Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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ボディのサフェーサー塗裝

2016-11-25 21:36:14 |  Stratos JeansChicago

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本日は雨が降ったり止んだりの天気でしたね、気温は山陰も低めで寒かったです。
まあもうすぐ冬ですからね、当たり前と言えば余り前です。
私のブログをご覧の方の中には南の国の方もいらっしゃいますが、この寒さはよくわからないかもしれませんね。

朝からフォードモデルAのパテを研ぎながらコンプレッサーの到着を待っていたのですが待てど暮らせど届かない。
上新電機は大阪なの発送の翌日午前中には届くはずなのに、一向に届く気配がない。
追跡番号で調べると朝7時半から配達中になっているのですが・・・

それでも午後2時頃にやっと荷物が到着しました。
上新電機の段ボール箱に入れられて、意外と平べったいですね。

箱を開封して中身を取り出しますとまた箱が出て来ました。

中身を取り出しますとこんな感じですね。
奥側が今回買った新品です。
手前側が壊れた古い物ですがコンプレッサーは同じ様な形状ですので今度買った物はタンク付きでは有りますが形状は同じ形状なので後継機だと言う事がわかりますね。
古い物の右側についているのは私が追加した水取りです。
奥側の左側についているのは水取りと空気圧を調整するレギュレーターが一体になった物です。
手元にレギュレーターを追加して付けていますので新品のレギュレーターを外して古い水取りに取り替えてレギューレーターは今までの物を使える様に組み替えておきます。

塗装ブースはダクトを段ボールで作っていましたが新築した時に作った物なので7年も経過しています、上新電機の段ボールを使ってダクトを作り替えました。
掃除をしてから取り付けたのは言うまでも有りません。

コンプレッサーを新調して一番最初に塗ったのは塩ビ板をバキュームしたフロントウインドウです。
ペーパーをかけたのでクリアーを塗りました。

修正したボディにサフも塗っています。
コンプレッサーに依るエアの脈動も無く塗りやすいですね。
エア圧が落ちるまでの時間も長めですし使いやすい感じがしますね。
作動音が静かなのも新しいからですかね・・・それとも設計変更で静かになったとかするのでしょうか?

少し前にホイールのディスクを複製する為にシリコン型を作っていましたが、すっかりと忘れてしまっていました。
本日はシリコン型から原型を取り出してみました。
この後レジンでキャスティングする事になります。

コチラがレジンで複製したホイールディスクです。
綺麗ですよね〜、上手く複製出来ました

裏から見ますとこんな感じです。
貫通する穴の部分には薄皮が残っていますが軽くペーパーをかけてやれば綺麗になると思います。
せっかくですので幾つか複製を取って置きましょう。

フェンダーの加工

2016-11-24 21:43:43 | Ford ModelA Hot rod

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今日も朝から冷たい雨が降っていました。
東京は初雪だそうでして、かなり寒いらしいです。
山陰は実はそうでもなく結構暖かいです、と言っても普通の年に比べればと言う事なんですが・・・。
夕方帰宅時には道路の温度計は7度を示していました。
東京の最高気温1度に比べれば暖かいですね。
でも出勤途中に雨に混じってアラレが混じっておりました。
これを見ますと冬が近くなったと感じますね、冬用タイヤに交換しましたので車の準備は万全です。

さて製作です(本日は前置きが短いですよ)
塗装用のコンプレッサーは明日到着なのでストラトスは取合えず進められないので他の物を進める事になりますが、アトランティックは本日一日では進められないのでフォードモデルAを進める事にいたしました。
明日はコンプレッサーが到着次第ストラトスのサフェーサーを塗りたいのです。

フォードモデルAの場合ホットロッドで作りますのでタイヤホイールの幅を広げますとフェンダーから大きくはみ出してしまいます。
アメリカでは日本と違ってフェンダーからタイヤがはみ出していても警察から切符をもらう事がないので良いのですが、ストリートロッドの場合は一般公道を走る訳ですから道路が濡れている場合はタイヤがフェンダーから出ていると水しぶきを自分でかぶる事になりますから・・・フェンダーの幅を少し増しておきたい所ですね。
キットのフェンダーはこんな感じになっていますので幅を広げる為にはフェンダーの中央を切って広げるしかないですね。

