Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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ついに開始です

2014-09-06 15:26:09 | Benz Tropfenwagen
先ほどアップしたのは昨日の仕事、これは今日の仕事です。
昨日は忙しかったね、雑用が多過ぎるな~と言うと家内は『自分が引き受けたんでしょ~!?』と言うんだけどね、じゃあ一番時間がかかるブルーベリーの収穫は誰の為の仕事ですか??って口答えをしてしまう(笑)
まあ今日もそう時間が有る訳じゃないけどね・・・今日は夕方から警察の下部組織!?の安全協会安来支部の会議が入っているのです。
秋の交通安全運動の準備だそうでもうそんな季節か~と感じるんですよね。
皆さん安全運転でお願い致します。

さて今日から本格的に始まるBenz Tropfenwagenですが、この車安全運転とはほど遠い程のスパルタンな車らしいのです。
なにせ古い設計(1920年代)ながら元々はレーシングカーで、それを公道が走れる様に直した物だからです。
しかも直列6基筒エンジンを縦置きにミッドシップにおいています・・・今時のレーシングカーと遜色無いレイアウトですね。
元のキットはTin Wizard製のレーシングカーを元に作りますのでレーシングカーを公道仕様に戻す作業は実車通りかな(笑)
そのままシャーシとボディを合わせてみるとノーズの下側に大きめの段が出来ます。
ボディ側の方が幅が広いかな?

まずは切ったり貼ったりの大工事です。
まずは切る方ですね
シャーシを3つに切り分けました
と言うのもこのままキットの構成で制作を進めるとボディサイドのよく見える部分に継ぎ目が来てしまいますのでそれを何とかしたいのです。
ただボディの下側の絞りの部分は少し犠牲になってしまうかもしれません。

更に中央部分のシャーシは両サイドの部分を切り取ります。
この切り取った部分はボディ側にハンダ付けしたいのです。

ノーズの下側の部分は幅を調整する為に中央で左右に切り分けます。
もう何が何やらよくわからない位に分解しています。

今度は貼る方の仕事です。
ノーズ部分を4.0mm程短く切りまして先端が少し下側になる様にハンダ付けします。
メタルが不足する部分にはメタルを盛ります。
削って丁度良くなるくらいですから余り沢山盛らない方が良いかもしれません。

両サイドの下側とテールの下側をボディにハンダ付けしてみて様子を見ます。
これらの部品はまだ全面に渡ってハンダ付けせずに一部分だけ付けてバランスを確認しましょう。

ここからは削る作業に入ります。
かなり荒い目のヤスリでガシガシと削ってゆきます。
と言ってもヤスリの目にメタルが詰まるととてもガシガシとなんか削れません(笑)
でも細かなめのヤスリでは深い傷は付きませんが削る時間がかかってしまいます、何事もバランスが必要かと思いますね。

一旦目の細かなペーパーに替えて磨きましてボディの形状を確認します。
目の細かなペーパーで削ってみないと面の出方がよくわかりません・・・結構な量のメタルを削ったんですね~。


昨日は焦りました!

2014-09-06 12:51:30 | その他
昨日は更新が出来ませんでした。
昨日は特に忙しく午前中はブルーベリーの収穫で手一杯、午後1時からは安来市文化協会の企画委員会と理事会で夕方まで、午後7時からは町内会の3役会と行事が入っておりまして・・・その間隙を突いて(笑)
制作を行なっていたのです。
アトリエでWebに画像だけアップしておいて帰ってからエントリーを書こうと思っていたのですが、なんと家のPCではログアウト状態からログイン出来ず。
まあどこのブログでも一定期間ログイン状態にしておくというのが有りますがそれが切れたらしく勝手にログアウトしてしまいまして・・・
まあそれはそれでログインすれば事は足りるのですが記憶に有るパスワードを入れてもログインしない・・・
しかもパスワードを忘れた処理をしてメールが来るのですがそのアドレスにアクセスしてもエラー表示が出てしまいどうにもならなくなってしまいました。
ひょっとしたらこれってよく有るブログの乗っ取りか??と思ってしまいました。
遅めの夕食時にビールを飲んでしまったのでいまさらアトリエに行ってログイン状態に有るPCからパスワードの再設定を行なう訳にもいかず・・・何度か復旧を試みましたがどうも蹴られてしまいまして日付が変わったとろで諦めて就寝と相成りました(笑)

さて昨日の更新予定だった制作なのですが少し前にメイクアップ製のトヨタ2000GTのクリアケースに傷が付いたので新しい物を作ってくれませんか?とご相談を頂いておりました。
何でも器用にこなすと自負していますが・・・さすがにアクリルケースは専門職に外注した方が奇麗な物が出来ると思っていますので埼玉県の業者さんに外注していました。もちろん地元にも同じ様な加工をしてくれる業者さんは有りますが値段よりもクオリティーと安心感で埼玉の業者さんに出しています。
ちなみに先日お電話を頂いた大阪の大先輩もこちらの業者さんで作られているそうな・・・(笑)たまたま同じだっただけですが・・・。

アクリルケースが届きましたので古いケースから2000GTとネームプレートを取り外します。
まあミニカーの方は裏のネジを外せば良いのですがネームプレートは両面テープで貼って有りますのでそのまま外す事は出来ません、変に力がかかると曲がってしまいます。
まあシンナーを流すとか色々方法は有ると思いますが私はプレートとアクリル板の間にステンレスワイヤーを入れて糸鋸の様にスライドさせて両面テープを切ってゆきます。古くなった両面テープはなかなか取れ難いので参考にしてみて下さい。

左側が新しく作ったもので寸法はオリジナルと同じ大きさにしてあります。
当然ですが色も厚みも全く同じです。

新しい展示ベースの同じ場所に同じ大きさの穴を開けまして裏側のビスに逃げも同じ寸法です。
新しい両面テープをプレートの裏に貼って取付けますがアクリル製の展示ベースは傷が付きやすいのでマスキングテープを貼って目印にしてプレートを取付けます。
やっぱり新しいケースは良いですね~2000GTがより引き立つ様な気がします・・・

上側のカバーも乗せてみました
元と同じ仕様で作ったと先ほど書きましたが、一つだけ違う所が有ります。
お客様のご希望で上下の合わせをきつくしています、メイクアップ製のオリジナルケースは上下の合わせがかなり甘くカタカタするのです。
なので少しクリアランスを詰めてもらっています、文章で表現するなら開閉する時に内側に空気が有るのを感じる合わせと言う感じでしょうか!?
この合わせですが透明のカバーと黒いベースでは季節に寄る温度の違いで収縮率が違うらしく夏と冬ではクリアランスが変わってくるらしい・・・この辺りも長い経験が必要になる部分ではないかと思いますね。


本日お客様の元に発送しますので明日にはお手元にお届けする事が出来そうですね。