雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

酷暑の趣味部屋スルー作戦!(未だ検証撮影できず)

2024年08月12日 | 天体写真よろず話
毎日SCW天気予報はチエックしているのですが、まもなく上弦の月となり
8月の新月期も ずっと雲まみれの夜空で終わりそうです。
問題は 晴れれば晴れたで、リモート撮影を行う趣味部屋は夜になっても30℃前後の超熱帯夜で近寄れないこと。
これまでの”庭撮り”は、設営機材と隣接した趣味部屋のPCを窓のすきまから2本のUSBコードで接続
3畳ほどの趣味部屋にはエアコンが無く、夏場は夜間も30℃前後でPCの熱暴走も心配

夏の夜は雲が多くて滅多に星空は撮れないとは言え、
まれに雲がない夜に 趣味部屋が熱くて”庭撮り”ができないというのは、あまりに悔(くや)しい。

そこで色々悪あがきしてみたのですが・・・
Ⅰ. 隣接する寝室(エアコンあり)から 趣味部屋に冷風を送り込む
(結果)天井付近に空いた通気穴が小さく、サーキュレーターで送風しても1℃程度しか下がらず

Ⅱ. 隣の寝室のクローゼットにPCを設置、趣味部屋経由でUSB延長コードを追加して接続
(結果)家内から、手元照明や寝室への出入りが気になって眠れなくなると猛反対される
そこで
Ⅲ. 廊下を横切った先のリビングにPCを設置、趣味部屋経由でUSB延長コードを追加して接続
なんとか、リビングルーム内まで届きそう

ただし この案には事前の検証を行う必要がありました。
それは、赤道儀およびガイドカメラ接続用のUSB2コードに手持ちの延長コード(5m)を追加するのですが、
合計10m越えになっても制御が正常に行われるかどうか?
(注)CMOSカメラ接続用のUSB3ケーブルは、もともと10m長をトグロ巻きで使っていたので、使用実績から問題なしと判断

そこで、昼間涼しい室内に撮影機材を設営し、デスクトップPCにステラショット3を立ち上げて検証したところ・・
( 室内での検証の様子 )
ステラショット3で赤道儀・カメラ・ガイドカメラはすべて接続できました。
加えて赤道儀が手動で操作ができる事までは確認したのですが、
撮影やオートガイドが同時進行した場合でも大丈夫かどうか、は実際に撮影してみないとわかりません。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さらに 赤道儀設置場所からかなり離れた部屋からリモート撮影することになったため、
鏡筒のピント調整をしながらリアルタイムでPC画面を見る事が困難になる ことに気付きました。
(注)これまで趣味部屋からのリモート撮影時は、必要によりPCモニターを窓際の棚に移動させて
屋外からモニタ画面をみながらピント調整などをおこなっていました
「ちょっと調整しては室内のモニタを見に行く・・」を繰り返すのでは、多くの時間と体力を費やしてしまいます。
調整を行う屋外の機材付近でPC画面をリアルタイムで見る方策が必要です。

最初に頭に浮かんだのは
防犯カメラなどでPC画面をリアルタイムで撮影し、それを屋外のスマホで見ながらピント調整などを行う
というもの。
我が家にWIFI環境はあるし 防犯カメラは娘の家から使っていないのを借りられるということで、
アプリのインストールの手前まで行ったのですが、やめました。
やめた理由は、「防犯カメラ」特有の各種設定が面倒そうだったためと、
撮影するのではなく、モニタ画面を共有する画面ミラーリングができるアプリを見つけたから。

LetsView というアプリで、無料コースもあったため、
さっそくデスクトップPCとスマホにインストールして体験。
簡単な操作で、デスクトップのステラショット3の画面をスマホ画面でリアルタイムで見ることができました。
カメラも不要で画像もスマホ側で自由に拡大可能、これは使えそう!

