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本日の山陰は90%の降水確率でしたが夕方までは結構良い天気でしたよ。
朝などは晴れ間もかなり広がっていましてこれで本当に降るのか疑わしいくらいでした。
気温は低いですので寒い事は寒いのですが、今年はまだまだ暖かい方ではないかと思います。
昨夜になって娘が明日は車を使わないからオイル交換をして欲しいと言って来ました、先日のオイル不足で走っていた一件が有りますのでこの辺りで点検を兼ねてオイル交換をしておいた方が良いだろうと思ったのでしょう。
それとテールランプが球切れしている様なのでそれも交換して欲しいというのでテールゲートを開けてゴソゴソしていましたらテールランプのサービスホールから水が漏っています。
娘の車は古いトヨタビッツなのですがどうやらテールランプとボディの間のパッキンが古くなってルーフの上に降った雨がテールゲートのレインガイドを伝わって来てテールランプのパッキンの部分から中に漏れている様なのです。
点かなかったテールランプは接触が悪かっただけで点く様になりましたが、この水漏れの方が余程大問題なのです。
水漏れは一度で直す事が難しい修理の一つでして再現しようとして水を掛けてもなかなか再現性の低いトラブルなんですね、しかしいつの間にか漏れていると言った感じなんですね。
朝一番からオイルを交換し問題の水漏れの対策をしようとリアのトランクスペースの内装を外したらスペアタイヤの部分に1.5mmも水が溜まっています。
金魚は泳げないけどメダカらな完全に泳げそうです。
これくらい溜まっていたら走ると水がチャポチャポ音がしたと思うのですが・・・娘はCDを聞きながら運転しているので気が付かなかったのでしょう。
たまにはオーディオ無しで運転してみて欲しいですね。
下の写真が水漏れが酷かった左側のテールランプを外したところです。
指で指している所から真っすぐ下に水が流れた痕が有りますね。
パッキンはその左側に有る斜めの黒い線の部分に当たっています、水が脇を流れるのでパッキンの痕が点いたのですね。
取り外したパッキンとボディに当たる部分にシリコンコーキングを入れて取付け直しておきました。
さらに万全を期すならこのボディの当り面の一番下の部分はパッキンをコーキングをせずにパッキンを切っておきますと万が一漏れても水が排出されます。
その後Cafeの薪ストーブの為に倉庫から薪を運んでおきました。
これから天気が悪くなりますと運ぶのが面倒になるし気温が下がれば当然薪の使用量も多くなってきます、転ばぬ先の杖ですね。
今のうちです・・・。
そして本日スマートを受け取りにI子さんがいらっしゃいました、お母さんもお元気そうで何よりです。
おしゃべりな私はI子さんに色々なお話をしましたがちょっと余計な事を言ってしまったので・・・今日も反省ですね。
さてその後は制作に入ります。
今日はフロントフードの中を組立てたいのですが今まで少し気になっていた部分を何とかしなければ・・・と思ってこの部品を作ってみました。
ストラトスのフロントフードの中にはスペアタイヤが収納されていますが、先に完成したアリタリアではスペアタイヤの見栄えの問題から表側を上にして収納していましたが、本来は裏向きに収納されていましてホイールのオフセット部分の凹みに工具袋とかが入れてあるのです。
ラリーカーの場合は何が入れられているのか定かでは有りません。
通常はスペアタイヤを固定する為にホイール中央のハブキャップの穴からネジを切った棒が出ていましてその棒に固定用の軽合金製の円盤をねじ込んでスペアタイヤを固定します。
この棒は鉄製なので長ければそれだけで結構な重量になりますので短ければ短い程軽くて良いのです、そんな事を合わせて考えますとホイールを裏向きに収納した方がこの棒を短く出来るのです。
だからスペアタイヤを裏向きに収納するのでしょう・・・(想像ですよ)
この固定用の金具はもちろんキットには付属しておりませんから作るしか有りません。
旋盤で直径3.0mm程に削って中央に1.0mmの穴を空けます、その後に2.7mmのキリを使って斜めに掘り込みます。
写真が上下逆になっていて見難くて申し訳有りません。
斜めに掘り込んだ部分の中央に糸鋸で切れ込みを入れておきます
ここに幅1.8mm厚さが0.2mmの真鍮の帯金を挟み込んでハンダ付けします。
中央を直径1.5mmのエンドミルで削ってゆきますが、刃物が本体の真鍮丸棒に当たらない範囲で止めておきます。
そして中央を1.0mmのエンドミルでさらってゆきます。
最後に突っ切りバイトで切れはこの様なスペアタイヤの押さえが完成します。
中央にM1のビスを裏から刺して固定すればそれらしくなるでしょう。
今回は行なっていませんが必要が有れば中央にネジを切って脱着可能な用にも作れます。
ただお客様の方で脱着が出来ないでしょうしこの細かな部品を落下させてしまって無くなるのも悲しいでしょうから今回は接着します。
こちらが2号車のスペアタイヤですね。
如何ですか?
何となくそれらしくなりました!
この結果に気を良くして3つ作りましたから3号車にも同じ部品を取付けておく事に致しました。
まずは接着していたスペアタイヤを取り外す事からですね。