フェンダーの中央をカットしますとこんな感じになります。
ついでに書いておきますとフロントフェンダーの後ろの辺りに有る凹みはスペアタイヤが収まる部分ですが御客様の好みでスペアタイヤは要らないと言う事でしたのでこの凹みは撤去します。

カットした部分に1.0mm厚のプラ板を接着して幅を増します。
前から後ろまで同じ幅で広げる為にはこんな方法が良いのではないかと思います。

そして切ったフェンダーを元通りに接着します。
反対側はまだ接着していませんが同じ様に接着します。

もうちょっと細かく説明しますと前側のフェンダーはリアフェンダーの前側まで一体でプラ板を接着します。
ここから後ろは別部品にしておきますと入り角の部分が綺麗に出来ます。

左右フェンダーを元に戻しました。
ここからラインの修正をしますがこれをそのまま使う訳にはゆきませんレジンにプラ板の組み合わせですから異種の素材をそのまま使う訳にはゆかないのです。
完成後に割れが入る事が多いのでシリコンで型取りをしてレジンで再キャストする事が前提の作り方です。

スペアタイヤの凹みをプラリペアを使って埋めます。
パテで埋めても良いのですが強度が不足してしまいますのでプラリペアを使います。

ボディの方も手を加えます。
ボンネットのサイドに有るスリットを掘ります、かなりの本数が有りますので大変なんですが丁寧に掘ります。
それにしてもこのレジンは硬いですね。

塗装による凹凸が埋まる事を避ける為にモールドの脇も掘り直しておきます。
ウレタン塗料を使う場合は少し掘っておいた方が良いと思います。

フェンダーの裏側に有るスペアタイヤの凹みもリューターで削っておきます。
フェンダーの裏側ですがラインを合わせる様に削っておきます。

フェンダーのプラ板の部分は微妙なラインを付けなければなりませんのでここはポリパテを盛ります。
デリケートなラインはやはりポリパテの方が修正しやすいです。

ついでにこんな部分にもパテを盛ります。
この部分はスリットを深く掘る場合に超硬タガネが当たって傷が付いてしまうのです。
その傷の部分にもパテを盛っておきます。
もしも慎重に作業をするのならばスリットの部分にマスキングテープを貼って盛る方が良いかもしれません。

ボディの塗装準備

2016-11-23 21:38:29 |  Stratos JeansChicago

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今日は朝から(昨夜からですが)雨が降っていまして少し寒い朝でしたね。
本日は勤労感謝の日ですね、本来なら水曜日でお休みですので勤労を感謝してお休みという事になるのです。
しかし、そこは自営業でして定休日でも祝祭日は夫婦二人で営業をする事にしていますので本日はCafeを営業しました。
厨房のK子さんはお休みですので当然ながら私が厨房です。
そんな中ですが明日の朝から冷え込みが強くなる様です。
山陰では雪は降らないと思いますがいざという時の為に冬用タイヤに交換しておきました。
午前中は軽トラックと通勤用の軽自動車を、厨房の仕事が終わった後には娘の普通車を・・・全部で3台の車のタイヤ交換です。
それが一段落したら隣町からストーブ用の薪を分けて欲しいと言う事で御客様が御来店・・・積み込みをお手伝いしました。
寒い冬は誰でも嫌ですからね〜
薪ストーブで暖まりたい物です。

さて昨日壊れてしまったコンプレッサーですが、そのままにしておく訳にもゆきません。
私が見るだけでも各部のパッキンやOリングは全て交換です、その上リードバルブも交換、ビスが折れた部分は穴を開け直してネジを切れば再利用は可能ですがコンロッドのベアリングも錆びていまして少しゴロゴロとした手応えが有ります。
その上シャフトが折れたモーターも当然交換になります。
再利用可能な部分はボディ本体とヘッドコンロッド/ピストン位でしょうか・・・一番高価なモーターがダメというのは致命的ですね。
しかもこの型式の物は今年の6月頃に廃版になっているらしい・・・。

修理が高くつくのであれば新しい物を買わなければなりません。
近くの模型店では在庫が無いので取り寄せるとかなり時間がかかってしまいます。
最短の時間で入手したいのでジョウシンでポチりました。
今まで使っていた物はエアの量は十分でしたがタンクが無かったので多少ですがエアの強弱が有った様に感じました。
エアが強い時は塗料も沢山出るしエアが弱い時は塗料も少ないこれの連続ですね。
しかしツインシリンダーという事も有りましてその脈動は小さかったかもしれません。
それに10年は使えていますので信頼性もまずまずと言う判断をしました、次もエアテックスのツインシリンダーでタンク付きの物を選びました。
明日出荷で明後日到着の予定です。