あとは雲の無い夜に実際に撮影して検証するだけなのですが・・


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わたしの予想では「酷暑の趣味部屋スルー作戦!」の実戦検証ができる頃には
すでに秋風が吹き始めているのでは・・
それでもLetsViewでモニターの移動が不要となれば 一応成果ありです。


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熱帯夜の早朝にパチリ!(〇ヶ月ぶりの星空撮影)

2024年08月05日 | 天体写真よろず話
連日の熱帯夜とそろった孫たちのお相手で、しばらくは星の撮影はお休みする予定だったのですが、
一昨日の早朝 手洗いに起きたときに習慣で窓から空を覗いたところ
西に傾いた夏の大三角形が明るく見えていました。
この夜の雲予報では雲量”0”の時間帯は無く、いつもの薄雲まみれの空のはずだったのですが・・
起きた時間帯の SCW 天気予報

たまたま雲が薄い時間帯だったようで、急いでカメラ三脚での固定撮影で何カットか撮影しました。
うす雲はあったようですが、30秒露光で撮影した一部になります。

西に傾いた夏の大三角形
2024年 8月4日 2時57分~ Tamron Zoom(fl17mm F2.8)30秒×5枚 ISO1600 
ソフトフィルター使用 kiss DX(SEO-SP2) 三脚固定撮影
ふだんは暗くて写真にすら写ってくれないミラ型変光星xCygが先月極大を迎えており、明るく写っています。

上って来る スバル・おうし座 と二惑星
( 画像クリックすると星座名、惑星名が表示されます)
2024年 8月4日 3時15分~ Tamron Zoom(fl17mm F2.8)30秒×6枚 ISO1600 
ほかの撮影データは上と同じので省略
家の玄関付近(東側)で撮影、市街地の光害で天体写真には不向きな方角。
早朝にオリオン大星雲が見えるのはもう少し先のようです。

秋の大四辺形とアンドロメダ座
( 画像クリックすると星座名が表示されます)
2024年 8月4日 3時37分~ Tamron Zoom(fl17mm F2.8)30秒×6枚 ISO1600 
アンドロメダ大銀河もなんとかわかります。 右下端の星は土星
わたしは「ペガススの大四辺形」で覚えているのですが、ステラナビの記載名に合わせました。

ほかにも撮影中に写った明るい流星などもあるのですが、見栄えがイマイチで割愛しました。


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星空の撮影をしたのは5月9日の三裂星雲が最後だったので
約3ヶ月ぶりの撮影になります。
梅雨が理由なら天候次第ですが、この猛暑は夏の間中続く訳で
日中30℃を越えるエアコンのない趣味部屋は一晩中酷熱地獄。
サーキュレータで隣の部屋との隙間から冷気を送りこんでみたがダメ。
3畳の趣味部屋は煖房はたやすいが、冷房となると冷却カメラと同様に熱の放出が必要。
そこで、新たな方策として延長USBコードで隣のエアコンのある寝室から
リモート撮影できないか検討中。

孫たちがいる間にと、「かたてま野菜」のスイカ初収穫、ちょうどいい熟し具合でおいしかったです。

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14年後の皆既日食は見れるか?

2024年07月12日 | 天体写真よろず話
(お詫び)記事タイトルには”14年後”とありますが、記事作成時点では”11年後”が正解でした

前回撮影したのが5月17日の上弦過ぎの月ですから、早2ヶ月近く撮影できていません。
ずいぶん長い期間 趣味の「天体写真」から遠ざかっているのですが、梅雨時につき毎年の事ではあります。
これまでは せめてブログだけでも・・と
企画を立案して過去に撮った画像を使ったシリーズものを掲載したりして凌(しの)いでいたのですが・・
今年はモチベーション(動機づけ・やる気 )が一向に生まれてきません。
人はそれを”老化”という ?

