kotoba日記                     小久保圭介

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風、強し

2009年08月31日 | 生活
台風が去ったあとのためでしょうか、
午後からとても暑い日でした。
それでも、
風が吹いていたので、
なんとか体感温度は下がっていると思います。
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海辺のカフカ 上

2009年08月30日 | 生活
夜、村上春樹著「海辺のカフカ」上までを、
読み終えました。
予定ではこの二日間で、
読了できると思っていたのですけれど、
まだ半分です。
あとはまた来週です。
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海辺のカフカ、始

2009年08月29日 | 生活
村上春樹著「海辺のカフカ」を読み始めました。
何度もチャレンジして、挫折した小説です。
夜まで、上巻の半分まで読めました。
上巻の半分までくると、
断然、面白くなってきました。
疲れているので、ソファーで読書というより、
半分は眠っていた、という方が正しいです。
朝、洗濯と布団を干して、
あとは読書です。
夕方、買い物に行き、
数種類の野菜を煮て、
冷蔵庫に保存。
なるべくたくさん野菜を食べるようにしています、
と「海辺のカフカ」の中にも書かれてありました。
蒸し暑い日で、
扇風機を回していました。
まだしまわずにおいて、
良かったです。
読むのが遅いです。
「読むのが遅い」と、
小説の中にも書かれてありました。
これが村上春樹という作家のサービスというものです。
シンクロしています、読者と。
難しい語彙はないけれど、
使ったことがない言葉を、
紙に書き留めて読んでいます。
ソファーから、手を伸ばして、
紙に書いているので、
グニャグニャな字で、記録されています。
夜になって、
長編小説は、やっぱり、読書の醍醐味、
という感じになってきました。
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LOVEJOY

2009年08月28日 | 生活
朝と帰りに、
自転車通勤の時、
音楽を聴きながら行きます。
今朝は、「LOVEJOY」の「あの場所へ」を聴きました。
そろそろ、聴こうかな、
と思っている音楽の一つです。
CDのジャケットも素晴らしく、
友人も「良いなあ、このジャケット!」
と言っていました。
音楽を聴くタイミングがあって、
本でもそうですけれど、
ドンピシャの時に出会えば、
素晴らしい。
問題はこっちの側にいつもあって、
あとはタイミングを計るだけです。

最近は、マジで長労働でくたくたで、
時間のやりくりを本気で考えています。
人の時間を生きるのは嫌だけれど、
お金を貯めるためには辛抱も必要で、
ならば、時間は作るもの、
という言葉を胸に、
自分の時間を大切にしています。

夜、オジとぐったりしていました。
もう二人とも、限界で、
僕らの後ろから、
秋の虫が鳴いています。
「小久保君、聞こえるか」
とオジ。
確かに、少し聞こえます。
オジは、虫が鳴かなくなると、
妙な声を出して、虫に対抗します。
すると虫が鳴き出します。
「どうだ!」
とオジ。
それを何度もやっています。
僕は数日前の新聞だったか、
ネットだったか、
5万円ぐらいで、
家系図をしらべてくれる、
それもかなりさかのぼって、
という記事を思い出していました。
僕の父方の家系図を、
父に見せてもらったことがあり、
小久保という家の家系ではなく、
山本という人と小川という人が、
小久保の家に養子にきて、
そこで山本と小川が結婚して、
というのが、
父方の家系のだいたいです。
小川国夫という作家は、遠縁に当たるそうで、
ならば、わずかでも、言葉書きに、
僕も向いているのかも、
と思い込まないと、
これからどうやって生きていけばよいか、
まったくわかりません。
「この道より、他に我を活かす道なし、この道を行く」
の心境です。
話が逸れました。
オジと僕は、もう限界で、
労働というより、
まどろんでいる、
と言った方が良いと思います。
「オジ、5万円で、家系図を作ってくれるとさ」
と言ったつもりが、
「オジ、5万円で、家計簿を作ってくれるとさ」
と言っていたらしく、
「あ?」
とオジが、聞き返すので、
間違いが判りました。
それぐらい僕らは疲労していて、
後ろで、虫が鳴いていました。
「熊野で小久保君は確かに海賊をしていた」
とオジも言います。
僕も、いつの時だったか、熊野に住んでいた時があると思います。
それは、去年、松本峠で実感しました。
そんな話をして、
僕らは遅くなった夜の中にいました。
オジはまた、
妙な声を出して、
「むむむむむ」とか、そーいう声です、
秋の虫が鳴くのを待ちました。
鳴きました。


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過労

2009年08月27日 | 生活
朝、木に、祈りし、
また、空を見上げし、青と白。
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かりんとう

2009年08月26日 | 生活
からすがかりんとうをくわえて
どこかにいった。くもり。
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丸ちゃん

2009年08月24日 | 生活
朝、信号待ちで、
木を見上げてみると、
葉っぱが変色していました。
もうすぐ葉を落とし、
冬に備える支度を、
木は始めていました。

夜、久しぶりに丸ちゃんと会いました。
丸ちゃんは、行き帰りの道を、
毎日、往復一時間歩いていたそうです。
そして、最近は、遠回りをして、
一日、三時間歩いているそうです。
それが楽しいそうで、
散歩の楽しさは、
僕も知っているから、
「そうだよねー」
と話していました。
あらゆる意味で、
前進する丸ちゃんに会って、
力をもらいました。
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りるりる

2009年08月23日 | 読書
moesさんという方のサイトに、
日々の短い言葉のコーナーがあります。
僕はそのコーナーがかなり好きで、
生活の自然な感情が素直に書かれてあります。
引用させてもらいます、ごめんよmoesさん。
こんなふう。


