Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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エンジン左側の補機類の製作Ver.2

2015-11-19 22:21:57 | Bugatti Type57SC Atlantic
今日は昨日に続き雨模様でしたね。
予報では15時以降には晴れ間も・・・なんて事だったらしいのですがせいぜい曇り時々雨と言った所で回復はしませんでした。
昨日は雨の中毎年の恒例行事である!?安来市交通安全大会に行って来ました。
今回はあまり気乗りがしなかったのですが・・・この所の疲れも有りますしどうも毎日何かで呼び出しを食らっていまして・・・どうも集中出来ないのです。
先日dromosを作っている時の集中力はどこに行ったのでしょう(笑)

昨日はオマケにCafeの方で昼食の準備をしていたらドン!と言う音がして停電・・・?
調べて見ると私の所だけ・・・
漏電遮断器が落ちていました、何で!!
取り敢えずソフトクリームマシンが動いた時だったのでこれが怪しいという事で業者の方に貸出機と交換して頂きました。
なぜかって?
漏電遮断器が落ちますと全体の電気が止まってしまいますので冷蔵庫も冷凍庫も止まってしまうのです。
しかも夜間常時動いている物以外に使っていた物は厨房の照明で蛍光灯1本だけと言う・・・Cafeに丁度居る時だったので良かったけど夜間とかに電気が止まったら冷凍庫や冷蔵庫の中の物がダメになってしまいます。
そして電気工事屋さんを手配・・・本日朝一番で点検して頂きました。
結果・・・よくわからないけど照明の回路の数値があまり良くないらしい。
まあ不合格になるほどではないけど・・・その累積で漏電遮断器が落ちたんじゃないかと・・・言う事でした。
これ以上は営業日には調べられないので次回の休日に確認して頂く事になりました。
そんなこんなでなかなか気を使いますし忙しくなってしまうのです。

さて製作の方は・・・コチラもなかなか上手くいく事ばかりでは無くて・・・まあ最後まで読んで頂ければ何が上手くいかなかったのかわかります(笑)

さて昨日の続きでセルモーター(?)を加工しています。
昨日大体の形状に加工出来ていましたがモールドはまだこれからでしたから今日はモールドを仕上げて行く事にいたします。
下の画像では突っ切りバイトで切断した部分を仕上げてゆきます、どうしても中心に出っ張りが残ってしまいますからね~綺麗に削っておきます。
ここでの一工夫はこのセルモーターは取り付けの為に1.0mmのピンを残していましたが、その1.0mmのピンでは旋盤のチャックに取り付ける事が出来ないのでピンバイスに一旦固定しておきましてピンバイスごと旋盤のチャックに固定しています。

そして先程面を削った部分は実は蓋になっていましてビス4本で止められているのです。なのでビスの周りが円形に凹めてあるのです。
そこで0.8mmのエンドミルでそのビス穴の周りを削っておきましょう。
対角線に4カ所凹みが有りますから割り出し円テーブルを使って正確に分割致します。

そのエンドミルで凹めた部分の中心に0.4mmの穴を開けます。
穴は正確に開けたいのでエンドミルで凹みを4カ所付けたら刃物を交換してまた4つに割り出しながら穴を空けてゆきます。

こんな加工をしますと部品の表面にはこんな感じの加工になります。
如何でしょう??

やっとセルモーター(?)が完成いたしました。
最終的に0.4mmの穴にはボルトを差し込んで接着する事になります。

次はセルモーターの上側に有る発電機とウォーターポンプですね。
形状を確認しながら採寸して縮小し大きさを確認してみます。
こんな場合は実際に書いてみますと理解が深まりますね。

フライスを使って洋白の丸棒を四角く削ってゆきましょう。
その部品両端にはフランジの様な形になっていますので片側のフランジは同時に加工してゆきましょう。

四角な部分の寸法を揃える為に削ってゆきます。

この四角い部品ですがCMC製のエンジンではこの赤い矢印の部分になりますね。

四角い部分に別に削ったフランジを取り付けました。
中央に0.8mmの洋白線を通してありますからセンターはきちんと出ますね。

先程の部品を取り付ける為にエンジン本体に穴を開けます。
ここでトラブルが・・・・なんとNo.2エンジンの加工をしている時にキリが折れてしまいました。しかも抜けない・・・抜けないと穴を開ける事が出来ませんからこのエンジンはボツになってしまいます。
あれこれ考えてみましたが・・・

