Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

692-0055島根県安来市飯生町605-8Studio_Rosso渡部洋士 Tel 0854-22-1546火水曜定休

本日、No.1シャーシ完成致しました。

2014-06-16 19:04:24 | Ferrari250TR NART 1958
今日も良い天気でしたね、外は少し暑いくらいでした。
先日水没した倉庫の罹災証明を提出しに市役所までMR50で行ってきましたが走っていると風を受けて丁度良い気温です。
ヘルメットの中は少し暑いくらいですが・・・
街中までの一人での移動手段としてはバイクは丁度良いですね~、市役所の隣に有る商工会議所の誰かさんに見られていたのはちょっと想定外でしたが。
AR50が直ったらフルフェイスのヘルメットを買おうと思っていましたがちょっと前倒しして買わないといけないかな~年甲斐も無くなんて言われたくないっすからね~。

さて制作です。
もう残る部品が少なくなってきましたね。
本日はライトカバーから取付けます・・・削り合わせの画像は撮影を忘れていました(笑)
バキュームパーツの形状はまずまずですね~僕は少し小さめに削るのが好きですね。
まあ、そう焦る必要は無いのですが。

ルマンを走ったフェラーリ250TRにはワイパーが付いていたってご存知ですか?
私は知りませんでした、ずっと前にも330TRIを作りましたがあの車はアクリルのウインドウの中央部にウェザーストリップを入れてガラスのウインドを填めてありましたからワイパーが付いています。
この250TRのウインドウはアクリル板ですからワイパーで擦れば傷が付いて見えなくなってしまいます。
ですからワイパーが付いているのは驚き以外の何者でもないのです。
でも実車に付いているのですから付けておきました。

皆さんご存知の通りこの作品はエンジン付きなのでエンジンを見せたいと言う希望は有りますよね。
数日前に栃木からご依頼を頂いたお客様から「フロントフードの展示の仕方を考えて下さい」とリクエストを頂いていたのを思い出しました。
最近のF-1ならカウル用のスタンドが有ったりしますがそれを使うのは余りにも現代的過ぎて車の時代に合いません。
木製のスタンドとも思ったのですが当時スタンドに保管するという考えがあまり無かった様で当時の写真をいくつか見つける事が出来ましたが木の箱の上に無造作に置かれていたりピットの壁に立てかけられている感じでした。
私の作品はジオラマでは有りませんのでピットの壁を作る事は出来ません。
床にベタに置く事は無かった様ですね、私も経験が有りますが床にベタに置いておくと整備に集中していてついつい踏んじゃうんですね。
多分そんな事を防止する為に床にベタに置く事は無かった様です。
画像がどこに有ったのか忘れてしまいましたが、フロントフェンダーに立てかけられている画像が有りました。
時代的にこれが一番自然な形の様に感じましたので床に穴を二つ開けました。

ここにフードの前側のピンを差し込んで半固定する事にしました。
立てかけて見るとこんな感じです。

これでシリアル番号1/5の完成ですね。
通しでの制作番号は0322になります。


続いて1959年のルマンを走ったS/N0666MM
つまりNo.17の制作準備を致します。
樹脂部品を外しましてアセトン風呂に入って頂きました。

引き続きましてNo.5シャーシを制作します。

なお作品のギャラリーへの発表はご依頼者の方に画像をお送りしてご承認を頂いてからとなりますのでよろしくお願い致します。
尚、今回の納品はご依頼者様のご希望で少し先にはなりますがアトリエ見学を兼ねて当地にお越し下さる予定となっております。
私もお会い出来るのが楽しみです。