Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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今日の制作です

2014-11-13 19:33:23 | Ferrari F2008
今日は寒い一日でしたね、私の部屋だけなのかもしれませんが足元が冷えて結構寒く感じましたよ。
全国的にはどうだったんでしょうか?少し前に行った草津温泉などは結構標高が高い所に有りますからもっと寒いんでしょうね~。
温泉の湯気は凄かったな~。

さてそんな感傷に浸っていては制作が進みませんね、
さて昨日の続きでF2008を進めます、惰性で作っている訳では有りませんカウルが本当に脱着出来る様になるまでは集中して行ないたいのです。
自分自身が一番不安だし心配なんですよ。
だからそれが確認出来るまでは気になって気になって・・・

カウルの合を見るにはボディ下側をインストの通りに組んで行く必要が有ります。
じゃないとボディ下部と上部を擦り合せただけでは解決出来ない問題も出て来るからですね。
では最初にエキゾーストを・・・結構バリが付いていましてナイフやタガネを使って削り落とします。
この辺りは最近F-1を作っていないのでリハビリと言った所でしょうか・・・ちなみに直近のF-1と言いますと昨年10月に完成した312T2でしょうか・・・!?

全くエンジンブロックらしくないエンジンブロックにエキゾーストを取付けます。
カムカバーさえもどれなのかわからない形状をしていますね・・・。

次にラジエターのインテークの内側とコクピット後部の部品をボディと合わせてみますが余りにもクリアランスがつまり過ぎていまして一度填めたら外れなくて苦労しました。
ここは塗料でクリアランスが更につまりますので削っておきます。

ちなみに削る前にはこんな感じで角度を間違えると絶対に入りません・・・これが3DのCADデータで作った模型で有る事を証明しています。
まあ良いのか悪いのかよくわからないですね・・・。

削り合わせるとそれでも奇麗に収まりましたがインテークの内側に僅かながら段が出来ています・・・このままではちょっと感じが悪いので今のうちに削り合わせておきます。

前から後から木片にペーパーを貼った物を使いまして削ります。
この時点で合わせておくと後で磨きだしをする時に面が合わないなどという事は無くなるはずです。

削った後はこの様な感じになります。
ちなみにインテークの部品から奥側はセミグロスブラックで塗りますのでマスキングしなくても塗れる様に部品が分割してあるのです。
タメオの思いやりかな?

続きましてシートです。
この部品はCADで作ったのが少々仇となった部分ですね。
切削機の刃物が通った後が筋状に段が付いてしまっています。
ワックスを手で修正している頃はこの様な筋は出なかったですね、ちなみにこの筋は消し難いですね。
原型の時点で消しておいて欲しいな~無理かしら・・・(笑)

ペーパーで削って筋を消していますがやはり消し難いですね~時間がかかります。

アンダーパネルの縁を斜めに削って薄く見せるのはもう常套手段ですね。
この様な加工はもう一般的過ぎて余りご紹介するのも躊躇われますね。
ちなみに右が加工済左は未加工です。
しかし完成すると余り見えないかもしれませんね。

リア側だけではなく両サイドのアンダーパネルも縁を薄く加工しておきます。
ここは見逃し易い部分ですがリアと同じ位大切かもしれません。

ついでにアンダーカバーの加工ですが展示ベースに留めるためのビス穴を加工します。
タメオのキットではこの部分が1ヶ所だけ指定されていましてその部分が盛り上がっています。
ハンダ付けする時にはこの盛り上がりは邪魔なので削ってしまいます。
ショップさんには固定用のビスは2ヶ所と言われております(前担当者から)ので前側はここにしました。

ナットをハンダ付けしております・・・
私の場合固定用のナットはハンダ付けをする事が多いですね。
接着剤では外れた時に困りますからね~。

さて今日も時間となってしまいました、続きはまた明日ですね。
最初にも書きましたがボディ脱着の見通しがつくまでF2008を進めたいと思います。

昨日は・・・(笑)

2014-11-13 11:37:36 | Ferrari F2008
昨日は夜10時半くらいには自宅に帰ったのですがお風呂に入ったりしておりましたら更新の時間が無くなってしまいました。
お酒を飲んでいる時に更新しても誤字脱字の上に変換ミスも多くなりますから・・・更新をやめておきました。
そのかわりに早めに就寝しまして今日に備える事にしました。
今日は昨夜のお酒も残らず朝から快調です!

さて前置きは短めに・・・制作は長めに・・・

Ferrari F2008ブラジルGPは少し前からショップさんの方から送って頂いた資料を眺めながら制作方法を検討していました。
他にもF-1モデリングの35・36・37号辺りにF2008の画像が出ていますので参考の為に目を通しました。
この辺りのF-1モデリングは山海堂が無くなってしまって東邦出版に変わったタイミングだったのでちょうど助かりました。
もしも東邦出版さんから発行が遅れていればこの辺りの記事は見る事が出来なかった可能性が有ります。

資料になっている3冊のF-1モデリングの内37号だけ探すのですが見つからなかったのです・・・この部屋から持ち出す事は無いのですが・・・。
よく見たら机の中に入れていました・・・
この37号には最終戦のブラジルGPの空力デバイスに付いて書かれています。
ノーズのウイングを支えている部分の形状が前期と後期では違うらしい・・・
しかもこのブラジルでは初期の形状の物を二人とも選んだと有りますね。
そう思ってキットを見てみますとラックにマウントされたノーズには2種類有りますね・・・
しかもエッチングで作られたその部品はきちんと前期型になっています・・・

一般的にこの時代のタメオのフルディティールモデルはキットのまま組み上げますとカウルをボディにフィットさせる事が出来ません、つまり展示ベースにラックを作ってその上でボディとは別に展示するスタイルとなります。
またF2008ではエンジンカウルの部分に沢山のダクトが有ります、少々なら抜いて貫通させる事も出来ますがメインのカウルからチムニーの内側までつながったダクトは事実上貫通は不可能と思われます。
まあ電鋳ボディなら何とかなるかもしれませんが・・・このキットは普通のメタルキットなので・・・。
でも両方は無理にしてもカウルを脱着式に加工するかスリットを貫通させるか・・・どちらかだけでも何とかしてあげたいと思うのが私の気持ちですね。
そこでまだ出来そうなカウルの脱着を試してみる事に致しました。
難しいかもしれませんので失敗したらキットをもう一つ準備して作り直しましょう・・・。
上下のカウルが引っかかるのはまずここですね・・・ラジエターに空気を誘導するボディ内のダクトです。
両側を少し削ってみています・・・

しかしこの程度にしか入らない・・・

後から前に向けてスライドしながら入れれば?と思われるかもしれませんがリア側はウイングも有りますしカウルの切り抜きが複雑な形状をしていますので真上からでないと収まらない様です・・・実車ではカウルは単体では強度が無いので両サイドから広げてかぶせている様ですが・・・メタルの模型ではその方法はちょっと無理ですね・・・

問題になるのはラジエターまでのダクトだけでは有りません、ラジエター本体もダクトより出っ張っていましてこれも少し邪魔になりますね。

ウ~ン前途多難です!