Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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ウインドウスクリーンとウレタンサフ塗装

2018-09-01 22:40:07 | Ferrari 126C Turbo
今日の山陰はやっと雨が降りました。
昨夜3時頃だったでしょうか〜、雨の降る音で目が覚めまして・・・少し安心して再び寝てしまいました。
朝方まで結構降ったらしくYahooの情報メールが来ていましたね〜
出勤しますとアトリエの前の道路が水没したらしく道路に泥が上がっていました。
40cmくらいは水没したみたいですね〜
ガレージには水の侵入が無かったので良かったです。

お陰でイチジクが水をもらって熟れていたのですが水分が多くて甘みが薄いですね〜
オクラも水分をもらって大きくなっていましたよ。


11時くらいにはアトリエに入ってから制作を開始しました。
今日は何か仕事が進みそうな予感がしていましたので嬉しかったのですけどね〜
しかし、そう簡単には仕事ができないのです(笑)
昨日、地元TVにCafeをご紹介いただいたのでお昼前からどんどんお客様がいらっしゃいまして・・・
お昼にはcafeの中がとんでもないことになっていました。
外の駐車場も当たり前の様に大混雑・・・ガレージの前も一杯だったみたいです。
(恐ろしくて外に出ていないのでわからないのですが・・・)

午後から仕切り直して・・・制作を始めます
昨日来・・・削り合わせていたウインドスクリーンですがどうもうまく合わないのです
削り合わせは良いのですがエヌエフさんの様にピンでスクリーンを止めようとして穴を開けますとズレてしまうのです・・・
直接の原因はスクリーン自体が薄くてクニャクニャしてしまうので合わせにくい事もあります。
なので厚くするために作りかたを替えてみました
昨日作ったパーツはヒートプレスでしたね。
昨日の画像をご覧になりますとわかりますが綺麗な形状にヒートプレスしようと思って深めのヒートプレスをしますと塩ビ板の方がかなり伸ばされてしまいますよね。
なので板厚が薄くなってしまうのです。
なので今日はバキュームに変更します。
バキュームフォーマーの上に型を固定します。
バキュームフォーマーの表面から少し浮かしておくのが秘訣ですね。

これでバキュームフォームしますとこんな部品ができます
これではダメなんですよね
ウインドウスクリーンの下側の形状が出ていないのでカットが難しいのです、原因は原型の高さが低すぎるからですね。

今度はもう少し高く原型を固定してみました。
高くしますと原型の下の部分に塩ビ板が回り込む事でこの部分の形状が転写されましてカットが楽になります。

多少の心配をしながらもバキュームしています・・・

上の原型を使ってバキュームをしますとこんな感じになります
型を上にあげたので型の下側に塩ビが回り込んで正確に形状が出ています。
これなら大丈夫かな・・・

本当はこれでもダメでして・・・最終的には幅が広いという事で
型の中央に切り込みを入れましてカットして0.8mmほど幅を詰めた原型でバキュームしました。
これでやっと良い形状のスクリーンができました

作った部品を削り合わせます
ここでもまだ不安ですね〜
今まで何回作ったか考えれば不安なのは当たり前ですよね(笑)

削り合わせたウインドスクリーンの表面に1200番のペーパーで研磨傷を入れましょう。
せっかくのスクリーンに何を・・・と思われるかもしれませんがこのスクリーンはクリアーブルーに着色したいので表面を研いでおく方が塗料の密着が良いのです。

クリアーブルーに少しクリアーを混ぜて薄めた物を塗ってみました
この後クリアーを塗って艶ありに仕上げましょう。

やっとサフを塗りました
何色でも良かったのですがホワイトサフでは凹凸が見えにくいのでラッカーの赤を入れてピンクサフにしてみました。

他のパーツにも同じサフを塗ってみました
塗ってみますと意外と凹凸があってびっくりします・・・綺麗に仕上げが必要ですね〜。

気になる部分は削って仕上げています
シャーシに載せてフィッティングを確認しますがまったく問題はないみたいですね〜。


明日はボディの研磨とレッドの下地のホワイトの塗装・・・うまくいけばレッドまで塗りたいですね〜
この頃制作が遅れていますからこの辺りで少し追いつきたいですね。