男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

1321 タラと豆腐の鍋

2022年02月03日 | だし・調味料・スープ類
コロナが益々猖獗を極め、身近に二人の感染者が出ました。一人は家人が通
う耳鼻科の先生、もう一人は従妹の夫君。二人とも我が家から2キロ内です。
感染者の数が8万人になったと聞いても実感がない中、身近な人が罹ると現
実感に襲われます。耳鼻科の先生は全快され今日から治療を再開されました。
従妹の方はまだ自宅待機が解けていません。本人は2階の一室に軟禁中で、
(発熱等の症状もないので)鬱屈しきりと嘆いています。
そんな中レシピはタラが主材の鍋もの二題です。一つは「タラと豆腐の鍋」、
もう一つは洋風の「ブイヤベース」です。タラの身は80%が水分と水っぽい
ため、①タラの身の水分を落とす。②煮込む出汁を濃い目にする・・この二つ
がタラを美味しく食べるポイントになります。
「タラと豆腐の鍋」はタラの切り身に軽く塩をあてて水気を拭き取り、出汁は
500㏄の水に15センチほどの昆布を入れて弱火にかけ、熱くなったら昆布を
引き上げます。出汁を舐めてみて、美味しいと思うくらいの出汁を作ります。
ブイヤベースは野菜と魚介の出汁にブイヤベースの素が加わり、煮汁が濃厚
な味になって、淡白なタラもおいしく食べられます。タラは煮込むと身割れ
しますが、アンコウやサバフグは煮込んでも身崩れしません。身崩れを避け
たいときは、アンコウかサバフグがお勧めです。
生のタラ100gの熱量は77kcal、タンパク質17.6g、脂質0.2g、水分80.9g。
アンコウは同58kcal、タンパク質13g、脂質0.2g、水分は85g。サバフグは
熱量84kcal、タンパク質18.9g、脂質0.4g、水分79.3gと夫々似た成分です。
値段的にはタラが一番安く、サバフグ、アンコウの順に高くなります。
天気予報ではまだ当分寒い日が続くようです。寒い日の夕食にタンパク質が
たっぷりな魚介鍋で体力を養って欲しいと思います。

寒い日に作って欲しい「タラと豆腐の鍋です。タラと豆腐・・何れも淡白なので出汁は濃い
くらいにします・・昆布はケチらずたっぷり使って欲しい。タラの下拵えで一塩するのはタラ
の水分を落とすため・・この一テマでタラがぐんとおいしくなります。冬の日のご馳走です。

材 料 ・・2人分

タラ切身 3切れ 240g ・・下こしらえ・・下記
木綿豆腐 1パック 240g ・・3センチ大の奴に切っておく
白菜 3枚 160g ・・3センチ巾のざく切り
白ネギ 12本 80g ・・長さ5センチの斜め切り
出汁 3カップ 540cc ・・出汁の用意・・下記
ポン酢 適宜
薬味 適宜 ・・青ネギ・もみじおろしなど

作り方
タラの下こしらえ
① タラの両面に塩を軽く振って15分おく。
② 浮き出た水気を拭き取り一口大に切る。
③ タラを湯通しして冷水に落とし、ザルにあげる。
出汁を用意する
① 3カップの水に15cmの出汁昆布(15g)を入れて弱火にかける。
② 水が温まって沸き立つ前に昆布は引き上げ、出汁の味を調える。
・・味見して昆布の旨味が不十分なら、だしの素などを加える・・
タラと豆腐の鍋をつくる
① 白菜を軸から煮初め葉の部分も加えて煮る。
・・白菜の旨味が出て、出汁がおいしくなる・・
② 白菜の軸と葉が煮えてから、豆腐とタラ、白ネギを加える。
③ 中火で7~8分煮込んでから、鍋ごと食卓に運ぶ。
・・煮ながら食べるときは卓上コンロなどに移す・・
食べ方は色々・・ポン酢・刻み葱・七味など好みの薬味を添える。

コメント
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