昨日パテを盛ったボディサイドの部分のラインを修正しておきましょう。
パテを盛る時にマスキングテープを貼っていますのでラインは出ていますが断面の部分をペーパーで揃えておかなければなりません、本当に削るのが難しいのはこの断面を仕上げる部分ですね。
右側は完了しました。

左側もこんな感じで削っています。
ラインは揃えてあるので楽です。

次はエンジンルームのフレームの補強ですね。
コクピットの後ろ側のバルクヘッドから斜め下に鋼管が伸びてフレームの強度を増しています。

0.8mmの真鍮線を使って補強を作っています。
そして次はこのフレームの下側の補強です。
この下側の補強ですがストリート用のノーマル車には付いているのかよくわかりませんが、ワークスカーには付いています。
今作っている車にも付いているのを確認しましたので穴をあけております。
なかなか穴を空け難い部分に有るのですが・・・あけ方は工夫が必要ですね。

下側の補強はこんな感じで付きます。
この補強はまだ接着しません、理由はエンジンを搭載する時にこれが当たって作業がやり難くなるからです。
エンジンを積み込んでから取り付けて少しタッチアップをするのが良さそうですね。


2号車サフェーサー塗裝

2016-11-22 21:03:07 |  Stratos JeansChicago

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今朝の東北沖の太平洋の地震は驚きましたね。
そして津波ですが5年前を思い出しました。
かなり長時間揺れたみたいですが東北方面のみなさんは被害は無かったでしょうか?
山陰も1ヶ月前に隣の鳥取県を震源とする大きな地震が有りましたので人ごとでは有りません、余震も有るでしょうし一日も早く収束する事をお祈り致します。

朝はコーヒーなど自宅で飲みまして・・・少し遅めに出勤しました。
隣町のとあるCafeにモーニングサービスを偵察に行きました。
中途半端な時間に食べた物でお昼ご飯はサラダなどの軽い物で済ませました。
午後からは雨の予報でしたがそれでも何とか雨が降りそうも無かったので生姜とイチジクを収穫しました。
生姜は寒くなりますと腐ってしまいますのでこの辺りで掘りとっておかなければなりません。
丁度良いタイミングでした。

さて昨日はデカールの製作で製作を進める事が出来ませんでしたので今日はぜひ進めておきたい所なのです。
塗装の準備をした部品を塗裝ブースに入れて塗ってゆきますが何となく調子が良く無い・・・。
調子が良く無いのは私の腕では無くコンプレッサーです。
それでも何とかボディ以外の部品にサフェーサーを塗り終えました。

私のコンプレッサーはこのアトリエを建てる前に自宅で製作をしている時に新調した物でエアーテックス製の物でツインシリンダーの強力な物で空気の吐出量は多い方だと思って買った物です。
もう10年位使った物です。
前に使っていたグンゼのL10は息子が上京する時にプレゼントしてその代わりに買ったと思います。
まあ毎日使う物ではないのでそんなに使い倒した様は記憶は無いのです。
早速塗装ブースから取り出しまして外観をザックリ掃除しました。
点検した所ではエアホースのジョイントから若干のエア漏れが有りました。
圧縮空気の中の水分でジョイントが腐食した物と判明しました。
その部分をエア漏れが無い様にメクラ蓋をしておきましてスイッチをオンにしてもエアの溜まりが遅いのです。
どうやらコンプレッサー本体に問題が出ている様です。

シリンダーヘッドを外してみますとワンウェーバルブが反り上がっていましてこれではなかなかエアが貯まらないですね。

コチラはピストンの上部に付いている同様のバルブです。
コチラも曲がっていましてピストンに密着していないですね。
普通修理するならこのビスを外して反りを直してやれば修理完了となるのです。

上側のシリンダーは1次側の物なのでバルブを止めているビスは何とか外れそうなんですが、下側の2次側はビスが配管から逆流して来た水分で腐食が激しく外れません。

2次側の上側のリードバルブを外そうとしましたらネジが折れてしまいました。
普通の方なら万事休すと言った所ですが、これでもまだ大丈夫なんですよ。
折れたビスの部分にフライス盤を使って穴を開け直してネジを切り直せば大丈夫です。

