熊本熊的日常

日常生活についての雑記

月曜日

2008年11月10日 | Weblog
月曜日は慌ただしい。私が住んでいる地区では毎週月曜日がゴミの収集日である。朝8時半頃に資源ゴミの収集車が回ってきて、その後に生ゴミの収集が行われる。どの家の前にもプラスチック製の大きな四角いゴミ箱が置かれている。周囲を観察していると、大概はゴミが出る都度、その外のゴミ箱に捨てている家が多いようだ。もう今の時期は問題ないのだが、夏場は悪臭がする。私は東京で暮らしていた時の習慣を引き継ぎ、収集日の朝に外のゴミ箱にゴミを出す。自分一人だけが気を使っても何も変わらないのだが、他人に迷惑をかけない心がけというものは大切にしたいと思っている。

月曜日は地下鉄が遅延することが多い。先週も、今日もダイヤが乱れていた。これは、おそらく週末に行われる保守作業がずさんである所為だろう。何のための保守作業なのかよくわからない。ちなみに夏時間が終わった最初の週は月、水、木にダイヤが乱れ、このうち木曜は朝も夜も両方だった。先週は月曜だけ。今週は今日、月曜に信号機故障による遅延が朝も夜も発生していた。さすがにもう心づもりがあるのだが、それでもうんざりする。

月曜日は職場のPCソフトがアップグレードされていることが多い。今日は、そのためにバグによる障害が発生していた。深刻なものではなかったので、業務に大きな影響はなかった。

月曜日はアイロンがけをする。日曜日に一週間分まとめて洗濯をするので、月曜にアイロンがけをするのである。毎週やっているのに、アイロンがけだけは進歩が無い。だいたい1時間ほどかけてシャツを6枚仕上げる。このスピードは上がらない。

特に月曜に、というわけではないが、今日、出勤途中で配っているフリーペーパーに自分の勤務先が英国法人の業務を縮小するという記事が載っていた。形の上では自分は英国法人に所属しているが、実態としては日本法人の業務を担当している。既に日本法人では10月中旬と11月最初の週に人員削減が実施されている。

月曜日が終わるとほっとする。一週間が終わったような心持ちである。

娘へのメール 先週のまとめ

2008年11月10日 | Weblog

元気ですか。

中間試験は、自分なりに納得できる結果だったようですね。そういうことの積み重ねはとても大切なことだと思います。自分の課題が何なのかという問題意識を持ち、それをどのようにして克服するのかということを考えながら試験に取り組むと面白いのではないでしょうか。それは学校の勉強に限ったことではないので、「考える」ということを習慣づけるようにするとよいと思います。

「乱」の前に「リア王」を読むほうがいいですよ。あと黒澤作品では「蜘蛛巣城」が「マクベス」に基づいて作られています。逆に、黒澤作品を基に作られた外国映画も数多く、主なものを挙げると以下の通りです。

「隠し砦の三悪人」→「スター・ウォーズ」(ジョージ・ルーカス監督)
「七人の侍」→「荒野の七人」(ジョン・スタージェス監督)
「用心棒」→「ラストマン・スタンディング」(ウォルター・ヒル監督)
     →「荒野の用心棒」(セルジオ・レオーネ監督)

また、黒澤映画のなかのシーンを真似たもとのしては、以下のようなものがあります。

「蜘蛛巣城」→「未知との遭遇」(スティーブン・スピルバーグ監督)
「用心棒」→「レイダース 失われたアーク」(スティーブン・スピルバーグ監督)
「天国と地獄」→「シンドラーのリスト」(スティーブン・スピルバーグ監督)
「乱」→「プライベート・ライアン」(スティーブン・スピルバーグ監督)
「悪い奴ほどよく眠る」→「ゴットファーザー」(フランシス・コッポラ監督)
「七人の侍」→「ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔」(ピーター・ジャクソン監督)

ところで、君の好きな雑誌というのは何ですか? そもそも中学や高校の図書室にある雑誌というのはどのようなものがあるのですか? 前にも書きましたが、私は中高生時代はあまり本や雑誌を読まなかったので、そのあたりの感覚がありません。単に好奇心ですが、どのようなものがあるのか教えてください。

先週は読了した本も、観た映画もありません。週末にキューというところにある王立植物園に出かけてきました。ここは「キュー・ガーデン」と呼ばれており、世界遺産にも登録されています。広大な敷地に、植生を工夫して様々な草木が植えられています。急に寒くなってしまったので、日本でいう「秋」の風景はないものかと思い、出かけてきました。今、まさに紅葉の時期で、園内が燃えているような感じです。この植物園には日本庭園と日本の古民家もあります。日本庭園のほうは1910年の日英展覧会の時に作られたもので、古民家は2001年の英国における日本年に、日本のNPOが寄贈したものです。どちらも海外にありがちがいい加減な日本風まがいものではなく、きちんと作られたものです。園内には他に外国の建物は無く、日本だけが特別扱いです。このようなところに日英の関係の歴史的な深さが感じられます。

東京はこれから寒さが本格化するのでしょうから、風邪などひかぬよう健康管理に注意してください。

では、また来週。