Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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シャーシの作り直しです

2014-11-20 21:04:20 | Bugatti Type57SC Atlantic
今日は天気が良くて穏やかなんですがバイクで走るとやはり寒かったです。
隣町の松江市の彫金工具屋さんまで糸鋸の刃を買いに行って来ました、他にもバラ園のツルバラをはわせる為のオベリスクを知人の鉄工所に発注する為の打ち合わせや馴染みの模型屋さんでF2008に使うタミヤの限定カラーを買いに行ったり・・・と出るついでに・・・と思いますと結構な仕事の量が有りますね10時前に出て午後2時頃にやっと帰還しました。
バイクに乗る時に軍手を使っていましたが冷たい風が通って余りにも寒いので通り道に有るホムセンに寄って防寒の手袋を買いました~!余分な出費ですが指の感覚が無くなる位寒かったので・・・仕方ないかな。

さて先日作りかけていたフレームですがメインのフレームはコ字型の断面を持っていますがメンバーを先にハンダ付けした方が手向きが良い様な気がしてコ字型の上下の補強を付ける前にメンバーを付けましたが、確かに手向きは良いけどメインのフレームがペラペラしていてどうも作業がやり難いのです。
メンバーの形状も気になったので一度分解をしまして先にコ字型に補強を入れておきたいと思います。
なので昨日の続きでフレームのギアボックスが付くプレートを切り出しました。
穴は0.8mmでしてギアボックスが取付けられる穴になります。

フレームを治具にセットしますとギアボックスの付くプレートの位置が少し上になる為に治具を少し削ってシャーシと高さを揃えます。

部品を固定する為に0.7mmの真鍮線を治具に立てましてパーツを固定致します。
ピンが1本有るだけでずれ落ちたりしないですからこれは楽が出来ますね。

フレームを目玉クリップで治具に固定しまして位置を合わせます、今回はフレームを一杯前に出した時に三角の尖った部分がフレームの前から3.0mmになる様にしてあります。
治具が有ると楽ですね。

ハンダを流しますと三角形の板がフレームに一体化されます、何台作っても誤差が出難いですよ。

そして1.2mm幅の真鍮帯金を先ほどの三角形のパネルが付いていない部分にぐるっとハンダ付けをしましたら余分なハンダを削り落としましてフレームの片側が完成致します。
意外と良い感じに仕上りましたので他の4台分のフレームも三角形の板を取付けましたやはり治具が有ると楽ですね、指が熱い思いもしなくていいですし。

軽め穴の空いたT57タンクの物もこの通り形になりました。

時間はかかりますが他のフレームもこの通りです・・・
一瞬で出来た訳では無いですからね・・・時間はそれなりにかかりました。

次は今作ったフレームの曲げを行ないます。
断面をコ字型にしたので曲がらなくはなりましたがそれでも曲げてやらないとフレームは完成しませんので曲げてやります・・・微妙な曲げが見えますかね~?

Modelart111 1/43 Maserati A6GCS Pininfarina#2057フル開閉キット

2014-11-20 15:33:20 | 最近手に入れたキットのご紹介
Modelart111 1/43 Maserati A6GCS Pininfarina#2057と言えばまだ記憶に新しいキットかもしれませんね。
私の所にもいくつか入荷しましたが沢山のご予約を頂き結構高価なモデルにもかかわらず全てエンジン付きで全部完売してしまった伝説のキットと言うと大げさに思われるかもしれませんが実は余りにも沢山のご予約を頂いた為に自分用に残しておいたキットまで販売に回さざるをえなかったと言えばご理解頂けるかと思います。
例えばフェラーリならまだ再販したりより良いキットが出る可能性を否定しませんがこの車種に限って言えば再販もより良いキットも多分望めないのではないかと思います、その様な考えから注文が集中した可能性が有りますね。
すぐにModelartさんに追加注文をしたけどもう在庫無しという事でして仕方なくキャンセル待ちをお願いしておりましたが他のヨーロッパのお客様もキャンセルされなかった様で発送の連絡は有りませんでしたからもう新品の入手は難しいかもしれませんね。

そんな中5台の限定でフルディティールフル開閉のキットが入荷致しました。
お値段はこの円安も有ってかなり高価な物になりましたが全体でも5個しか作られなかったキットの4番目の物が1個だけ入荷しました。
このキットは注文時にどの様な状態で欲しいのかオーダーが出来た様です。
箱の写真をよく見て頂くとわかりますがドアやトランクは既にボディに取付けられてフィッティングされた物が標準の様ですね。
今回は塗装や磨き出しの事も有りますのでドアやトランクはボディに取付けられない状態をリクエストしておきました。

中身は一見通常版と同じ様に見えますが・・・

ボディは開口部は加工されています。
ただ最終的には微調整は製作者側がする様になっている様です。
ドアやトランクを抜いてしまいますと強度が落ちますから中にエアキャップを詰めてシャーシは既にビス止めをされているのが標準状態ですね。

トランク部分はこんな感じです・・・

ドアの部分もくり抜かれていまして開口部後側は段が付く様に真鍮のパネルが仕込まれています。

ドアヒンジも既にボディに付けられていますので完成までそう手間はかからないはずです。

シリアルも通常版のシリアルとは別な物が入れられています。

こちらがキモの真鍮製で叩いて1個ずつ作られている開口部のパネルですね。
メタル製ではないので厚みは最小限になるのが魅力です。
ただ気になるのは袋に(3)と有ります・・・ひょっとしたらパックミスでシリアル3番の部品を入れたのかもしれませんね~。

エンジンパーツは標準の物と同じ物が付属しています。
後はパイピングを施せば十分でしょう。

トランク内はこんな感じです・・・実車の画像が付いていますのでこれを参考に作り込み様になっています、これらのパーツも準備されています。


世界に5個しか存在しないモデルですので希少性はピカイチです、自分の為に購入しましたが興味ある方はご連絡ください。
・・・・でもとても高価ですよ(笑)