確定申告のシーズンが始まります。今年は年金の源泉徴収票や特定口座年間取引報告書が例年
より早く送られてきました。そのため1月中ごろには作成を終りましたが、提出が早すぎるのも如何
なものかと思いしばらく留め置きます。申告書は国税庁のHPで作成しました。当初はe-Tax申告しま
したが、使い勝手が悪いので、作成をHPで行いプリントして税務署に届けています。
e-Tax申告で、医療費を一括計上すると領収書の提出義務があります。そのため次回からe-Taxは
止め申告書一式を近くの税務署まで持ち込んでいます。受け付けの係官は、申告書が国税庁HP
のプリントのものは「OK」と控に受付印を押してくれます。手書きなら「欠落があるといけない・・」と
つぶやきながら丁寧に点検して、受付印を押捺します。
私の確定申告は、払い過ぎの税金還付の申告で、年金所得と投資信託の分配金等の源泉税還付
が目的です。株式等の譲渡損失は、損失発生から3年間の繰越しが認められるので、それを活用・・
余計な税支払い回避のための申告・・で儲かった気はしません。
わが国に所得税が導入されたのは明治20年・・課税対象は個人所得だけで、この時の高額納税者
№1は三菱の岩崎久弥(創始者弥太郎の長男)で申告額は約70万円、№2が岩崎弥之助(弥太郎の
弟)で約25万円でした。時の国家予算が88百万円の時代。この二人の申告が国の予算の1割以上
になります。当時、米10キロの価格が46銭・・それが今は4~5000円・・ザッと1万倍の計算です。
明治20年から今日まで約125年間で、コメに代表される物価上昇が1万倍です。この間、最大の物価
上昇期は、1945年10月から1949年4月まで3年6か月間の消費者物価指数は約100倍に(Wikipedia
日本のインフレーションより抜粋)なり、戦前に加入した生命保険が紙切れ同然になりました。今に
例えると、5千万円の生命保険が3年半の間で100分の1の50万円になってしまう・・恐ろしい事態です。
政府・日銀のインフレ目標2%達成が難しいという今・・3年半で100倍のインフレ経験した者として、
今昔の感があります。
お送りするレシピは柳川鍋二題・・柳川鍋と言えばドジョウですが、近来は手に入りません。ドジョウに
似た穴子とウナギを使います。本来とは似て非なる鍋ですが、出来あがりはおいしい鍋になりました。
穴子もうなぎも高価になり、身近な食材と言えませんが、寒い日のご馳走にお試し下さい。
明石の焼きあなごとささがきゴボウを煮て、溶き卵でとじる柳川なべです。うなぎと比べると
脂が少ない分あっさりとしたおいしい鍋です。焼きあなごに代え、活けのアナゴもおいしい・・
というので、それも試したいと思います。肝心のドジョウは入手が難しく代用の柳川鍋です。
材 料
焼きあなご 4尾 120g ・・頭を落とし2.5cm大のそぎ切り
ゴボウ 1本 80g ・・たわしで水洗いし、皮つきのまま細かいささがきに削る
たまご 2こ 120g ・・溶きほぐす
芹 適宜 ・・粗く刻む
調味料
昆布の浸け出汁 1.5カップ 270cc
日本酒 1/3カップ 60㏄
みりん 大さじ 2 20cc
濃口醤油 大さじ 2 20cc
作り方
上記の分量は2人分・・鍋は中型のフライパン・・
煮汁を作る
鍋に調味料全部と、アナゴの頭を入れ、中火で
6~7分煮て頭をとりだす。
・・このときの味は吸い加減・・やや薄い目の味
にする・・後で焼きあなごを加えて煮るのと、煮汁
の水分が飛ぶのとで、しっかりした味に変わる・・
ささがきゴボウを煮る
そのあとに、ささがきゴボウを入れ火を強めて、
ゴボウを煮る。
焼きあなごをのせて煮る
ゴボウが煮えたら、アナゴを1枚ずつ・・重なら
ないように並べ、中火に落として10分ほど煮る。
溶き卵を流し半熟に煮る
煮汁の味見をして調え、溶き卵を回しかける。
フタをして蒸らし、卵が半熟になったら出来上り。
刻んだ芹を散らし、温めた器にとる。
より早く送られてきました。そのため1月中ごろには作成を終りましたが、提出が早すぎるのも如何
なものかと思いしばらく留め置きます。申告書は国税庁のHPで作成しました。当初はe-Tax申告しま
したが、使い勝手が悪いので、作成をHPで行いプリントして税務署に届けています。
e-Tax申告で、医療費を一括計上すると領収書の提出義務があります。そのため次回からe-Taxは
止め申告書一式を近くの税務署まで持ち込んでいます。受け付けの係官は、申告書が国税庁HP
のプリントのものは「OK」と控に受付印を押してくれます。手書きなら「欠落があるといけない・・」と
つぶやきながら丁寧に点検して、受付印を押捺します。
私の確定申告は、払い過ぎの税金還付の申告で、年金所得と投資信託の分配金等の源泉税還付
が目的です。株式等の譲渡損失は、損失発生から3年間の繰越しが認められるので、それを活用・・
余計な税支払い回避のための申告・・で儲かった気はしません。
わが国に所得税が導入されたのは明治20年・・課税対象は個人所得だけで、この時の高額納税者
№1は三菱の岩崎久弥(創始者弥太郎の長男)で申告額は約70万円、№2が岩崎弥之助(弥太郎の
弟)で約25万円でした。時の国家予算が88百万円の時代。この二人の申告が国の予算の1割以上
になります。当時、米10キロの価格が46銭・・それが今は4~5000円・・ザッと1万倍の計算です。
明治20年から今日まで約125年間で、コメに代表される物価上昇が1万倍です。この間、最大の物価
上昇期は、1945年10月から1949年4月まで3年6か月間の消費者物価指数は約100倍に(Wikipedia
日本のインフレーションより抜粋)なり、戦前に加入した生命保険が紙切れ同然になりました。今に
例えると、5千万円の生命保険が3年半の間で100分の1の50万円になってしまう・・恐ろしい事態です。
政府・日銀のインフレ目標2%達成が難しいという今・・3年半で100倍のインフレ経験した者として、
今昔の感があります。
お送りするレシピは柳川鍋二題・・柳川鍋と言えばドジョウですが、近来は手に入りません。ドジョウに
似た穴子とウナギを使います。本来とは似て非なる鍋ですが、出来あがりはおいしい鍋になりました。
穴子もうなぎも高価になり、身近な食材と言えませんが、寒い日のご馳走にお試し下さい。
明石の焼きあなごとささがきゴボウを煮て、溶き卵でとじる柳川なべです。うなぎと比べると
脂が少ない分あっさりとしたおいしい鍋です。焼きあなごに代え、活けのアナゴもおいしい・・
というので、それも試したいと思います。肝心のドジョウは入手が難しく代用の柳川鍋です。
材 料
焼きあなご 4尾 120g ・・頭を落とし2.5cm大のそぎ切り
ゴボウ 1本 80g ・・たわしで水洗いし、皮つきのまま細かいささがきに削る
たまご 2こ 120g ・・溶きほぐす
芹 適宜 ・・粗く刻む
調味料
昆布の浸け出汁 1.5カップ 270cc
日本酒 1/3カップ 60㏄
みりん 大さじ 2 20cc
濃口醤油 大さじ 2 20cc
作り方
上記の分量は2人分・・鍋は中型のフライパン・・
煮汁を作る
鍋に調味料全部と、アナゴの頭を入れ、中火で
6~7分煮て頭をとりだす。
・・このときの味は吸い加減・・やや薄い目の味
にする・・後で焼きあなごを加えて煮るのと、煮汁
の水分が飛ぶのとで、しっかりした味に変わる・・
ささがきゴボウを煮る
そのあとに、ささがきゴボウを入れ火を強めて、
ゴボウを煮る。
焼きあなごをのせて煮る
ゴボウが煮えたら、アナゴを1枚ずつ・・重なら
ないように並べ、中火に落として10分ほど煮る。
溶き卵を流し半熟に煮る
煮汁の味見をして調え、溶き卵を回しかける。
フタをして蒸らし、卵が半熟になったら出来上り。
刻んだ芹を散らし、温めた器にとる。