そんなある日
小二になった孫娘が学校から「星のふるさと館」の夏休み行事のポスターをもらってきて
そこに 「じぃじ の名前がのってるよ」 というのです。
上越市内の小学校が夏休みに入る前に「星のふるさと館」が配布したようです。
「星のふるさと館」では今年4月から11月末まで私の写真展が開催中になっています。
写真展「雲の上には宇宙(そら)」 裏庭で撮った大宇宙 春・夏 編

さすがに一年間同じ写真じゃ見飽きちゃうだろうと、9月には作品の総入れ替えをやる予定
とは言ったものの、展示する写真についてはまだ何も検討していません。
過去の画像再処理やレイアウト検討、そしてプリントアウトまで考えるとそろそろ始めないと。

そこで退職により単身赴任生活の終わった2012年ごろから現在に至る撮影画像を再チェック。
次は「秋・冬」シーズンに撮ったものが中心になるのですが、太陽や月や惑星の写真も。
そこで目にとまったのが、『星ナビ 7月号』の「星空人生100年計画」という特集記事。
その中でこれまでに起こった「S級天文現象リスト(1950年以降)の一覧があり
その中で、退職した2012年に起こった天文現象の2つを自宅で撮影していました。

その一つ目が2012年5月21日の日本の太平洋側で見られた金環日食
東京をはじめ太平洋側の大都市では金環日食となったものの、天候は曇りで雲の合間から見えたようです
一方で新潟県上越市では部分日食となったものの、まあまあの天気で日食経過の大部分を撮影することができました
撮影DATA : 2012/ 5/21 タカハシ セミアポ90㎜ (fl=1200㎜)ISO 200  NDフィルター EOS kiss X2 タカハシ EM-200 USD  


二つ目 は 上記の日食の翌月2012年6月6日に起きた金星の日面通過です。
撮影鏡筒、カメラは 上の日食と同じ 撮影時刻の記録が残っていなくて、もっとも深く入り込んだ頃の撮影と思われます

当時の撮影ノートのメモ書きを見ると、”見た目も地味で特に準備もせずに撮影した” とありました。
実は見た目の地味さとは裏腹に金星の太陽面通過は非常にまれな現象で、
この撮影以後は 地球上では2117年12月まで見ることができないそうです。
その時わたしは170歳を数えており、とうてい現世で見ることはできません。

一方で先に紹介した日食の方はというと、あと11年待てば本当の皆既日食が上越市の自宅で見れる可能性があります。
その時わたしは男性の平均余命を越えているのですが、なぜか見れそうな気がしています。

2012年の金環食ほか、この先起こる皆既・金環日食帯の予報です。↓
富山天文台のHPより

ちなみに今回掲載した2つの写真の撮影画像は残っていないため、再処理せずに差し替え後の写真展に使うかもしれません。


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7月の新月期もまったく撮影できずに終わろうとしています。
また新しい企画でも考えないとブログの維持ができそうにありません。
我が家の『かたてま野菜』はこのところの雨模様と しつこい蚊で草取りもできず。
今では草に埋もれてしまったスイカは15回以上も人工授粉したのに、育ったのは2個だけ。
このスイカは6月27日に7番目に受粉したスイカ、もう一つはこの二日前に受粉した6番目になります

カラスにやられなければ 今月下旬から来月上旬にかけてが収穫時期。


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”これで夜晴れたら 、倒れちゃう。” なのに、三夜連続撮影

2024年04月18日 | 天体写真よろず話
ブログ更新が一週間ほどできなかったのですが、
まずは 本日(18日) わたしにとって”最初で最後”になるであろう
写真展「 雲の上には宇宙(そら)( 副題として 裏庭で撮った大宇宙
星のふるさと館』にて無事に公開できたことを報告いたします。

何度も見直しをかけたレイアウトのシミュレーション、最終結果は以下のとおり。
( わざとボカシを入れています )
もし、シミュレーション用のパネルサイズの計算が間違っていたら・・ プリントしたものが無駄になることに

そして運命の展示日17日、この日は 普段は天体写真にまったく関心を示さない家内が
なんと、展示を手伝うために車で50分もかかる山の上まで一緒に行ってくれるという事に。
( まもなくしてその理由が、「もし展示がその日に終わらないと、翌日に予約した友達とのランチ会に車がなくて行けなくなっちゃうかも !!」 )

家内が手伝ってくれた理由はともかく、ふるさと館スタッフのAkiyamaさんの3人で25枚の写真展示を無事完了できました。
展示にかかった時間は約1時間余、結局プリントして持って行ったシミュレーション写真(上の画像)が大きく役立ちました。
果たして、シミュレーション通りに展示できたのか?

