KCF的徒然草

KouChan's Factory管理人の心の叫びor反省文

ポケベルが鳴らなくて♪

2013-04-10 23:33:09 | デジタル・インターネット

 今朝のニュースで、今時の学生は「入学式の前からLINEを使ってコミュニケーションをとっている。だから、学校に入っても”友達できるかな”という心配をあまりしない」なんてやってたものだから、もう驚いたのなんの。

 今でこそ自分も、スマホ片手にtwitterやfacebook、ブログやmixi(こういうのも彼らには”なにそれ、古~い”なんて言われるんだろうかな)でのコミュニケーションに興じている。歩きながらは危ない、というが、ついつい歩きながらスマホの画面見ちゃうんだよな。

 

 初めてそうした通信ツールを手にしたのは、大学3年のときのPHSだった。

 携帯電話は当時すでにあったけど、学生にとっては料金が高いし、聞き取りづらかったし。その点、PHSは基地局さえ近くにあれば通話はほとんど支障なくできたし、比較的料金も安かったし、ちょうど就職活動が始まる頃だったから、友人もみんな持ってたな。

 しかし、自分がPHSを手にする直前までの主流は、ポケベルだったよなぁ。ぼくはまだ高校生だったので、持っていなかったけど。

もともとは電話に出て欲しい人に向けて、番号を連絡するだけの一方的なツールだったのだが、文字コードを電話で入力することでその相手にメッセージを送れる、ということで社会現象になったっけ。歌やドラマまで流行っちゃって。そのメッセージを、公衆電話のプッシュボタンで入力するのだが、ものすごく速く打つ女性がTVに登場した時には、何か達人のスゴ技を見たような感じがした。

今もケータイでメール入力する、その手捌きがあまりに速い人を見かけると、この人昔、ポケベルとか使ってたのかな?と一瞬思ってしまう。

 

 それも、今はすっかり廃れちゃった。PHSもほとんどないし。そう考えたら、今のスマホやLINEなんてのも、20年経ったら、もっとすごいコミュニケーションツールが登場してる可能性は十分あるので、その時の中高生たちに”なにそれ、古~い”なんて言われるんだろうかな。

コメント
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