こんな場合同じ部分にドリルのキリを当てる様な事をしてはいけません。
キリは同じ硬さなので新しいキリを傷めてしまうだけなんです。
つまり無駄遣いね・・・。
こんな場合は裏側(クラッチ側から)折れ込んだキリごとリューターで削ってゆきます、使うビットはダイヤモンドビットの先の丸い物ですね。
もしもこれが上手くいかなかったらこの部分は作り直しになってしまいますから被害は大きいです(笑)
でもこれ位削るのにも時間はかなりかかります、アタフタしているうちに夜になってしまいました。

どうやら貫通直前に折れてしまったらしいのです・・・何とかキリを全部削る事が出来ましたので0.7mmで穴を貫通する事が出来ました。
しかし在庫の0.8mmのキリが無かったので今日の製作はここで打ち切りとなってしまいました。
それでも何とか部品を固定してみました・・・如何でしょうか?
この先の方にウォーターポンプと発電機が付きます。


本当は夕方にはOscaのボディを磨こうと思っていましたが、トラブルの為に時間切れとなってしまいました。
まあ仕方がないのかな・・・明日はOscaのボディを磨く所から始めましょう。

エンジン左側の補機類の製作Ver.1

2015-11-17 22:32:51 | Bugatti Type57SC Atlantic

Oscaも無事に納品出来ましたが残った4台も形にしておきたいと思いますのでその作業と平行してアトランティックを制作致します。
今日はいきなり旋盤を回しています。
作っているのはエンジン左側の後ろ側に付くセルモーターとおぼしき部品ですね。
上側にも同じ様な部品が有りますがコチラは多分発電機じゃないかと思われます・・・想像ですが。
そしてそのセルモーターが付く部分がまだ作っていなかったので4.0mmの洋白丸棒を削り出しています。

セルモーターのマウントの上半分はすでにエンジンの部分についていますから下半分を作ります。
4.0mmの洋白丸棒を幅1.8mmに輪切りにいたします。
その輪切りにしたものをフライスで半分削りまして半月状の部品にいたします。

半月状の部品をエンジンの所定の位置にハンダ付けします。
ゆっくりと熱を伝えないとハンダが上手く回りません、が長く当て過ぎますと他の部分が分解してしまいます(笑)
適度な時間が必要ですね。

ハンダ付け下部をペーパーで整えます。

セルモーターは中央の取り付けピンを1.0mmで作っていますので穴は1.1mmで開けます。
クラッチ側から開けていますがこの部分はクラッチケースに隠れてしまいますので穴が残っていても心配有りません。

まだ接着していませんがこんな感じでセルモーターが付くはず・・・
中央に飛び出している部分は最終的にカットして研磨してしまいます。

このセルモーターはもう一ひねりしたいので明日再び加工しますのでまだ接着していません。
やはり5台分の部品を作るのは時間がかかりますね、Oscaは取合えず1台分の部品をつくって複製しますので1台分の部品しか作っていません、一方アトランティックは5台分同じ部品を作らなくてはなりませんから時間がかかりますね。

部品の作り直しVer.1

2015-11-17 22:14:05 | Osca Dromos Zagato
今日は朝から凄い雨でしたね~
昼間も何度か強い雨が降りまして道路に雨が溢れていました。
その止み間を30分程縫ってタマネギの苗残り150本を植えておきました、これで今季のタマネギは完了です。
後は肥料をやって草取りに精を出すだけですね、畑の作物は雑草が生えますと大きくなりませんからね。

さて昨日の予告・・・と言うか予定通りに午前中はOscaを制作致します。
後4台作りますので型取りをしていない部品はもう一度作り直しになるのです。
だから厳密には全く同じと言う訳にはいかないのです。

では作り直しにかかりましょう
まずは助手席の前側に付いているパッドを作ります。
作り方は前回と同じで0.8mmのアルミ板を削って曲げます、これを複製して使います。

次はホイールです
ホイールは5台分20個作りましたが納得のいく形状の物は7つしか無かったのです。
その内の4つはK様の作品に使いましたので後3つしか無いんですね~
この3つを複製して使う事にいたします。