右側面の地球からの距離が近いボードから順に展示写真をお見せしようと思ったのですが・・
写真展公開日早々に鮮明な展示写真をお見せしていいのだろうか?
との疑問が。
そこで、展示会場である2階の「図書室」前の廊下から覗いた写真だけを お見せすることにしました。
見えてないボードを含めて、ほとんどシミュレーション通りに展示する事ができました。
めでたし、めだたし。

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ここで 本来ならとうにアップされていたはずのブログ記事タイトルに沿った内容とするために、
展示日の3日前に時間を戻します。
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わたしの「星のふるさと館 写真展」の作品展示日は 3日後。
中々進まない準備への不安から、レイアウトが固まる前なのに一部プリントを開始。

プリンターも趣味部屋から仏間に移動して、まるで印刷所

これで ”もし夜 星が見えることにでもなったら、倒れちゃう。
だったのですが、
その ”まさか” が・・  それも三夜連続になろうとは。

最初の12日(金)の夜は、これを逃すと次に晴れるのはいつになるか・・、という強迫観念から。
翌日13日の夜は、撮影中はステラショットにまかせて仮眠を取ればなんとかなる(?)だろう。・・
そして3夜目は昼間は写真展の準備で寝れず、睡眠不足から判断能力が欠如し半ば惰性で撮影。・・

それでも寝込む事無く済んだのは、体力というよりいつかは ”ぐっすり眠れる日が来る” という気力のみ。
だた3日連続で撮影した成果は悲惨なものになりそうです。
写真展に使えるものはないか、撮影画像の前処理だけやってみたのですが、ガックリ!
「上越天体写真友の会(J-APA)」の仲間でも撮影していた人がおられて
黄砂で空がずっと良くなかった” とのこと。


ともかく今は写真展の展示が済んで、やっと”ぐっすり眠れる日”がきました。
明日からは期待できなさそうな撮影画像の処理に入ります。


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写真展準備と3夜連続撮影でよく倒れずに済んだと我ながら感心。
写真展の方はやれるだけやったという満足感があるのですが、
見に来てくれた方になにかお返しができないか考えていました。
以前自分が満足できる写真を「天体アルバム」としてブログに掲載すると同時に、
2Lサイズにプリントしてファイリングしたものが200枚ほどあるのを思い出しました。
そこで、今回の「春・夏 編」に合わせて120枚ほど選別して
今日 館長さんにお渡ししてきました。
気に入った写真があったら、クリアファイルから抜いてお持ち帰えりいただくということに。
9月からは「秋・冬 編」で写真を全面差し替えする予定ですが、
今はまだ考えたくありません。

「星のふるさと館」の駐車場手前のきれいな桜です(今回は彩度アップしていません)


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続・真四角画像(533MC) をどう展示?(星のふるさと館 写真展迫る)

2024年04月12日 | 天体写真よろず話
前回記事 からの続きになります。

ほんとはもっと早く続編を書きたかったのですが、
「星のふるさと館」での作品展示まであと一週間に迫った会場のレイアウトが
思いのほか大変なことがわかり、
展示作品の選定・作成(画像再処理)と合わせてそちらにエネルギーと時間を費(つい)やしていました。
(なにが大変かは、記事の後段の方をご覧ください)

それでは話を戻して
この展示会に向けて、ASI 533MCの真四角画像を掲載するための、

方策真四角な画像をそのまま飾れる真四角な額縁を購入
そりゃないでしょう! という声が聞こえてきそうですが、
A3短辺で真四角サイズなら比較的安価なものを見つけて5枚購入しました。
使い方としてはデジ一眼で撮った画像と組み合わせることで、533MC画像を拡大写真として使用するというもの
ただ、プリント後に真四角にカットする必要がある上に、写真サイズが小さいという 問題が ・・

