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kotoba日記　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　小久保圭介

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大晦日

2023年12月31日 | 生活
大晦日

大変な年

部屋を掃除

一年の中で一番好きな日、大晦日

六根清浄
108は
前世36個
現世36個
来世36個
合わせて108個の穢れ

そんな大晦日は
とりあえず1年のことを
チャラにしたい
そんな風に思うんですよ

大晦日っていうのは1年の中で一番静かで思う日なんです

私も1年お世話になりました





当たり前

2023年12月30日 | 生活




少し前の写真

影というのは不思議でね
昼間しか見れない 影なんだね それはもちろん 夜だって影はできるんだけど

昼でも夜でもいつも影はあって
ちゃんと気がつかないとね忘れちゃうんだね

当たり前に生きてるのと同じように当たり前に影があるんです

当たり前な事って本当は大事なんだけど そうやって呼吸をするだけだって大したもんだ

今日は1日動かなかったとか言うけど
24時間生物の体っていうのは働き続けます だからこそ ちゃんと体を休めないといけないの ねみんなちゃんと休む もう脳も体なんだよ
無理だけは絶対 アカン







『あきらめたピノキオ』

2023年12月26日 | 生活詩





















　　　


　　『あきらめたピノキオ』

あの人は

静寂ではない

寂しさがなく
静か

必要な言葉は小さく言う
天気の話やあいさつを言い
不要な言葉を言わない

気が付くと
知らないまま消えていく

その人は

存在の気配がない
いるのか
いないのかも
わかならい

その人は

金ぶち色の
まるい眼鏡を
少し下げている

あの人は
誰にも
触らない

あの人は
冷たい海の水でも
海面が温かさになってしまう
夜の太陽みたいで
光さえ消えている

陰徳

あの人は

山の中で
誰も見たことがない花に
少し見ている
「へえ」
と小さな声で言う

あの人は
川の流れで
動く草

時には
岸で歩くし
寝てもいる

あの人は
穏やかなピノキオ

鯨のお腹の中で
ランプの下
鯨が食べる小魚を食べ
小さな机で
一人で
絵を描く
言葉を書く
勉強もする

あの人は
時には明るい表情で
目を大きくし
短く楽しそうになる

あの人は
どれだけ忙しくても
小さな声で
「今忙しいのでもう少し待って」
と言う
すぐに必ず来てくれる

あの人は
瓦礫の角で
戦闘機が爆音が終わると
知らない子どもたちを
両手で守り
空の流れを
心配の目で
見ている
子どもたちを
抱えている

あの人は
本物の平和で
いつでも怒らない

あの人の
おとなしさは
怒り過ぎて
あきらめたのだ

本当は静かではなく
実は大きな声であり
それでもやっぱり
言わず
言えず
判ったことこそ
陰徳の道しるべ

あきらめたからこそ
本物の徳
本物の思い
たくさん失い
手から落ちちゃって
あきらめた時こそ
美しい
そして
また始める

あの人は

静寂てはない

寂しさがなく
静かです

陰徳のピノキオ
明徳のピノキオ

あの人は
少し笑いかけ
穏やかな表情で
人をほっとする
本物の愛の人って
本当に
いるんだね




恵み

2023年12月19日 | 生活
カレンダー
手帳
豆本
思いやり
思い
恵み
ありがとうございます

薬
ベッド
シャワーチェアー
横断歩道
西の先

笑顔
問い
答え
老木

若いブルー
あいさつ

冷たい窓
靑い山脈
歌
手を合わす
祈り
神様
仏ほっとけ
ハンバーグ
味噌汁
食って寝る

勉強
ストレッチ
リハビリ
カップ
水
階段
手摺り
恵み
奔走
感謝
恵み



　　　『食って賢くやる』

2023年12月18日 | 生活詩

















　　　『食って賢くやる』


朝のコーヒー
緑色の人
まだ椅子で居眠り
古猫のよう
なんて幸福なのだろう

自由とは
16秒間までしか
続かない
という

束の間
自由を感じるのは
ほんの一瞬のみ
あとは欲望

三ヶ月前
BGM
『イマジン』が鳴っていた
次に
ボブディランの
『嵐からの隠れ場所』が
鳴っていた
なぜかはわかならい

いずれにしても
朝のコーヒー
これが一番美味しい
自由付き朝のコーヒーは
幸福だ

朝はリセット
そして生活
「食って賢くやるだな」

先週の12月8日
90歳の仲井さんはそう言った
あの言葉を聞いた時から
映画と本の
『君たちはどう生きるか』
を読むことも
観たいとも思わなく、なった
文学も思想もどうでもいい
「食って賢くやる」
そんな言葉さえも
消滅し
数秒間だけ
16秒だけ
自由