男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

ソラマメを煮る

2008年05月22日 | 豆類・とうふ類
4月から5月にかけては、野菜も魚も旬を迎えるものが多く、特に山菜となると今は百花繚乱のごとくでして、この時節に作らないとあと1年待たなければなりまん。

レシピは昨年の今頃書いたのが、在庫になっているのを手直ししたのや、新しく書いたのもあります。今しか使えないタイムリーなレシピをお送りしたいと思い、次々にお送りしています。気に入ったのがあって、それを作っていただければ、うれしいです。

我が家の近くに住む従妹が、到来物だが・・と言って「そら豆」をたくさん持ってきてくれました(家庭菜園をやっている友人から貰ったとのことでした)。
夕食前だったので、すぐにさや抜きして茹でて食べましたが「これぞそら豆!」の美味しさでした。

その時の「そら豆の味よ、いま一度」と思っていたところ、昨日の夕方と・・言っても4時ころですが、家のまん前のとなりの畑で、そら豆の収穫真っ最中でした。
知ってる方なので、これ幸いと思い「わけて欲しい」と言ったら、快く分けてくださいました。ちょうど夕食の準備をしている矢先なので、すぐにさやから抜いて塩茹でにしました。沢山わけていただいたので、いろんな食べ方をしていて、そのレシピをお送りします。

レシピの冒頭の「おはなし」はネット検索で、スチュワート・ウォーカー原作、小山内薫訳の「そら豆の煮えるまで」と言うことまではわかりましたが、内容までは分かりませんでした。

ところで、前回お送りしたレシピ復刻版「いわしのイタリアン風」のメールの文末に「しまった!しまった! 島倉千代子」 と書きましたら、関東在住の銀行同期の友人「Kさん」から、あの「オチ」の意味が分からないとのメールをいただきました。
吉本のコメディアン「島木譲二」のギャグなので、関西の方にしか分かりませんね。「Kさん」にどのように説明しようか、いま思案中です。
  
 
「そら豆の煮えるまで」と言う「おはなし」を、小学生のころ読みました。詳しくは忘れましたが概要は次のようなものでした。
  
少年がお昼ご飯にそら豆を煮始めたとき、女の人(お城のお妃)が「かくまってくれ!」と飛び込んできました。少年がしかるべきところに女性をかくまったあと、すぐにお城の首切り役人がやってきます。首切り役人が言うには「お城のお妃を12時までに処刑しなければならないのに、お妃に逃げられた。」・・・と。お妃が何かの咎で処刑されることになり、タイムリミットは当日の12時、その時刻を過ぎると処刑を免れるいうのです。少年が首切り役人とやりとりしているうちに12時になり、お妃は命が助かり、その間にそら豆が煮えた・・というお話。
 そら豆を茹でながらこのおはなしを思い出し、詳しく調べようとネットで検索しましたがダメでした。

そら豆を茹でる
材料
そら豆 500g(中身の豆は150g)
塩 少々
作り方
そら豆をさやから抜いて切り口を入れておく。
鍋に水を張り、塩一つまみ加えそら豆を入れ火にかける。
沸騰して2~3分くらいで火からおろし、豆をざるにあける。
器に盛って熱いうちに食べる。

ポイント
①塩はほんの少し海水より薄い目・・舐めてみて塩からいと感じたらいけません。
②茹で過ぎないこと  
③ 熱いうちに食べる・・・の三つです。

さやごと茹でる作り方もあります。8分くらい茹でてすぐに食べます。

そら豆を焼く
材料
そら豆 10本
作り方①
さやつきのまま、焼網かグリルでこんがり焼く。
焦げ目がついたら、お皿に移し熱いうちにさやから抜いて食べる。
作り方②
そら豆をさやから抜いて、おはぐろの所に切れ目を入れる。
おはぐろは豆の先端、二つの割れ目があるところ・・です。
これはトースターで焼き焼き食べます。味はシンプルにして、
そら豆の持ち味を楽しむが、味塩をホンの少し添えても良い。
さやつきの豆を、バーベキューのとき焼いたら美味いしいと思います。

そら豆を煮る
材料
そら豆 300g(中身の豆は100g)
砂糖 小さじ1  塩少々 出汁の素 少々
作り方
そら豆をさやから抜き、サッと茹でて豆の甘皮を剥く。
鍋に水100ccと調味料を入れ沸騰したら豆を加えて2~3分サッと煮てしばらく置く。
少し冷めて豆に味がなじんでから、食べます。






コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする