Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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残りの作業が少なくなってきました!

2014-06-15 18:57:32 | Ferrari250TR NART 1958
今日は少し風が有る物の穏やかな良い天気でしたね~!
昨日の予告通りに午前中から町内の防災訓練の一環として島根原子力発電所の見学に行っていきました。
特に再稼働への説明会という訳では有りません、あくまでも町内会が自分たちが住む町が30km圏内になるのでどの様な物なのか自分たちの目で確かめる為に見学を申し込み実現した物です。
島根原子力発電所は現在3基の原子炉が有りまして1号2号は福島第一原子力発電所の事故の為に停止したままの状態になっています、3号機は事故当時建設中だったので93%完成した状態でそのままになっています。
福島の教訓を生かす為に海面から15mもの防波堤を築いたり、原子炉内の異常時の圧力を逃がすベントフィルターの設置や排気塔?の耐震補強や電源を失った場合の電源車などなどの準備がされておりました。
決して稼働に反対ではないですし、賛成でもないのですが原発の異常時の対策の説明を聞きながら先に広がる広くて青い日本海を見ると人間の存在が小さく見えてきましたね。
どんなに十分と思える準備をしても自然の大きさから言えば微々たる物です。
ただ切に願うのは人間が想定する範囲内の自然現象であって欲しいという事でしょうか・・・。
「想定外」と言う言葉を聞き過ぎましたね~。

さて3時過ぎにアトリエに帰りまして早速仕事を始めます。
時間が短いのでテキパキと進めたい所ですね。

今日はメーターからです。
メーターはまだ何も手付かずですが僕の予定ではメーターパネルの裏に一枚透明な板を接着してその裏側からデカールを貼ってメーターを表現しようと考えています。
その時に問題になるのはメーターデカールのズレですね、裏から貼るのでどうしても位置関係を決めるのが難しいのです。
アニメセルを適当に切ってメーターパネルにマスキングテープで固定します。
この時にメーターパネルの穴からよく見える様にマスキングテープを細切りにして貼っています、大きな物をベタッと貼っては見えなくなりますからね~。

裏からデカールを貼りました、当然ながらデカールの表面側(印刷が読める方)をアニメセルに向けて貼りますから糊は木工ボンドを薄めた物をデカールの表面側に追加して貼ります。

メーターはメッキのリングに囲まれていますので、メーターリングを接着しました。
少し感じが良くなった様な気がします。

メーターの下側に4つのスイッチを追加しました。
この時代はスイッチと言えばノブを引っ張るタイプの古い物ですが今から見ると味の有るスイッチですね。

メーターパネルだけ見ると非常に素っ気ない物ですがボディの所定の場所に付くと何とも良い感じに見えませんか?
これだけ印象が変わる部品も珍しいかも・・・

次はウインドのスクリーンを取り付けます・・・と言っても内側に付く小さいスクリーンの物ですね。
ここは二重になっているのです・・・ただスクリーン自体の素材がコチラはガラスの様に見えますね・・・

ミラーも付けました。
ドライバーが後ろ側の情報を得るとしたらこのミラー以外には有りませんので少し大きめの立派な物ですね・・・。
鏡はステンレスの板を磨いて作っています。
この時点でフルサイズのスクリーンの方も接着しました。

いよいよ残りの部品が少なくなって来ました。
フロントのゼッケンサークルの中にフェラーリのエンブレムを取り付けております。
なるべくきちんと馬の形がわかる物にしたいですね~。

残りはライトカバーとフロントスクリーンの両サイドのステーくらいでしょうか・・・??
もう完成間際ですね・・・明日は完成かな??