KCF的徒然草

KouChan's Factory管理人の心の叫びor反省文

生きていれば大ベテラン。

2006-02-04 21:41:25 | 音楽

今回もまた、先輩K氏から借りたCDの紹介。

 お酒を飲みながら静かに聴くといいよ、と勧められて借りたのは、ジョン・コルトレーン「バラード」。演奏は1961~62年頃。ライナーノーツによると、当時のコルトレーンは非常に「アグレッシブな」演奏をしていたのだが、このアルバムではその雰囲気とは全く逆の、非常に静かで、サックス1本でメロディを展開する曲ばかり。そんなわけで、当時の評価は酷いものだったらしい。しかしこの作品以降、ジャズ界で破竹の快進撃を続けていくわけだが、'67年に40歳の若さで世を去ってしまう。生きていればもう70代後半か、どんな演奏をしてくれただろうか・・・。

 このアルバムほど、説明が難しく、それこそ一度聞いていただかないと、と言いたくなり、なんとも歯がゆい思いだ。そんな中、個人的に気に入ったのは、7曲目「It's Easy to Remember」。某深夜番組のBGMで聞き覚えがあったから、というのがその理由だけど。ジャズ初心者にもお勧め、とあるけど、時間が32分程度とやや短いのも、初心者向けという理由からなのだろうか?

コメント
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