 りるりると、
 秋に
 なく声


僕は「りるりる」という擬音が、
もの凄く素敵だと思います。
こんなふうに、
言葉が書けたらなあ、
と思います。
「なく」というふうに、
ひらがなで書かれるのも、
かなり凄いことだと思います。
実際に、「りるりる」と本当に耳が聴いたとしたら、
耳鼻科に行かなければいけない。
ところが、
言葉の世界というのは、
言葉でできていて、
現実を写しながらも、
現実ではないのです。
それは写真でもそうだと思います。
写真という字は、真を写すと書き、
マジ、言葉通りだと思います。
秋の虫の鳴く音を現実として聴いて、
ああ、良いな、と思う、
そして、
写真家、宮嶋美衣さんの言葉を借りれば、
「写真にすると、もっときれい」
であり、
「言葉にすると、もっときれい」
が、
moesさんの語感の世界なのです。


今日はずっと、
いとうたかお著「小さな唄に手を引かれ」を読んでいました。
1Q84の読後以来、
また読本に魅せられたままで、
家事はあとまわし、
夜の7時半に読了しました。
ソファーの上で、
一日で読める本を探して、
というふうな休日です。
家事先行より、
本先行で、
家事は、
読本の合間に、
という時間配分で。
「小さな唄に手を引かれ」は、
これでたぶん三回目の再読になりますけれど、
「自然界のものに、手を出してはいけない」
という記述を、
改めて、記憶に入れました。
僕にとっては、
かなり大切な本の一冊で、
「続編」が出版されないのは、
本当にキツイことです。

本を読み終えた時間に、
友人が遊びにきました。
すぐに外に出て、
夕食ついでに、夜の中を、
くだらない話をしながら、
馬鹿笑いをしながら、
ずいぶん、歩きました。
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木が風に揺れていた

2009年08月22日 | 生活
雨のち、晴。
暑い日です。
草が、風に揺れているのを、
見ていました。

帰り道、
暗い中を自転車で漕いでいると、
木が風に揺れていました。
暗いから、
緑が黒く見えます。
「地上のもの、自ずから光らず」
です。
葉でいっぱいになった木が、
大きく揺れているのを、
見ていると、
あ、木がある、
この世に、
木がある、
と本当に不思議に思いました。
垂直平行で構成された、
街の景観の中で、
こんなに雑然とした「モノ」は、
逆に異様に見えます。
それも、風で揺れているなんて!
言葉通り、
「根本的に」、間違った見方ではあるけれど、
その木の存在感は、
何か、僕を驚かせましたし、
神妙な気分にさせてくれました。

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彼は、

2009年08月21日 | 生活

窒ェ天に伸びてゆく。

蒸し暑い一日で、
蝉がみんみんと鳴いていました。
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名前

2009年08月20日 | 生活
秋の虫が、
夜、鳴いています。
未だに、
鈴虫なのか、コオロギなのか、
知らないままで、
木の名前も、花の名前も、
鳥の名前も、
知らないままで、
きっとずっと知らないままだと、
思います。
だから、
木の名前や花の名前、
虫や鳥の名前を知っている人に会うと、
あー、違う人だー、
と、凄いなあ、と思います。
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三拍子という乗り物

2009年08月19日 | 生活
今日あたり、
最後の蝉かな、
と思いました。

緩やかな三拍子の歌を胸で鳴らしていました。
そのリズムの流れに、
体を浮かせていると、
静かな気分になっていました。
小説も音楽も、
僕を連れてってくれます。

夜、自転車で坂を下っていると、
風が吹いて、気持ちが良かったです。

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三つ葉

2009年08月18日 | 生活
もう、暑くはないです。
道ばたの三つ葉の葉は、
だんだん色あせてきていて、
色は白くなってきています。
こうして、夏が終わり、
秋が確実に来て、
寒い冬が来ます。
そしてまた春。夏。
三つ葉の新緑の美しさ、やわらかさ。
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たいてい「孤独」

2009年08月17日 | 読書
今日は村上春樹の小説について、
考えていました。
今回のもそうですけれど、
村上春樹の小説の登場人物は、
たいてい「孤独」です。
小説の方法として、
読者へのサービスとして、
孤独な登場人物の配置は、
どのように有効なのかを、
考えていました。

1 読者(それも世界中の)のシンパシー
2 孤独を基点として、関わりを作っていくプロセスが「小説時間」を作っている。
それが読者のカタルシスになっている。

あとは判りません。

それにしても、
1Q84の、
ダブルプロットの見出し、
というか、いちいちのタイトルの素敵さには、
凄いなあ、かっこいいなあ、と思います。

ーーー

もう残暑、という感じです。
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振り子の音

2009年08月16日 | 生活
とにかく、
本を読むのが遅いので、
マジで読了できて良かったです。
で、
今日は連休最後の日。
DVD「火垂の墓」、北野武の「みんな~やってるか!」、
それと、「夕凪の街 桜の国」を途中まで。
もうタイムリミットです。
これ以上観ると、明日からの労働に影響あり。
せっかく借りてきた「エヴァンゲリオン」はまったくの未観。
タイミングを計って、また借りようと思います。
ゲオに「菊次郎の夏」があって、
どうしても観たくて、
それだけまた借りてきましたけれど、
これ以上観ると、明日からの労働に、、
というわけで、「菊次郎」も途中まで。

映画は先送りで正解、
とにかく、「1Q84」を読んだお盆休みでした。
あー、楽しかったお盆休みです。
会いたい人にはほぼ会えたし、
本も読めたし、です。
映画はまた時間を作って、観ようと思います。

そうそう、鰍ッ時計の針の調節をしていたら、
振り子の音がし始めました。
今まで、うるさいと思った時もあって、
わざと止めてあったのですけれど、
今は聞こえています。
振り子の音が聞こえ始めた、
というふうに言えば、
とても吉。
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