ダッシュボードも作らなくてはならない部品の一つです。
まずはデフロスターの吹き出し口のモールドを作ります。
良く見て頂くとわかりますが筋彫りが2本有りますね、実は実車のこの部分はデフロスターの穴が有る三日月型の部品とダッシュボードが別の部品になっていますのでここに筋彫りを彫った方が良さそうだと判断致しました。
あら!筋彫りを掘る前に鉛筆で線を書きましたがどうも定規をそれてしまっていますね・・・消すのを忘れていました(笑)

これも前回と同じく穴のブリッジの部分にプラ板を嵌め込んで接着します。

全体を削ってやりますと完成ですね。

その上に筋彫りの部分から前の部分とダッシュボードの面が違う様に見えますので面が変わる様に削っておきました。

昨日塗ったウレタンクリアーが硬化しました。
ボディカラーは4台とも同じ色相になりましたね~。
最初に塗ったときと塗り方を変えましたので筋彫りの脇にクリアーが溜る事も無く綺麗に塗れています。

但しこの塗り方をしますとボディの表面がほんの僅かにユズ肌になってしまいます。
これは致し方のない事なんですね~

この塗り方は一度に艶が出るまで塗らずにシンナー分の多い塗料を半乾きの時に何度も少しづつ塗り重ねてゆく方法でして半乾きの塗料の粘度が高い状態で塗りますとボディの表面で塗料が移動する事が無く筋彫りの脇に塗料が溜り難いのです。

後の研磨作業が楽な方が良ければこの様な塗り方をした方が良いですね。
研磨作業が少し大変でも全体が綺麗な方が良ければ艶が出るまでクリアーを重ねれば良いのですが・・・どちらが良いかは個人の好みなんでね~(笑)

筋彫りの脇に塗料が溜っていないので2000番のペーパーは掛けずに3000番のスーパーバフレックスから研磨を始めます。


ここまでで午前中の時間が無くなってしまいました、残りはまた明日の午前中に行ないましょう。
この後アトランティックを更新致します。

最終組立てVer.8

2015-11-16 22:08:37 | Osca Dromos Zagato
今日は文句無く良い天気でしたね~
昨日は雨が降りましたし一日中ぐずついていましたが/・・今日はいいわ。
明日は雨らしいのでこんな日は外仕事を片付けておかなければなりません。
本当はまだやらなければならない事がたくさん残っているのですが・・・屋外は天気の良い日にしか出来ませんし今の時期しか出来ない事も有ります。

本日最初の仕事は中庭に散らばった枯れ葉の掃除・・・
数日前から気になっていましたがOscaの製作が忙しかったので(多少は掃除をしましたが)ほぼそのままになっていました。
しかし製作で一服しようとアトリエの窓から枯れ葉が散らばっているのを見るとかなり気になっておりました。
本日最初の仕事は中庭の完全掃除!(笑)
この様子はコチラから・・・

そしてカレーの仕込みを行ないました・・・(爆)
そうなんです、当店のカレーは私が作ったタマネギを100%使って仕込みます。
つまりカレーの仕込みはタマネギの苗を植える所から始まる訳です。

そして今でないと出来ない仕事・・・晩生のタマネギの植え付けですね。
これを植えないと来年は買ったタマネギでカレーを仕込む事になりますからね、大切な仕事なんです。
先月29日に極早生と早生そして赤タマネギを合計1500本植えたのですが、今日は中庭の掃除後に晩生のタマネギを1500本植えておきました。
ご近所の方からはもう家庭菜園の域を越えていると・・・(笑)
実は本日植えた1500本では苗の数が足らず後150本程追加の必要が有りますね・・・また家内が何か言いそうなので内緒で増やしておきます(笑)
植えたばかりの苗は倒れていますが今夜からの雨で数日で立ち上がってくれると思います。
左側は先日植えた物ですからもう立ち上がっていますね・・・。
この後ご近所の農家は除草剤を撒かれるらしいですが私は除草剤が嫌なので草取りをする事になります。
大変だけど安全な食べ物を供給したいからね~。


さてさて前置きが長くなりましたがOscaの最終組み立ての最終日です(笑)
Oscaのリアウインドウはアクリル製なのですが前側だけ接着の為に内側が黒く塗られています。
実際にアルミ製のBピラーを仮に取り付けてみてリアウインドウの塗り分けラインを決めます。
手が3本くらい欲しいですね~(笑)
最初は外側からマスキングテープを貼っておいてウインドウを外してから内側から再び重ねる様に貼ります。
塗るのは内側からだけですね。