1次側のリードバルブはこの通り・・・綺麗に外れました。
年の為にネジは切り直しですしビスは新しい物に交換すれば何の問題も無いです。

2次側のピストンの下側のリードバルブを外す為に何気なくピストンを持ち上げたらそのまますっぽり抜けて来ました!?
普通なら下側にクランクが有りましてピストンとクランクはコンロッドで結ばれていますのでそう簡単には抜けて来ないはずです。
下側のカバーを外してみましたら何とモーターのシャフトが折れています!
破断したシャフトを良く観察しますと一部1/4程錆びている部分が有ります。
このクランクには小さなバランスウエイトが有るのですがバランスを取りきれず回っているうちに金属疲労を起こして折れてしまった様です。
錆びた部分は最初からスが有ったのかも、ですから余計に弱かったのかもしれません。

コンプレッサーもここが壊れれば万事休すですね、これは修理に出してもモーター交換、リードバルブも交換、ピストン/シリンダーも交換しますとほぼ全部交換になってしまいます。
これなら買った方が安いかもしれません。
確かこのコンプレッサーは高かったのにな〜残念!

コンプレッサーが壊れてしまったら塗装が出来ないので他の作業をしましょう。
ボディのプレスラインをパテで修正致します。
3号車も直しましたよね〜。

一昨日筋彫り脇の部分にパテを盛っていましたのでそれを研磨しました。
リアカウルはこれで良さそうですね〜。

デカールの製作

2016-11-21 21:04:54 | その他

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本日は雨の予報でしたが朝から夕方までとうとう降らなかったですね。
タマネギの為にはちょっと降って欲しかったですけどね〜。

雨が降ると聞いていましたので息子の所に送る生姜とレタスを収穫して掃除しておきました。
中庭でムクドリを見かけましたが、そろそろ富有柿を収穫しておかないとムクドリに突かれてしまうかもしれないと思って柿を収穫しました。
もう渡ってくるんですね〜ムクドリさん。
早いのか遅いのかそれとも私が見ていなかっただけかもしれませんが・・・
そしてCafeのグリーンカーテンにしていたパッションフルーツを片付けました。
ツルが巻き付く為の棚も片付けてガレージに収納しツルは短く切って・・・ちょっと考えました。
このまま抜いてしまってもゴミになるだけですよね。
短く切り詰めておいてビニールハウスを掛けておけば来年まで保つかもしれないと考えてハウスをしておきました。
今年は春に挿し木をした物を植えていたのですがちょっとタイミングが遅くなってしまった様でして十分なグリーンカーテンにはならなかったのです。
来年まで保てば早くから大きくなりますから実も成るでしょうし大きく育つはずです。
刈れてしまったら来年春に植え替えれば良いのです。


さて本日は製作が昨日で一段落したので本日は雑用を済ませてしまう事にいたしました。
その雑用とはデカールの製作です。
このデカールは私が使う物では無いのです。
本来ならデカールを作る仕事は受けていないのですが、どうしても・・・と頼まれてしまいましてね。
なんでもウェーブの1/24のティレルP34のデカールらしいのですが1977年の物らしくFIRST NATONAL CITYのデカールです。
保管状態が良く無かったらしくてデカールに細かなひび割れが無数に入っていますね。
仕方がないのでトレースしてデータを作ります。

まずブルーの部分を印刷しています。
ブルーはインクで言いますとシアンと言う色を印刷するのですが1回では色が薄く4回印刷しますと良い感じの色になりました。

続いて縁取りのブラックを印刷します。
全ての文字にブラックの縁取りが有る訳では無いのです、データを作る時にその辺りを検証しながら作る事に成ります。

コチラが印刷したデカールです。
縁取りがブラックで入っているのがわかりますね。

そしてこれがこの銀行のマークですね。
コチラもデカールをトレースして作ってみました。
比較的簡単に出来ました。


この他にも数台分のデカールを作りましたが朝から夜まで1日かかってしまいました。
工賃は一日分の日当とインク/デカール用紙代ですね・・・いったいいくらになるんでしょう?

明日はお休みですがこの調子だと仕事を進めないといけませんね〜。