そこで、雲上(くもがみ)ならではの

方策デジ一眼画像を利用して通常のA3またはA3ノビ)サイズに拡張する
これだけでは何のことかわからないかと思いますが
前回記事の方策の ”余白を黒く塗りつぶす”代わりに、
デジ一眼の画像を使うのです。

次の画像はその処理を行った後の写真です。 ↓
( 画像クリックで拡大できます )
}
実はこの写真は以下の2つの画像を使って作成されました。
R200SS(コレクターPH) by ASI 533MC Pro ↓
VC200L(レデューサー HD) by EOS 6D ↓
本来 撮影鏡筒が同じならピクセルサイズの小さい533MCの方が解像度の点で有利ですが、
EOS 6Dの方は長焦点のVC200L(HD)で撮っているためその差が小さくなっています

処理は以下の手順で行っており、かなり根気のいる作業になります。
.2枚の画像の対角位置にある同じ星を2つ選び、各画像のピクセル座標から・・・
533MC画像を基準に、もう一方の画像拡大率・回転補正角度を算出する。
( 算出で使うのは「ピタゴラスの定理」と「三角関数」なので、わたしは関数電卓を使用 )
.ステライメージを使って、533MCでない方の画像の”画像解像度”・”画像回転”
の処理が済んだら、533MC画像を処理の済んだ画像に”はめこむ”。・・・・・・・・
.533MC画像以外の範囲を選択し、明度・色調を533MC画像に合わせる。・・・・・

上記の処理に当たって重要なのは、533MCの完成画像には手を加えないということ。
写真の中央部はあくまで高解像の533MC画像のままであることがポイントです。


533MC画像の展示方法については以上でおしまいですが、
引き続き
失敗しない展示レイアウトのために今回作成したツール を紹介します。
これまでの同好会の写真展では
せいぜいA3ノビの額縁3枚程度を 与えられたスペースに並べるだけで済んだのですが、
ひとりで展示ボード4枚となると、そうはいきません。
これまでの展示例を見てみると・・・
A1もあろうかという大きな写真パネルで展示すれば10枚展示できるかどうか。
わたしのような”最初で最後”であろう展示会では、とてもこんな真似はできません。

自分でプリントできるサイズで、手持ちの額縁を使って、できる事なら枚数を多く。
プリントしてから考えるというのでは、高いインク代が無駄になります。
そこで、展示ボードと手持ち額縁のミニチュア画像を作ってレイアウトの検討中です。

額縁だけでも「A2(A3×2)」・「A3ノビ」・「A3ノビ木製(ふるさと館より借用)」・
「A3」・「A3(真四角)」の5種類もあります。(一部A4プリントも使用予定)
その中のA3ノビの額縁のレイアウト用縮小パーツです ↓
展示会開催前なので、ボカシおよび更なる縮小をほどこしてあります
このパーツを展示ボードに張り付けて、レイアウトを検討するというわけ。 ↓
まだ展示画像が不足しています
一度決まったかに見えたレイアウトも、手持ちの額縁の枚数の制約から何度も見直すことに。
最終的には展示場全体のレイアウトを見る事も可能です。 ↓
( 今回は「春・夏」編、「秋・冬」編は9月以降に全写真差し替え予定 )
まだまだ額縁の枚数とレイアウトが一致せず、見直しが必要です。

レイアウトが完成するまではプリントはしない事にしています。


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早くプリントできるようになるといいのですが、かなりの長期戦で疲れてきました。
これで夜晴れて撮影も、となったら倒れてしまいます。
そういいながら、一昨日は高田のきれいな桜を見てきました。
夜桜ではなかったのですが、良い気分転換になりました。

その前日、娘が撮ってきた高田夜桜の写真です (拡大してご覧ください)


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