塗った物を取り付けるとこんな感じです。
まだ乗せただけですが・・・

正確に位置決めをするのはサイドウインドウを仮止めしてからBピラーのアルミの部品の位置を決めます。
これをしておかないと位置がずれる恐れが有ります。

フロントガラスも削り合わせ中です・・・
まだまだあちらこちらが有っていませんね~もう少し時間が必要な感じです、ウインドウは少し小さいくらいの方が納まりが良いかな・・・。

フロントのウインドウも枠の部分の内側が接着の為に黒く塗られていますのでマスキングテープを貼って縁を塗ります・・・もちろん内側ね!
全てのウインドウを接着して完成!!
この数週間の苦労が報われる時ですね~。

そして今日の仕事・・・

御依頼主のKさんに何個か作る許可を頂いたので
残り4個のボディを塗り直しています。
5個のボディを下塗りを変えたり塗る回数を変えたりして色相をいろいろ試していたのです、その中で一番実車に近い物を
選んでKさんの為に完成させました。
理想のボディ色になる様にこのタイミングで少し塗り足してからクリアーを塗っています。
残り4個のうち1個は私の手元に残し、一応栃木県の方の為に1個、メイクアップさんに委託販売をお願いしようと思っていますのでここで1個、最後の1個はまだ行き先がないのですが、取合えず完成させておくつもりです。
まあこれらは少し時間がかかるかもしれませんが、午前中に作業をしてゆきます。

では午後からは何を?
もちろんアトランティックに戻ります。
エンジンを作ってしまいたいんですね・・・エンジンが完成したら
一旦マツダキャロル360に戻って仕上げにかかろうかと思います。
この辺りで年末になるのかな??(笑)
まあ一応の予定なんですけどね・・・
キャロルが出来たらF355かストラトスのフルディティールに・・・そうだ!お客様に実車を拝見させて頂こうか・・・今回実車が見れると製作はかどる事がわかったのですよね~(笑)

最終組立てVer.7

2015-11-15 22:38:43 | Osca Dromos Zagato
一昨日は徹夜の覚悟でOscaに取り組んでいたのですが、その心配はあまりいらなかったです。
ただし完成して完成後の写真を撮影して展示ベースに止めて最終のクリーニングをして特製の専用箱に納めたら夜10を回っていました、そこから帰宅して遅い夕飯を食べて入浴をしますと既に更新が出来る時間じゃなかったです。
納品の時に移動の為の列車を乗り過ごしなどのミスをしてもいけないので昨日は就寝致しました。
よって徹夜は無かったですけど更新も無しという事で期待して頂いていた皆さんにはご迷惑をおかけしました。

さて昨日は無事に納品を済ませて収録も多分終わっているはずと思います、この納品と収録に関しましてもお客様のK様には特別のご配慮を頂きまして心からお礼申し上げます。
納品の時の色々に付きましてはその内に某TV局の番組で放送されると思いますのでネタバラシはここでは控えます、またその内に運良く放送が決まりましたらこのブログでご案内致します、その時はご笑覧頂ければと思っております。

さて本日はこの数週間の間にしなければならなかった事を大変申し訳ない事に全て置き去りにしておりましたのでその処理に没頭しておりました。
まずは先日お送りしたU様の288GTOですが何とワイパーが2本とも外れてしまった様でしてご迷惑をおかけ致しました。
本日この様に直させて頂きました、また同日の内に発送させて頂きましたので明日にはお手元に到着すると思います。
末永く楽しんで頂ければと思っています、当店から出荷した物につきましてはなるべく長く楽しんで頂ける様にと考えております。
何かございましたらお気軽にご相談下さい。


そしてここからが11月12日の夜つまり12日の製作を終了してブログ用に画像をアップしてから少し時間が有ったので翌日分の製作を開始しておいた物です。
この中央の小さな部品がこれからの仕事・・・
この部品はフロントフェンダーの左右に付くこの車をデザインした方のエンブレムですね。
確か・・・Ercole Spada氏だったかな!?
水滴型の物で少し立体的で中央に筆記体の文字がはいります。
左右の形状を合わせたいので洋白板0.3mmの2枚重ねで作っています。

