雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

南天返り討ち、でも流れ星見れたから まぁいいか。

2016年07月15日 | 天体写真(流星群・星野写真)
11日夜、雲の切れ間を狙って40年前の90mmセミアポ鏡筒で月を撮ったあと
南天の対象をリベンジすべくヨンニッパ(改)に載せ換えました。

( 画像クリックで星座線入りで表示 )
昨夜より雲は薄めだったのですが、月が西空に高く残っていました
この夜のメインは干潟星雲M8付近だったのですが、南中するまで時間があったため、
昨夜も撮ったS字状星雲のリベンジ撮影を行ったのですが ・・
月明かりで昨夜のISO1600 3分でも背景が飽和したため、やむなくISO 800で撮影。

S字状 星雲  (へびつかい座) 
( 画像クリックで元画像の25%で表示 )
( 上 が北の方角 ) 
撮影DATA: 2016/ 7/11 22:28’~  canon NFD400 F2.8(*前面保護ガラス取り外し 手製絞りF3.2相当 )
露出 3分×7枚 ISO 800 LPS-P2FIL Cooled 60D (冷却+2℃)  タカハシ EM-200 Temma2M
マイクロガイドスコープ 60 ToupCam PHD2Guiding ステライメージ7
雲が薄かった時の5枚を選んだのですが、昨夜の画像よりひどいものでした。
今回はできれば2カットモザイクでと、南側から横構図で撮ったのですが雲が厚くなって途中で断念。
お約束で昨夜の画像(縦構図)も重ねてみました。
ダメ + 駄目 = やっぱり だめ   でした。

このあとはますます雲が増えて、雲の切れ間を探してさまよったのですが、
1時半ころから、天頂付近が比較的雲がないという事で、はくちょう座の星雲を撮りはじめました。

ヨンニッパ(改)で星雲を撮っている合間に、三脚に固定撮影で「夏の大三角形」を撮っていたところ
アルタイルの方向に明るい流星が流れるのを目撃しました。
30秒露光の画像を確認したところ5枚目(2時31分ころ)にかろうじて写っていました。

夏の大三角形 と 流れ星  
( 画像クリックで元画像の30%で表示 )
流星画像を比較明でコンポジット
撮影DATA: 2016/ 7/12am 2:24’~  TAMRON f=17~50mmF2.8(f=17mm F2.8 )
露出 50秒×9枚 ISO 1600 LPS-P2FIL kissDX(Seo-SP2) 固定撮影
肉眼ではもっとまばゆく見えたのですが、せいぜい0.5秒くらいの流れ星は貧相に写りますね。
せめて構図的にはこのくらいの大きさで写ってくれるといいんですが。

この夜ヨンニッパ(改)で撮ったはくちょう座の星雲は 次回以降の記事でお見せします。

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とりあえずこの夜に撮った画像ストックが2枚あります。
これで次の新月期まで・・ は無理ですよね。
流星画像にも写りこんでいる柿の木に寄生している「のうぜんかずら」の花です

雲上くもがみ
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コメント (4)
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