kotoba日記                     小久保圭介

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デニーズ

2016年09月29日 | 生活
デニーズで
ずっと話していた
右から左から
駆け抜ける
奥から
飛び出る
3人
床に座って
首を振る

尽きることなく
そんなことを


曇り
暑き&涼風
まだコーヒーが飲めない

扇風機
朝顔

もうすぐ
9月が終わるのに
この気候

無理




良い出会いの最後

2016年09月25日 | 生活
ドアの貼り紙

その人は
立っていた
話しかけてみた
失礼のないように

時間になり
席を立った
その人と目が合った

いつもあまり笑わない人
笑顔を出して
見送られた
ドアを押して
外に出る

振り返ると
まだ
こっちを見て
笑っていた
だから
笑った

良い出会いの最後
おそらく
もうお会いすることは
ないだろう
けれど
どこかで見かけたら
すぐにわかる

何十年の思い出だろう
たくさんの人と
ここで話し
文字を書いたり
本を読んだり
思案しては
メモをとって

文学と音楽の話を
どれだけ
ここで話し
読んだだろう

コーヒーを
飲みながら
何杯も



恵みの示唆

2016年09月23日 | 生活
昨日
首を
寝違え
マッサージなんて
ゆくものだから
お風呂なんて入るから
もっと
ひどくなって

待合室で
隣り合わせた
知らぬ人
足の悪い人と
話しては
待つ
「わたしも体験があるからそのうち治るよ、一週間」
首回らず
横になるのも
たいへんですけど

水を飲もうにも
上を向けないので
コップにストローで
水を飲む
薬も
水に溶かして
ストローで
飲む

洗濯物を
ハンガーに吊るして
物干し竿に干そうにも
上が向けないので
手で探り
干す

その時
思った
盲いている人は
物干し竿を
見ることもない
手で探り
ハンガーで
洗濯物を干すのだな


たかが
首がなんだ
といっても
夜の中で
こらえて
明け方
やっと
横になることが
できた

ああ

しあわせを
思う

そして
静かに
ねむりゆく

盲いている人を
思えば
わたし
恵まれている




芝を踏む

2016年09月21日 | 生活
横断歩道を渡り
南へ
階段をのぼり
芝を踏み

手すりの向こう
光輝く
ぼんやり
光を見ていた

雨粒が来た
芝を踏み
道を進み
階段を降り
横断歩道を渡る

音楽が鳴る
そこに寄る
西の眼下に

輝く
響く
音楽

優しき月が
気配を感じ
振り向いて
手を振る
その
瞬間
光線が
胸に宿る

春の香りが
漂う
秋なのに
気配を感じ
手を振る

記憶に刻む
気配への
配慮

美しい空は
曇天
だけれど
光が
あった



満月

2016年09月17日 | 生活
満月の昼
交差点を渡り
ドアを押す

ねむるねむる

蒸し暑き
午後
ロータリー

立って
いた

多幸感の中で
緑は
夜の中で
繁っている

道は
あった
飛び出たところ
その場所が
あった

勘で
動いて
行き
着く

多幸感の中で
時間は過ぎる
「前は雨が凄かった」
半袖で
赤い椅子に
座り
美しい時が
流れて
ゆく

多幸感の中で
夜の夜まで
満月が
鳴っていた



刹那を忘れ

2016年09月16日 | 生活
雨が降った
道路が濡れているので
いつ降った
寝ているとき

朝は
雨の跡から
始まる

まだ
扇風機

歩いて
歩く
神社まで

白と桃色
黄色いライト
黒い床
表情
足の動き
ざわめき
喝采
刹那を忘れ

4人
あの店で
いつまでも
深夜まで
刹那を忘れ




hr60p end

2016年09月14日 | 生活
終日
作業

これで最後
欲を出した
もっと書きたい
あと二つ

散歩
帰ってきても
息があがる

脱力
脱力してゆく
夜に

言葉が
まるで
増水した川が
決壊するように
言葉が川からあふれ
堤防を超え
土手を流し
平地に流れこんでゆく感

こんな体験
初めて
とにかく
キーボードで
言葉を
ディスプレイに書くしか
方法がない

休憩しようとしても
3分後には
言葉が来るので
休憩できない
体力勝負







美しい

2016年09月10日 | 生活
北へ向かう

山で
焼きそばを頂き
ギターを弾いてみる

木曽川
可児川
が合流したところ
動かぬモノレールに乗り

温泉につかる
シロサギ
山の形
モノレール

白湯
白い椅子の
コーヒー店

一番星
二番星

もみじ
川の音

リアス式のような
岩場の草
蛇行する大きな川

ラーメン
コメダ
ギター
21:30帰宅

みんな
オハヨー
と言う