Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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いよいよボディカラーが入ります

2014-06-21 21:21:28 | Ferrari250TR NART 1958
今日はかなり湿度が高くて朝からいつ降って来るんだろうと思わせるのに十分な空模様でしたね。
ついに夕方になって降って来ました~!
午前中は畑のメロン[コロタン」のツルをネットに結んでおきました、そのままにして置きますと地生えメロンになってしまいます。
まあ地生えならそれはそれでも良いかもしれませんがボール虫やその他の虫の攻撃を受けやすくなりますのでメロンの実付きを確認がてらツルを整理致しました。
ついでにキュウリも同様にしておきましたよ。
キュウリはまだ花が咲く寸前、メロンはピンポン球くらいな大きさの物が数個成っていました。
全てが成長して食べられる訳ではないですが楽しみではあります。

さて製作に入りましょうかね~
昨日はボディカラーの下地を塗っていますので今日はその研磨からです。
下地と言えどもきれいに整えておかなくてはいけません、特にメタリックは注意が必要なんですね。
ボディカラーの下地はブラックですのでいくらブースで塗ったとしても細かな埃は付いてしまいます、しかもブラックですからどうしても良く見えてしまいます。
細かな埃はスーパーバフレックス2000番を使ってブラックの表面を研磨します。
まずはボンネットです。

ボンネットは筋彫りが無いから楽なんですがボディは筋彫りが有りましてその縁の部分はやはり表面張力で少し盛り上がってしまいます。
その部分を研磨して平らな面にして置きますが油断は禁物ですねサフが出たらもう一度やり直しになります。

全面が均一に艶消しになっていますね、これが磨き忘れの無い証拠ですね。
この艶消し状態で下地の処理は完了です、特にコンパウンドは掛けません。
上に塗るボディカラーの密着が大切なのでこの傷が付いたままにしておく訳ですね。

さてボディカラーの調色に移ります。
この調色がボディの印象を決める大きな要素なので満足いくまで混ぜます。
使うのはロックの079ラインのロックエース塗料で硬化剤を入れて硬化させるウレタン塗料になります。
メインになるのはフィレッシュブルーとブラックとメタリックベースです。
メタリックベースは一番目の細かなメタリックベースを使います、1/43なので出来るだけメタリックベースの目を細かくしたいのです。
ブルーとブラックメタリックベースを混ぜると少しグリーンがかった色調のメタリックブルーになります。
どちらかと言えば紺色のメタリックに仕上げたいのでここからは塗料を混ぜながらレッドを少しずつ混ぜてゆきます。
レッドを混ぜる事でグリーンの色調が消えて紺色っぽくなって来ます。
時代を考えると余り明るいブルーメタでは変なので少し濁りが入る様ほんの僅か調子を整えます。

調色をした塗料は多めに作っておきます。
リタッチや将来的に塗り直しになった場合に同じ塗料を使いたいからですね。
まあ未来永劫は無理ですが近い将来くらいなら何とかなります。
角度が変わるとブラックにしか見えないっすね~!

ボディのブラックの上に塗ってみました・・・
と言ってもボディに塗るまでにはアルミ板の上に試し塗りをしていますよ、もちろん下地にはブラックを塗ってね・・・
下地がホワイトですと筋彫りの部分にブルーメタリックが乗り難くついつい厚塗りになってしまいます。
メタリックですから厚塗りになるとメタリックの粒が流れやすくミスをする事が多くなる訳ですね、この為にも私はブルーメタの場合下地はブラックを使うのです。

ボディの塗装が硬化するのを待つ間エンジンを作ります。

シャーシも組み立ててゆきます、同じ事はあまり何度も書けないので画像を良くご覧下さい(笑)

デカールを貼ります。
ボディカラーは2時間程乾燥機の中で加温してやりますと触っても指紋が残らなくなります。
これもまたウレタン塗料の作業性が良い所ですね
こなるとデカールを貼る事になります。
このボディはブルーメタに白いラインが入りますがデカールは何処のキットにも付属しませんからカラーデカールを切ってラインを作ります。
使うデカールは旧モデラーズでずっと前に買っておいたものです、いまだかってこれ以上に使いやすいカラーデカールを使った事は無いですね。
在庫も残り少なくなってしまいました・・・

カーナンバーの17はZモデルの250TR用のデカールを使いました。
本来は1958年の黄色なボディの物用ですが書体が同じだったので流用しました。

ボディサイドも貼ってみました・・・