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本日はスマートに続いて第二弾の更新です。
さて前置きはどうした物かと思いますが、そう言えば本日は大変珍しい物を買う事にいたしました。
それはAMRが売っていたキットなのですがプランXと言うシリーズでしてボディはレジン製で既に塗装済みになっています。
部品はメタル製のものが付属します。
箱は丸形の筒の物や大きめの段ボール箱に黄色と黒のゼブラ模様の封印を兼ねた紙が貼られていると言うのが共通点ですかね。
私もシグマF-1とモデューロは持っていますが、本日買った物はモデルフィニッシャーになってから13年程になりますしそれ以前に1/43に興味を持ってからを入れてもショップの店頭はおろかヤフオクでも今まで見た事が無かったのです。
と書きますと大変興味を持たれるかもしれませんね。
だいぶ前にブロ友のWs43さんがブログに書かれていた事が有ったと思うのですがフェラーリ275GTBの消防車なんです。
Ws43さんはそのキットにインスピレーションを受けてミネルバのブレッドバンをベースに消防車を作られていましたね、そのインスピレーションの元になったキットなのです。
そのキットは某ショップのセカンドハンズに出ていまして2時間考えましたが・・・この際購入する事に致しました。
かなり高価でしたがこれもご縁という事で・・・明日到着予定です。
さて製作の方はいつも通りですね。
まずはミラーを整形致します。
ヨーロッパのラリーカーはドライバー側だけしかミラーが付いていないので左右とも整形する必要は無かったのですが全部整形してしまいました。
当然ながらミラー面はリューターで掘り込んでおきました。
ステンレスの板を切って8枚重ねてハンダ付けします。
この場合フラックスはステンレス用を使う事が必要です。
削って整形したら再びハンダゴテを当てて分解し両面に付いた余分なハンダを落とす所まではスマートのウインカーと同じですね。
金属板に整形したステンレス板を接着しリューターをバフ掛けしてドアミラーの鏡を作ります。
バフ掛けをしたらアセトンに浸けて分解致します。
一晩位浸けてやれば自然に剥がれます。
次は0.5mmのハンダ線を荒いメッシュの上で転がしてメッシュを転写します。
その際はあまり何度も転がさない事です。
その理由は今回作っているのはオイルキャッチタンクとエンジン本体を結ぶブローバイホースなんですね。
このブローバイガスを抜く為のホースは黄色っぽい普通のホースなんですが補強のメッシュが入っていましてそのメッシュの模様が作りたいのです。
メッシュを転写したハンダ線をミッチャクロンを塗ってからクリームイエローを塗っておいて乾燥してからエナメル塗料のブラウンを塗って乾いたら綿棒で拭き取った物です。
何となくメッシュで強化したホースに見えませんか?
このホースはオイルキャッチタンクから後ろの方にフレーム沿いに伸びている物です。
まあ何となくそれらしい感じには見えますね。
ブローバイホースは上記の1本だけでは有りませんオイルキャッチタンクの右側から2本のホースが出ていてオイルフィラーキャップの部分に1本づつ配管されています。
プラグコードが上になる様になっているのは理由が有ります。
ブローバイのホースよりもプラグコードの方を脱着する回数が多いからですね、キャブレターのエンジンではプラグのチェックはエンジンの調子を見るのに一番簡単な方法だからです。
こんなに一生懸命ホースを作ってもエアクリーナーケースを付けますとほとんど見えなくなってしまうのです、残念だけど仕方がないですね。
と言う事でエアクリーナーケースを取り付けて見ました。
ブローバイのホースだけでなく発電機までもこんな調子で見えなくなってしまいます。
次は0.3mmのハンダ線を使ってブレーキホースを作ります。
ジョイントの部分の表現の為にアルミパイプの輪切りを入れて接着します。
先が曲げてあるのはブレーキキャリパーの下側からキャリパーに接続されるからですね。
実車の場合はここにL型の金属ジョイントが付いています・・・これも実車を拝見出来たからわかった事ですね。
まあ実車はキャリパーが変更されている可能性が有りますから全てとは言いませんよ。
ブレーキホースはサスペンションの動きを回避する為にS型に曲げられて取り付けられています。
長さがギリギリではサスペンションが伸びた時にホースが切れてしまう事になりますからね・・・これも説明をすれば簡単にわかる事ですよね。