Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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ボディの研磨と三度やり直し・・・

2018-09-11 20:15:27 | Ferrari 126C Turbo
本日の山陰は午前中少し雨がパラつきましたが、その後はず〜っと曇りの天気でした。

昨日、祖母が亡くなったのは書きましたが
本日は夕方から通夜で明日の夕方葬儀と決まりました。
制作の時間が取れそうな、無い様な微妙な時間です
特に明日の葬儀はこの数日の間に何人もの方が亡くなられたらしく葬儀の開始時間が夕方5時半とか・・・
この時間の葬儀は余り無かったですね〜
人生の終わりまで並んで待たなければならないというのは大変な時代になったのかもしれませんね。

さて制作の話題に入るまでに大体一つはネタ話を書く事にしておりますが
今回は昨日こんなお手紙が届いた話題ですね〜
模型業界にいますと(中央では無くほんの端っこです)静岡ホビーショーは毎年の行事になっておりますが
今度は名古屋で「プラスチック工業展」と言うのが有るらしいです
案内状を見ますともっと高度な成形技術とかの展示会みたいでして私の様な末席にいるものには余り関係がないみたいですね。
驚く事にこの案内状が無い場合は入場料が1000円かかるらしいです、そんな有料の展示会に誰か行く人がいるのかしら・・・?
と思ってしまうのは私が田舎者だからでしょうか!?(笑)
まあ実車の業界でも有料の展示会というのは有りますからあからさまに否定はしませんが・・・
何かイベント会社の為の有料展示会と言った所が見え隠れしている様な・・・
まあ行きたい人は行けばいいですし行く時間が無い私などには余り用事がないかな(笑)
しかしながらどこで私の所の住所がわかったんでしょうか?
この住所の最後の部分が605までになっていますから初期のタウンページかな?
その後は605-5になって現在は605-8になっています
この一番最後の番号は枝番と言うらしいですがこれらの枝番は全て当方のアトリエの庭に有りますので間違いではないのです。

さて今日も時間が少し取れましたので制作を進めておきます
昨日削ってから塗り足しておいたメインカウルですが今日は既に磨いています。
ほんの僅かなゴミが付いてしまったのでその部分だけ2000番から研磨しています
この後3000番8000番と番手を上げてゆきました。
ゴミが付いている所しか研磨しないつもりだったのですが「ここも」「あそこも」とやっていたらいつの間にか全面研磨になってしまったのは内緒です。
意外と時間がかかりました。

ここまで研磨してラプロス8000番ですね
結構艶が戻っているのがわかります。

フロントウイングですが翼端板を接着したのですがどうも仕上がりになっとく行かないのでもう一度研磨からやり直します。
斜めから見て「キラッ」と光らなければならないのに光ると表面の凹凸が見えてしまうのです
もう一度分解してから研磨します
ウイングの付く裏側も大事なのです。
研磨しますとサフが出てしまいましたのでもう一度塗る所からですね

フロントをやり直したらリアもやり直します
この辺りはバランスが有りますから・・・納得が行くまでやり直しします
某ショップからも応援のデカールが届きましたからね、心ゆくまでやり直しが出来ます。

リアウイングのフラップの部分も磨きます。
メインウイングと翼端板を接着してからフラップの幅を直しまして磨いてからデカールを貼ってクリアーコートしてというのが組立ての順番なので今しなくても良いのですが・・・
時間が有ったので先に磨いておこうと思いましてね
作業にかかりますがなかなか綺麗にならないのです・・・変だな〜と思っていましたら
使わない方のキットのホワイトメタル製の部品を磨いていました、磨いていて変な力が入った途端にクニャッと曲がって初めて気が付きました・・・洋白で作り直した物を磨いていた積もりだったので心臓に悪いですよね〜。
曲げちゃったかと思いました。

ラプロス8000番の後3Mのハード1で磨いています
これだけでもこんなに綺麗になります・・・

入り角の部分は綿棒を使って研磨しています。
コンパウンドは多く付け過ぎない様に注意をしましょう、沢山付けても綺麗になる訳では有りません(笑)

塗装面が綺麗になってきますと塗装面のうねりが良く見えて来る事も有ります
その時はコンパウンドに頼らずもう一度2000番のペーパーに戻って研磨します
ここから再び3000番のバフレックス8000番のラプロスとかけてゆきましょう
決してバフレックスやラプロスだけで処理しない事です
と言うのもバフレックスやラプロスなどの布系のペーパーは塗装面への追従性が良いので多少納凹凸は研磨剤が追従してしまいますので全体が研磨さてて凹凸は治らず下地を出してしまう場合が多いのです。
スポンジヤスリも同様です。
こういう細かな凹凸を削るのには紙のペーパーが良いですね有る程度のコシが有りますのでとそう面への追従性が無く凸の部分だけを削ってくれます。
3Mのフィルムペーパーも紙のペーパーの仲間に入ります。

凹凸を直した部分をもう一度ハード1で磨きまして
次は最終段階の3Mのウルトラフィニッシュですね
全体はネル生地で磨きまして入り角は綿棒による研磨をします。

ウルトラフィニッシュで研磨しますとピカピカに仕上りました
ウイングの翼端板は塗り直しになってしまいましたがこのメインカウルが綺麗になりますと今日の作業時間を有効に使えた満足感が有りまして嬉しく感じます。


明日も何とかしたいのですが・・・どうでしょう??
出来れば翼端板の仕上げをしたいですね。