男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

キャベツとトマトのベーコン煮

2012年04月23日 | 野菜類

日本にキャベツが渡来したのは、幕末の1850年代(嘉永3年~)の頃です。
お好み焼きや焼きそばなどに必須の野菜ですが、歴史は古くありません。
キャベツが、今のような野菜になったのは、18世紀にイタリアからアメリカに
渡ったあと、品種改良が進んだ・・といいます。

もともとは、古代イベリア・・いまのスペイン・・から、ヨーロッパに広まったと
されますが、当時は胃腸の調子をととのえる薬草として用いられたようです。
今でも、胃腸薬「キャベジンコーワ」の原料としてつかわれ、栄養ドリンクや、
ダイエット食品も作られています(以上Wikipediaより引用)。

キャベツでつくるサワークラウトはドイツの国民食ですが、
発酵しやすいのは、酵素成分が多いからなんでしょうか、とにかく酸っぱい
漬物です。発酵性を利用して作った「キャベツワイン」という、珍しいお酒が
あります。原料はキャベツ60%とブドウ40%の割で造っているそうです。

キャベツワイン以外に珍しいのが「タンポポワイン」。タンポポの花にさとう、
オレンジをベースに、イースト菌を加えて発酵させて6か月ほど寝かせます。
大量のタンポポが必要というので、作ってみたいと思いながら、まだ試して
いません。

レシピは、春キャベツをつかった「トマト煮」と「白菜とのなべ」です。胃腸に
やさしく、塩分と摂取熱量が控えめ、食物繊維が多いレシピです。一時、高
かったキャベツも安くなりました。春キャベツがおいしい今がおすすめです。

春キャベツがおいしい・・一時高かった値段も、おてごろになりました。出さかりのキャベツを
トマトの缶詰めと、カリカリベーコンで煮込みました。1日の野菜摂取量は350gと言いますが
油断するとこれに届きません。野菜をたっぷり食べるというのは、かなりな努力が必要です。



材 料 キャベツ 1/2こ 500g
トマト缶 1缶 400g
ベーコン 2枚 30g
ローリエ 3枚
ブイヨンの素 2こ 8g
白ワイン 大さじ 3 30cc


作り方 鍋に白ワインとブイヨンとローリエを入れる。
弱火でブイヨンを煮溶かします。
その上に、ざく切りしたキャベツを加える。
火を強めて、ピッチリとふたをする・・・ここで
キャベツに火を入れて蒸し煮する・・すると
キャベツからたっぷりと水がでてきます

ここでトマト缶を加えます・・ここからはふたを
しません・・ふたをすると、水分過多になります。
ベーコンは、ここらで加えるか、なくてもよい。

摂取熱量が気になる時は、ベーコンは省略し
てもかまいません。

野菜好きなかたなら、ベーコンなしでけっこう
おいしくたべられます。


コメント (1)
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