Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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本日は1/43のサバンナRX-3からですね

2019-04-08 21:41:08 | その他
本日の山陰は天気が回復しまして春らしい良い天気でした。
気温は少し低めですが寒いとは感じないですね。
昨日からCafeのストーブを焚かずに済んでいます。
山陰は桜/桃/モクレンなどの花が咲き乱れていまして春を感じます。

昨日はイグニッションモデルの1/18のサバンナRX-3の墨消しや車高調整を行ないましたが今日は同じイグニッションモデルの1/43のサバンナRX-3の墨消しと車高調整を行ないます。
まずは分解編からです。
このサバンナで少し気をつけなければならないのがシャーシの取り外しですね
普通はシャーシの止めネジを2個から4個外せばシャーシが外せますが表から見える4本のビスを外してもシャーシは外せません。
無理に外そうとしますとシャーシを折ってしまいますので注意して下さい
後側のパネルを外しますとその奥にもう一対のビスが出てきますのでそれも外しますとやっとシャーシが外れます。

そしてもう一つ・・・
イグニッションモデルのミニカーと言いますとシャコタンでネガティブキャンバーが再現されている物が多いですね。
ホイールを支えているシャフトがアルミのシャフトを使っていまして曲がりやすく出来ています。
この曲がりを利用してネガティブキャンバーを付けているんですね(笑)
サバンナの後輪は固定軸なのでネガティブキャンバーは付きませんのでシャフトを洋白線に替えておきます。

墨消しは1/18と同じです
エンブレムやキーホールのメタルインレットが剥げない様に十分注意をして作業します。
メタルインレットは替えが効きませんからね(笑)

車軸の上側にスペーサーを入れて1mmだけ車高を上げました
たったの1mmと笑ってはいけません実車に換算しますと4.3cmですからね、これだけでも随分違います。
真横からの画像をご覧頂くとその違いがよくわかりますよね〜。
この車高でも当時の実車よりも少し低い位ですからね・・・当時の街道レーサーはこれ位の車高だった様な気がします。

また何かパンチコンパスで切っていますが・・・
中央の貼りで穴が開かない様に中心はプラ板を貼っています。

台座の穴を塞ぐシールになりました。
穴がそのまま見えるよりも良いじゃないかな〜と思いまして。


次はナショナルのサニトラです
この車も私の小さい時にご近所の電器屋さんが使っていましたね〜詳しく見ますとちょっと違うのですけどね。
お客様はこのシャコタンを元の車高に戻してホイールは普通のノーマルホイール(鉄チンホイールですね)に戻してステアリングもノーマルに、そしてチンスポイラーも取り外して欲しいと・・・
部品どりにオートアートのフェアレディ2000を送ってこられました。
ところが・・・シートやコンソールが外れて中で踊ったらしくフェンダーミラーが折れてしまうというアクシデントが起こってしまいました。
今日は運送屋さんが引き取りに来られまして壊れたミニカーはお客様のもとに戻ってゆきました。
開封した時にはこんな感じでした・・・後でもめると嫌なので証拠写真を撮っておきました。

ちなみにタイヤだけ外してサニトラに当ててみますと・・・タイヤがこんなに大きいのです
まあそれはそうでしょう・・・フェアレディは14インチですしサニトラは13インチだったはず・・・12でしたっけ??
同年代のパブリカは12インチだったかな?

フロント側などホイールアーチの前後方向にも余裕がないですね〜。

これじゃあ使えないので
少し保留にいたします・・・使えるホイールとタイヤを探さないといけませんね。

昨日のブログをご覧になって墨消しや車高アップした姿を見たくてお客様がご来店されました。
昨日直した1/18のRX-3を箱から出してご覧いただきましたが一つだけ気になった事があります。
どうやら車体を留めるビスを締めると斜体を押せつける力がかかってリアタイヤがネガティブキャンバーになってしまう様です。
スペーサーがゴム製であることも原因の一つの様ですね。
ビスを締めれば締めるほどゴムが縮んでしまうんですね。

そこでスペーサーをABS樹脂で作って交換しました
もちろん車高が少し上がっていますからその分少しだけスペーサーを長くしてあります。


次は1/18のアストンマーチンです
このアストンマーチンは白とシルバーの2台が届いておりましてそれぞれ内装を塗り直して欲しいらしいです
まずは・・・ベース板からミニカーを取り外さなければなりませんが・・・まだ外した事がないらしく穴がありません。
仕方がないからカッターを使ってビスの部分だけカットしています

アレコレしていたらベース板の下側の板がはがれてしまいました・・・
最初からこれが取れてくれたら穴を開けなくても良かったのに・・・


しかしながらこのベース板がはがれたのには理由があったのです。
ミニカーの裏側には大きめの穴が有りましてそこに固定用の穴があるのですがこの部分が4箇所中3箇所折れていたんです。
つまりミニカーは穴一つでベース板に固定されていたことになります。
通りでミニカーとベース板の間に発泡スチロールや布が押し込んであったはずです・・・どうにもならなくてそんなことをしたんですね。


まあ詳しくは明日続きを公開できると思います。
お楽しみに〜!