。

人間は足ではなく
小さな箱に入って移動する

人間は旗を立てる 示す
自分を大きく見せるため

人間は墓をたてる
自分がいたことを残すため

人間は言葉を使う 笑うため。

この「現実」は、
自然界と人間界が重なったところ。

2014,4,6
愛知県安城の野を歩いて(美しい平野に魅せられ、もっともっとと、歩いていったら、帰り道がわからなくなったけれど、素晴らしい野の道でした)


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ベランダで見入るもの

2014年07月15日 | 生活
去年、
友達が家庭菜園の記事を書いていて、
いいなあ、やってみたいな、
と思った今年。
買ってきたミニトマトの苗。

で、実をつけたときはそれはもうたいへん感動で、
そうか、トマトって、こんなふうに並んでなるんだな、
と思い、じっと見つめ、水をやり。

で、昨日、赤くなってきた実。

鳥が食べて、
消化されずに残ったままの種を、
フンと一緒に地に落とし、
フンの栄養とともに、
そこで、
ミニトマトもどんな実も、
新たに、根を張るという自然の仕組み。
そこに、
鳥でない自分が、食べても、
トマトの食物連鎖を壊してしまわないか、
と少し思うのですけど、
もちろん、食べます。
先週の日曜にトマトを買ったけど、
先々週より、高値だったし、
ミニトマト、
お弁当に入れさせてもらいます。

ほんとに、カテゴリー、
「生活」っていう感じで、
毎日、見ています。ミニトマトの赤。
新しいことって、面白い。
マジで知らなかった、
トマトって、横に並んでなるんですよ、
鈴みたいに、たくさん実がなっていて、
こんなに簡単にできるんだ、
とうれしいです。
「おまえ、鳥じゃねえだろ」
ってミニトマトに凄まれても大丈夫なように、
昨日、カーマで鳥の着ぐるみを買ってきました。

今日は気温34度らしいけど、
さらに暑い着ぐるみだけど、
鳥みたいに、
くちばしでもぎ取ってやれば、
ミニトマトも鳥だと思って、
偉そうなことを言うこともないと思って、
収穫、頑張ります。
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