Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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ウイング類の磨きとサフの研磨

2018-09-02 20:48:09 | Ferrari 126C Turbo
本日の山陰は・・・雨も一段落しています。
気温は31度の予想でしたがどうかな〜?
降水確率は0%になってしまいました、これじゃあ降らないですね。
明後日には台風が近づくのですが、コースを考えますと山陰では降らない感じがします。
またフェーン現象で暑くなるかと思いますと気が重いですね〜
今年は度々熱中症にやられましたからね〜体力が落ちているのでしょう。

そんな中ですが本日はいつもの収穫をしてからラッキョウを植え始めました。
一日で終わらないのですが種に残しておいたラッキョウを少しづつ掘り出しまして新しく耕した畑に植えてゆきます。
9月の下旬頃(お彼岸の頃かな)にいきなり花が咲きましてその後葉っぱが出てきます。
感じとしたら彼岸花に似ていますかね〜
私は草取りがおっくうなのでタマネギ用の黒マルチを使っています、穴の部分に1個から2個程のラッキョウを植えてゆきます。
途中2〜3回の肥料をやっておけば来年の6月頃には新物のラッキョウが楽しめます・・・植え付けと収穫以外は楽な物です(笑)


さて午後からは本業ですね
今日はウイングの磨き作業です
キットではホワイトメタル製のウイングをポリッシュしなさいと書いてありますが・・・経験上これでは綺麗にならないけどな〜と思いながらも一応手を動かします。
1000番程度のペーパーを使って表面を磨きます。
凹凸や凹みを確認しながらの作業になりますが・・・時間はかかります。

次に1500番のペーパーですね・・・
その次は2000番まで番手を上げて研磨します。
これくらいまで磨きますとほとんどへアライン仕上げと同じ位光ってきますが・・・実車はアルミをピカピカに磨いた感じなので・・・ちょっと違うかな〜。

次はコンパウンドを使ってピカピカに磨きましたよ。
下の写真ではフロントの物が磨いたものですが・・・部分的には綺麗になるものの・・・まだ十分では無いですね。
どこが十分でないかと言いますと鋳造品なので磨いてゆきますとどんどんスが出てきます。
ですからいつになっても綺麗にならない感じがします。
この時点で作り直し決定ですね〜。

ピンクのサフを塗ってからボディ表面を研磨して凹凸を確認します
その後にもう一度サフを塗って再び確認・・・
これの繰り返しですね〜

そして研磨が不足した部分を再び研磨します
下地の金属が出ても気にしない・・・また塗れば良いのですから。

ついでにエンジンの上側のカウルも研磨してみます。
これもまた歪みが有りまして金属下地が出る程研磨が必要ですね。

反対側もやっぱり金属下地が出ています・・・塗っては削り塗っては削りで塗料も手間も勿体無い様な感じがしますが塗らないとわかり難いので仕方が無いかな〜(笑)

ボディの研磨が何とか完了したので次はボディカラーの下地となるホワイトサフを塗ります
その前に一つ部品を忘れていましたので追加でサフを塗りましょう。
その準備です
忘れていた部品はカウルの一番後の部分に付くリップですね。
今のままでボディは大変美しいのですが・・・当時の予選中にはこんなリップが付いていたらしくエッチングで準備されていました。
しかしながらこれをそのままカットして塗りますと持ち手が無くなって苦労しますよね。
サフ/ボディカラー/クリアーの時にそれぞれ2回持ち手を付け替えての作業が必要になります。
そんな場合はこの様に1ヶ所だけ部品を支えている部分を残してカットします
カットした部分にテープで元手を付けてやりますと持ち手の付け替えの手間は不要になりますし裏と表を一度で塗る事が出来ます。
プロフェッショナルは如何に手数を少なくして最良の仕上げをするのか考えるものなんですよね〜
時間をかけて良いものを作るのはプロじゃないのです。
そんな事をしていたらご飯が食べれないのですよ(笑)
本当は時短をしながらそれを感じさせない・・・それがプロじゃないかと思うわけです。
もちろん時間がかかればお客様のご負担も大きくなる訳でしてね・・・予算も無制限と言われる方はゼロではありませんが少ないのです。

ボディにホワイトサフを塗りました。
特にコクピット内部に綺麗にホワイトが乗る様にしています・・・理由は明日の仕事でご紹介致しましょう。

同じ様な写真ですが・・・
ここは注意が必要な部分なのです
ウレタンサフは隠蔽力が非常に強い塗料ですが問題点も有ります
それは膜厚が結構厚い事ですね。
なのでシンナーを多めに入れて一度に沢山塗らずにふわ〜っと塗って半硬化させてまたふわ〜っと塗る事を繰り返してゆきます。
やっと下のピンクサフが見えなくなりました。



明日はいよいよボディカラーを塗りましょう〜!
やっとボディカラーですね。