このままでは削り難いので裏側に0.8mmの洋白線をハンダ付けして水滴型になる様に丸く削ります。

そしてバフ掛け・・・実物はいぶし銀の様な色相なんですがここは模型的にバフ掛けで処理しました。
そして表面に作ったデカールを貼りましたが少し繊細過ぎて見えないので一層の事面相筆で書き込みました、この方が普通に見えます。

エンブレムをクリアーコートしている間にフェンダーミラーの鏡を作っておきます。鏡はいつも通りステンレス板をカットして削ってバフ掛けですね。
洋白板よりも削り難いですけど酸化による変色が少ないので長持ち出来ますよね。

次はライトですね。
これもいつも通りアルミ板を矢坊主でプレスして反射板を作ります、画像の物はまだ試作品なので鏡の面を磨いていないのです。
何時もよりも小さいのでちょっともたついていますね(笑)

ライトを取り付けてみました・・・目つきが良くなりましたね。

ここまでが正確に言いますと12日の夕方画像をアップしてから帰るまでの仕事ですね。

そして13日の朝ですがまずは机の上を片付けます。
残り一日しかないのです効率的な仕事の為にはまず机の上を綺麗に保つ事ですね。
散らかった机の上では行方不明になる部品も有りますでしょうし余分な気を使わなければならないのですから。

そしてナンバープレートを作りました
自作のデカールと塗装を施したアルミ板を使っています、自作デカールを作れればそんなに難しい事では有りません。
このナンバーはリア用ですので左側には封印が取り付けられています、右側は普通のビスの仕様になっています。
もちろんフロント側は左右ともビスの仕様ですね。

リアのナンバープレートを取り付ける為に上側にステーを作っています。
これが無いとナンバープレートが斜めになり過ぎるのです、細かな部分ですが実車と印象が異なってしまうのは嫌ですからね。

そしてナンバープレートを取り付けました。
良い傾き具合ですね(笑)

続いてプロジエクターランプのレンズを作ります
アクリルの棒から削り出しています、レンズ自体は直径が1.0mm高さが0.8mm程になります。

ここで訳のわからない部品が登場します
直径1.8mmの洋白の棒です

バキュームの桃像君に接着してライトの特殊な形状のカバーを作るのです
普通のライトなら球面のレンズ形状ですがこのライトの場合は背の低い円筒形のカバーなのです。

バキュームを切って削ってライトの上に載せてみました
載せただけなので少し傾いている物も有りますがここが普通の球面のレンズだったら実車と雰囲気が違うだろうと信じて作ります。
締め切り日にまだこんな事をしているなんて・・・(笑)

フロント側の製作のついでにナンバーフレームの製作もしておきましょう
このナンバープレートの取り付け用のフレームは多分国内の入ってから日本の法規に沿った大きさや場所に付けられた物です。

実車と同じ様に洋白板と帯板で作っています。
但し取り付けに実車の様にリベットは使えないので接着面積を大きくとれる様にステー部分を長めにしておきました。
まあ、ボディの下なので目立つ事も無いでしょう。

ここで最後の難物部品です。
取合えずライトの型取りをしておきます。

それをアルミ板に貼りましてアルミ板で型紙(!?)を作ります。

アルミ板で作った型紙を2枚重ねの洋白板0.2mmの上に当ててケガキ針でケガキました。
そう正確に型取りをしたいからアルミ板の型紙を作ったのです。

内側に穴をあけて・・・

切り取って・・・

内側をヤスリで仕上げます・・・

次は外側を鋏で大体の形状に切り取りましてヤスリで仕上げますとライトカバーのリングが完成します
1台分作るだけならエッチングじゃなくても作れますよ(笑)

しかも内側外側のエッジを表裏共丸く削っておいて

熱いハンダゴテを当てて分解します・・・
MFHの1/12のフェラーリ250GTOではライトの枠にハンダを盛ってRを付ける様な作り方をしますが、これなら1/43でもそんな立体型のライトカバー枠が作れます(笑)

但し削っていたら洋白が伸びてしまったらしく・・・少々大きい(爆)
これじゃあダメなんで作り直し・・・この時点での作り直しは痛いな~
バフをかけて磨きます

そしてボディにとり付けてみます・・・良いじゃないかい??

今日のブログは長くなりましたので今日はこの辺りで・・・
残りは明日の更新で・・・ウインドウ周りを取り付けて完成までをご紹介致します。
もちろんギャラリーアップも明日になります・・・ではでは!