Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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ストラトス2号車最終組み立てVer.12

2016-12-19 22:08:46 |  Stratos JeansChicago

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本日の山陰は良い天気でしたよ、適度に気温も上がり15度くらいは有ったのではないかと思いますが過ごしやすい天気でしたね。
まあそれも本日まで、明日からは天気が崩れまして土曜日くらいまでは雨が降る予報が出ています。
冬の天気ですからそんなに暖かい訳は無いですよね、コレも時期ですから仕方がないですよね。

天気が良かったので車を出して少し乗りたかったですが、そこはグッとこらえて仕事です。
本日の最初の仕事はエンジンルームの右前に有る冷却水のリザーブタンクです。
他の車は色々有る様ですが現在製作中の物はこの位置に白いプラスチック製のタンクが取り付けられています。
金属で作っても良いのですが質感を考えるとプラスチックで作るのが良いのではないかと思いまして0.3mmと0.5mmのプラ板を積層して作ろうという所です。
プラ板を切ってみました、この後周りを削って整形してゆきましょう。

3枚の厚みの違うプラ板を接着して取り付け用の細切りのプラ板を側面に接着しました。
この側面に取り付けたプラ板ですが実物も取り付け用のステーとしてこの様な形状になっています
コレだけでも十分にそれらしいのですが、ラジエターキャップが付く部分はタンク部分よりも一段上に上がっていますので穴をあけてここにプラの丸棒を差し込んで持ち上げるつもりです。

その丸棒を取り付けて削ってみた所です。
この高さが微妙でして余り高過ぎても変ですし低過ぎると意味が無いのです。
その微妙な高さ加減が難しいですね。

準備していた4つの角を持つラジエターキャップを取り付けました。
この部品はイタリア製の車に多いタイプでしていつ使うかわからないですが以前に作って準備しておいた物です。
アルファロメオとかランチア/フェラーリとかもこのタイプを良く使っています。
細かな事ですがこの様な部品が雰囲気を盛り上げるのです。

エンジンルームの右前側に取り付けられます。
敢えてプラ板その物の質感ですが、なかなか良い感じだと思うのです。

また旋盤で部品を作っております。
カッターマットの上側の四角いマスが1cm四方なので如何に小さな部品かご理解頂けるかと思います。
多分外径は2.3mm程でしょうか凹んでいる部分は直径2.0mm中心の穴は0.6mmだったかな!?

作った部品は中心の穴にアドラーズネストの六角ボルトを植え込んで部品をフレームに取り付けました。
本来はこの皿の様な部品はフレームと同じ色なのですがラリーカーの中にはこの様な押さえのワッシャーを取り付けた物も有りますのでその仕様にしてみました。
まあ模型的に・・・と言う事を優先してみました。


これでボディ関係はだいたい組み立てる事が終わりました。
ここからはカウル関連になります。
敢えて残っている物を探せばはガソリンタンクの蓋くらいですかね

ここからはフロントとリアのカウルを行きつ戻りつ作ってゆきます、そうなんですよ接着剤が硬化しないと次の部品を取り付けられないのです。
ホイールハウスのインナーを取り付けています、ついつい忘れてしまう部品なんですよね。

次はワイパーとウォッシャーノズルを取り付けました。

次はドアです。
大物を取り付けますと一気に作業が進んだ様に感じますね。

再びフロントカウルに戻ります。
ライトの反射板を取り付けました、人形に目が入った感じがするのは私だけでしょうか!?

ドアの接着剤が硬化した様です。
ドアの前側のチリが比較的大きめなのはドアを開くとドアの前端がボディ面よりも内側に入ってゆくからですね、ストラトスの様に中央部分が出っ張っていてボディ下側が絞られているデザインの車はどうしてもここのチリが大きくなってしまいます。
そうしないとドアを開けた場合にボディと干渉してドアの前端の塗料が剥げてしまうのです。

本日の最後の作業です
ルーフのベンチレーターを取り付けました。
中央の印にマスキングテープの細切りを貼っておきました。