男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

ごぼうのかき揚丼

2008年07月25日 | 野菜類
天丼は日本人の大好物、大きな「エビ」や「キス」「あなご」の魚介、それに「なす」「ししとう」などの野菜の天ぷらを、温かいご飯にてんこ盛りにのせて、豪快に食べる時は幸せそのもですね。

また一種類だけの天タネを選ぶとすれば、やはり「エビ」になります。エビと油は相性がいいんですね。
別に車えびの上等でなくても、大ぶりの「ブラックタイガー」を丁寧に下こしらえしてカリッと揚げたのを天つゆにひたして、ご飯にのせて食べるのです。
揚げ加減は、鍋からこんがり揚がった「エビ」を菜ばしでつまんでみて、チリチリと伝わったらすぐに引き上げます。

それにくらべ、かき揚げの天丼は、タネがバラエティに富んでいて、ボリュームがあるので若い人に喜ばれます。
レシピは「ささがきごぼう」だけのかき揚げをタネにする・・・一風変わった天丼です。
これを雑誌か新聞のエッセイで知って、早速作って食べました。

変わったレシピがあるとすぐにとびつくのがわたしのクセでして、出来上がったのが一般向きするかどうかを試食させられるのは家人、いつものことながら彼女は迷惑そうに試食します。

このときも、二人分のかき揚げ天丼を作って試食した結果は上々でした。
当時、7~8人の仲間が作用に集まって合宿をしていて、料理つくりは主に私の担当でした。
ささがきの天丼を作る・・といったとき、仲間の一人「M」さんは、ごぼうだけの天丼をご存知でした。

出来上がった天丼を皆でたべるときMさんから、「天つゆをたっぷり・・底にたまるくらいかけてほしい」との注文でしたが、がんこな料理当番はチョビッとしかかけませんでした。
今は懐かしい思い出です。  

  数年前、雑誌のヒントですぐに作ってみました。カリッ揚げたささがきごぼうのかき揚げを鍋から引き上げて、甘辛の天つゆにジュッと浸したのを丼にもりつけたご飯に乗せて熱々を食べます。ごぼうだけのかき揚げ天丼は、なかなかのもので思った以上のおいしさでした。

材料
かきあげ
ごぼう 100g
天ぷら粉 大さじ 5
冷水 40cc
天ぷら油 1.5リットル
天つゆ
かつお出汁 70cc
日本酒 70cc
みりん 50cc
さとう 小さじ1
醤油 60cc
創味つゆ 10cc
作り方
天つゆ
つゆの材料全部を鍋に入れて、中火から弱火にしてゆっくりと煮る。
4~5分煮るとアルコール分がとぶので、味見して好みの味に調整する。
分量の材料なら少し甘い目になるかも知れませんが、天丼のつゆは
醤油辛いより、甘い目のほうが食べやすい・・・これは好みで調えます。
このレシピの割合で作る天つゆは、甘辛くけっこう濃い目、量も多目です。
下ごしらえからできるまで
① ごぼうはささがきか、細く千切りにして(4cmくらい)数分間水にさらしておく。
② さらしたごぼうをザルにあげて水分を布巾で取って、二つのボウルに分けて
   それぞれに小麦粉を小さじ1を振ってかき混ぜ、ごぼうになじませる。
③ 揚げころもを大さじ2杯加えてかき混ぜ、鍋のふちに沿って流し入れる。 
   揚げころもは、お好み焼きの溶きころもくらいがちょうど良いと思います。
   揚げころもが薄いと、油に天タネを落としたとき、ばらけてしまいます。
④ このときの油の温度は190度くらい、天タネが油温で固まって鍋ふちから離れたら、
   天タネそっと鍋の中央にもっていって気長に中まで火が通るようゆっくり揚げる。
⑤ 片面が上がったら裏返して、油の温度を200度前後に保ちながら、ゆっくり揚げる。
⑥ 鍋から引き上げる前に、一気に火を強め、揚げ衣がカリッとしたときに引き上げて、鍋から揚げる 。すぐに天つゆに浸しご飯にのせる。
かき揚げはけっこう大きいので、一回に一つずつ火力を見ながら揚げるのが原則です。
丼にご飯を盛りかき揚げをのせる
かき揚げの大きさに合せた器にご飯を適量もりつける。ご飯は熱々よりもほんのりめがよい。
天つゆに浸したかき揚げを、ご飯の上にのせて、大さじ1~3杯の天つゆをかけてできあがり。
天つゆのかけ方は、人それぞれの好みで多目少な目どちらでもよろしいです。




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