Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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フロントウインドスクリーン完成です

2021-06-16 20:21:42 | Austin Healey 3000
本日の山陰も雨の天気です。
関東方面の様に強く集中的に降る事は有りませんが、どこか遠くで雷鳴が聞こえますね。
まだ梅雨なんでね〜
大雨には警戒しないといけませんね。

フロントウインドウを作り直しましょう
と言うのも後期型から初期型にするにあたって形状が少し違うのです
大きさ的には良かったので・・・
分解してスチールブロックの上で叩いて平らにします

少し大きめの洋白板にハンダ付けをして固定します
ハンダ付けしないとずれてしまって正確な仕事が出来ないのです。
この後足ら無い部分は大きめに切り出します、そのままで良い所はそのままに切りだして削って整形ですね。

周囲の厚みの部分に洋白線をハンダ付けするのは最初に作ったウインドウと同じです
従って取り付け用の足も両サイドの縦の洋白線を下側まで伸ばして使うのも同じです。
どこが違うのかと言いますと前から見て両端の下側が少し下まで延びています
中央の上側が少し上に延びています
両方の修正とも寸法が不足していますから作り直ししか方法が無かったのです。
削って合わせられれば最初に作った物を削ってしまうのですが・・・強度上どうしても一体に作りたかったのです。

ウインドスクリーンの上から見た時のRも少し控えめにしました
見る角度に依っては平板のウインドウに見えるかもしれません
実車もそれくらいのRしか付いていないみたいですね。
ウインドスクリーンの後側のダッシュボードのアッパーパネルですがウインドウのRを少なくしましたから当然修正が必要になりますね
でもこの修正は削れば直りますから最初から作り直しをしなくても大丈夫ですね。

次はウインドウスクリーンを抜いてみましたついにガラスが入る様にウインドスクリーンを抜いてみました
四隅にピンバイスで穴を開けまして糸鋸で切って抜きます
ウインドフレームは最低限の厚みしか無いので糸鋸の刃が引っ掛かり易く刃を折らない様に切るのはなかなか至難の業です
それでも今回は1本も折らずに内側一周を切る事が出来ました。

ウインドウフレームは最低限の幅にしないとスッキリと収まりません
これもなかなか難しいのです
周囲にハンダ付けされた洋白線と組み合わせてL型の断面を持つ感じに仕上げますが・・・洋白板側が幅が広過ぎますと見た目の繊細さが無くなりますからね・・・
ここは繊細な感じにしたいのですよね。
周囲の洋白線の内側にウインドウガラスが収まります。

完成したウインドウフレームをボディに取り付けてみました
これ位の太さなら繊細な感じで良さそうですね。

次に気になるのは・・・このセンタートンネルですね
後期型はこれで形状は合っていますが、初期型はこの様なセンターコンソールが付かず、センタートンネルにカーペットが敷かれていてタバコの灰皿やシフトレバーや肘掛けが取り付けかれているみたいですね。


明日からまた新しい1週間が始まります。
この1週間はどんな1週間になるのか大変楽しみですね〜。

明日はこのセンタートンネルを削って作り直す所から作業を開始しましょう。