熊本熊的日常

日常生活についての雑記

無謀諸々

2010年11月08日 | Weblog
このところ無謀なことを重ねているような気がする。大学の通信課程に入学したが、送られてきた教材を見て途方に暮れてみたり、陶芸の個展を開こうとギャラリーを予約してしまったり。

宅配便で届いた教材の箱はA4のコピー用紙が入っているのと同じくらいの大きさだ。そこに教科書と学習指導書という学習の進め方とか課題が書かれた小冊子の束が収まっている。闇雲に手をつければよいというものではなく、ある科目を履修するのに予め履修しておかなければならないものがあり、そういう順序を押さえておかないといけない。3年編入なのでその前後関係であるはずのものを同時履修しなければならないことがある。とりあえず、ひとつひとつざっと目を通して、学習計画を立てなければならない。実質的な課程の期間は4月始まりの2月修了なので、10月入学のアドバンテージで少し時間に余裕がある。とはいえ、ぼやぼやしていると、あっという間に4月になって慌てることになってしまう。

まだ全科目の学習指導書に目を通し終わっていないのだが、課題のなかにはフィールドワークを要求しているものもある。そうした課題については以下のような注意書きがあったりする。

「調査は人に怪しまれないよう、あまり目立たずすみやかにおこなう。」

私の場合は、何をしても怪しく見えるような気がするのだが、拘置所にでも入れられたらどうしたらよいだろう。そんな不安が頭をもたげると、追い討ちをかけるように次のような文言が目に入る。

「通信では受講生個々人の行動を管理・監督できないため、問題が発生しても責任を負えない。」

いよいよ不安になる。注意書きは次の言葉で締められている。

「野外調査での服装は、活動的で身軽なものを。」

要するに、いざとなったら逃げろ、ということらしい。今履いているスニーカーがかなりくたびれてきたので、買い替えないといけないかもしれない。忘れてはいけないのは足腰を鍛えることだ。今日は出勤前に近所のプールに出かけて2,500m泳いだ。

ところで、陶芸の個展を開くという話だが、町内会長推薦の十条のFINDに予約を入れた。来年1月中旬に1週間の予定だ。個展などというものを開いたことがないので、これから一体何をどうしたらよいのか、やはり途方に暮れている。

困ったときは、取り敢えず笑え、と誰かが言っていた、かな。