kotoba日記                     小久保圭介

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さむい

2016年12月28日 | 生活
ふらふら
昼食を食べにいこう
というので
昼食を食べにゆく
ごちそうになったので
コーヒーを飲みにいこうと言うと
いいよ
という
コーヒーをごちそうして
じゃあまた
ラムネを財布から出して
水で飲み込む


静かに3人で
話して
早々に帰った

さむい




左の木から

2016年12月27日 | 生活
ドアメの中を走る


グレイは
ちぎれて東へ急ぐ

葉の遊び

黄緑の葉が
足元に一枚来たので
どっから来たの?

まわりの木にたずねてみると
左の木からだった
きれい
持って帰ろうと思った
やめて
左の木の根元に帰した

「もう雨はいいでしょう?」

グレイのニットキャップの人が言うので
「そうですね 空が青いので」

西を見て
指さして言うと
「あはは」
とグレイのニットキャップの人が笑った
何がおかしいのかわからないけれど
うれしくなって
誘い笑いだ

ひとりばえ

小さなクモがいたので
緑の家へ移す





通りにて

2016年12月20日 | 生活
虹を持った女が
北へ向かった
「杖ついたおじいさん、知らぬか」
と女が言う
「見かけたら、南へ向かってくれと言ってほしい」
杖をついたおじいさんが現われたので
その獅`える

大福を食べながら
男は西へ向かった

小雨

奇跡のレジかごバック

2016年12月18日 | 生活
今日も
買い物帰り
志賀公園で
ひと休み

最近
レジかごバックを
使っている
たいへん便利
籠にセットしておけば
レジの人が
入れてくれる
これで
いちいちをショルダーバッグに
入れる手間がはぶけた
しかも
自転車の前かごに
すっぽり収まる
どうして
ずっと家にあったのに
使わなかったのか
このレジかごバックの快楽を得るために
スーパーへ行くモチベーションがあがる

公園でたくさん
ケータイで写真を撮り
きれいの人たちを撮っては
息を吸う
木は
草は
紅葉して落ちた枯葉は
きれい
ほんとうにきれい

帰りの交差点で
信号待ちをしていると
友から電話
大事なことだったので
何度も何度も
横断歩道の前で
話し
青信号を何度も見送る

なぜか
今日はたくさん電話があり
友と
土岐の美しい景観の
温泉で
川を見ながら
じっとしている

夜は
洒落た店で
コーヒーをごちそうになり
焼肉を
宅で
ごちそうになり

一日は
すぐに終わってしまう



涙の伝染

2016年12月17日 | 生活
友は
パティを見ながら
黙る
もう一度
と言う
パティを
もう一度
見る

彼の目に
涙が出ているのを
見て見ぬふりをしていたら
こっちが
涙目に
涙って
なぜ
伝染するのだろう



常夜鍋
おいしいおいしい
と言う

コンビニで買ってきた
小瓶のトリス
ベランダで
酔っ払いながら
踊り
空を見ていた
寒かろうに

さてと
と彼は言う
事あるごとに
さてと
と言う

人生の接続詞は
人によってさまざまだ
それが面白い

さてと
と彼は言って
帰るわ
と言う
じゃあねまた

土曜の夜に向かって
彼はとっとこ
歩き出す
杯をどこかであげては
ささやかを
体に入れる

人生が
彼に味方しますように







夢の歌

2016年12月16日 | 生活

外に出てみると
小雪が舞っている
はあー
と思い
ペダルを漕ぐ
初雪

これから
雪がたくさん降る日が
多くなるだろう

ずっと前から見る夢
大きな会場で
ボブディランがイマジンを
歌う
そんな夢

戦争は
人や建物を壊すだけじゃない
馬が吹っ飛び
空に鳥が逃げまどい
花がちぎれ
木が唐黷驍ニきに
土が飛び
火が出て
虫たちが逃げ急ぎ
草は焼け
血の人が唐
いたるところで
爆発し
牛は絶叫して
目を剥き
地面に唐黷

なんの煙だろうか
あれは

ボブディランが
イマジンを歌う夢
拭う指に涙
光にさらされ




道を曲がるときの

2016年12月15日 | 生活
おはようございます
角を曲がるとき
道路向かいの
この街の
氏神さまに
胸で言う
鳥居の向こうから
まっすぐに
波がうわーと
来るような気が

ペンキで塗られた
国府宮神社の
なおい
あまりにもひどいので
この氏神さまに
戻した
一円玉も十円玉もなく
泣く泣く
百円玉を出して
収めたこと

そんなご利益があるのかも
だから
波がうわーと
来るような来ないような
毎朝の
曲がり角