東○インの不正改築問題から、この法律のことを知った人もいるかもしれない。かくいうぼくもそのひとり。
正式には「高齢者、身体障害者等が円滑に利用できる特定建築物の建築の促進に関する法律」というんだけど、長ったらしいので、通称として「ハートビル法」(Heart=心、Building=建築物)と呼んでいるそうだ。この先本格化する高齢化に対応して、特定の建物に関して、高齢者や社会的弱者、さらには妊婦さんにも支障なく施設を利用してもらうために、設計、施工にあたる建築主に課せられる責務、義務についての法律のようだ。特定の建物、というのは、病院、劇場、ホテルから、スーパーマーケットやコンビニエンスストア、意外な所ではキャバレーやナイトクラブも含まれている。具体的には、車椅子用のトイレを備えている、目の不自由な方でも使えるエレベーターを備えてある、ことなど。細かいことは下のHPを見てもらうことにして、先の某ホテルは、営利目的(?)でこれらの施設を潰してしまっているわけだから、まったく何を考えてたのかわからない。
これとよく似た法律で、交通バリアフリー法というのがあるが、法律の中身がなぜかHPで読むことが出来ない・・・。どうなってんの国土○通省?
「ハートのあるビルをつくろう(ハートビル法関連情報:国土交通省)」→http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/build/hbl.htm