雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

七年目の再処理(冬眠継続中)

2016年02月07日 | 5年前のそら
今年はまだ1月1日に撮ったきりですので、一ケ月以上も星空にご無沙汰です。
2月に入り立春も過ぎたのでそろそろと思って、「星空ノート」で過去の記録を調べてみたところ・・
天体写真を再開してからの8年間で2月に撮影できたのは合計で7夜だけ。
期待する方が無理のようです。(雪国の冬はこんなもんです)

ついでに古いハードディスクも開いてみたら、七年前の2月に撮った撮影データが残っていました。
そこで寝込んでいる訳では無い証に再処理してみました。

ルーリン 彗星 (C/2007 N3)
( 画像クリックで元画像の30%の画像を表示 )
彗星核で位置合わせで重ね合わせ( 右 が北の方向 ) 
撮影DATA2009/ 2/22am 01:38’~canon EF70-200mmF2.8(f200mmF3.2) 露出 分×12枚
ISO 1600 kissDX(SEO-SP2) タカハシ 90S赤道儀 ノータッチガイド ステライメージ7
同じ夜に300mm望遠レンズでもノータッチガイドで撮影していました。
撮影DATA2009/ 2/22am 03:08’~ canon NFD300mmF2.8(手製絞りF3.5相当) 露出 分×5枚 分×10枚
他の撮影データは上と同じ

翌年の2月には既にR200SSがメイン鏡筒になっていたのですが、
赤道儀はまだ90S赤道儀でノータッチガイドでした。
オリオン大星雲 
( 画像クリックで元画像の30%の画像を表示 )
撮影DATA2010/ 2/21 21:18’~canon R200SS(コマコレクター3)(f800mmF4) 露出 30秒×12枚 分×10枚
ISO 1600 kissDX(SEO-SP2) タカハシ 90S赤道儀 ノータッチガイド ステライメージ7
9cm屈折用の赤道儀に20cm反射を載せてのノータッチガイドでは1,2分が限度でした。
別格の明るさのオリオン大星雲だからまだ見れるものの、同じ夜に撮ったばら星雲は。
ばら星雲 (いっかくじゅう座)
( 画像クリックで元画像の30%の画像を表示 )
撮影DATA2010/ 2/21 22:09’~canon R200SS(コマコレクター3)(f800mmF4) 露出 分×5枚
他の撮影データは上と同じ

短時間露光の画像を何十枚も重ね合わせるという方法もあったのですが・・
この年の3月には中古のEM-200赤道儀を見つけて購入しています。

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GPV予報では今夜は雲が切れることは無さそうですが、
薄くなるかも知れないということで、裏口の除雪を行っておきました。
一時 雪が舞う中でオリオン座が見えたのですが再び厚い雲に。

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ホップ、ステップ、ジャンプ その先は?(5年目の赤道儀)

2015年06月22日 | 5年前のそら
この春は長焦点のVC200Lで系外銀河の撮影を中心に行ってきました。
その中で、いつまでも解決できない東西方向のガイドブレの原因が、
日周運動を追いかける赤道儀のモーターの回転ムラにありそうだ、との結論に至りました。
となると、この問題を解決するには中古で購入した17年前に製造されたEM-200 USD赤道儀を
現行機種の同 Temma2Mに更改するしかなさそうなのですが・・、まだポチッとしていません。
その理由は これまでで一番大きな買い物なのに、以前のようなポチる時のワクワク感がいまひとつだから。
現在持っているものと見た目は変わらないということの他に、
画像は改善されるにしても、これまでのような明らかな変化が見られるのだろうか?
という不安があります。

中古のEM-200を衝動買いしてちょうど今年で5年目になります。
そこで、これまでの天体写真にかかわる大きな変化を中心に振り返ってみました。

2007. 9   canon kissDX 購入 

2008. 4   kissDX FIL改造 (SEO-SP2)
2008. 6   canon EF 70-200mmF2.8(中古) 購入 
2008.10   canon NFD 300mmF2.8(中古) 購入 
2008.12   ステライメージ Ver6 購入 

ホップ !
2009年 5月 Vixen R200SS 購入
大昔に買ったタカハシSYS90赤道儀に、重量オーバーの20センチの反射鏡筒を載せて
短時間露光のノータッチガイド撮影に挑みました。

M81M82 (おおぐま座)
( 画像クリックで元画像の35%まで拡大 ノートリミング ) 右が北の方向
撮影DATA : 2009/05/29 R200SS(コマコレクタ3) 露光 分 ×22枚コンポジット
 ISO1600 kissDX(FIL改造) タカハシSYS 90赤道儀 ステライメージ7
R200SS購入後のTST撮影。
ノータッチガイド及び赤道儀の搭載重量を超えていたため、露光2分でも星像が流れていました。
それでも大口径で色収差のないR200SSの魅力は感じることができました。
   
ステップ !
2010年 3月 タカハシ EM-200USD赤道儀(中古) 購入
赤道儀を大型化してノータッチガイド撮影に再挑戦。

M81 周辺 (おおぐま座)
( 画像クリックで元画像の35%まで拡大 ノートリミング ) 北の方向はやや斜め右上
撮影DATA : 2010/04/03 R200SS(コマコレクタ3) 露光 ×17枚コンポジット
 ISO1600 kissDX(FIL改造) タカハシEM-200 USD赤道儀 ステライメージ7
搭載重量に余裕ができ、露光時間を倍の4分まで延ばす事ができました。
ただし ウォームギヤの精度からくる周期的な回転ムラ(ピリオディックモーション)は
SYS90赤道儀より悪いように思えました。(職人技は昔の方が上?)
  
2010. 4   スマートガイダー購入
( お手軽オートガイドだったのですが、変換コード部にルーズがあり(後で判明)、多くの時間を浪費しました。)
 

ジャンプ !
2011年 5月 オライオン SSAG 購入
パソコンを使ったPHDガイディングをスタート。

2012. 7   Cooled60D(冷却デジカメ)購入

M81 周辺 (おおぐま座)
( 画像クリックで元画像の35%まで拡大 ノートリミング ) 北の方向はやや斜め右上
撮影DATA : 2014/03/03 R200SS(バーダーMPCCⅢ) 露光 10×11枚コンポジット
 ISO1600 Cooled60D(冷却改造) ガイド鏡GS-60S タカハシEM-200 USD赤道儀 PHDGuiding ステライメージ7
PHDガイディング導入でギヤ精度による周期的な進み遅れが補正されました。
タワみによるガイドエラーは残っていますが、支持部の強化などにより大幅に低減されています。

掲載した縮小画像(35%)では星像の流れはわかりにくいので、M81銀河部分のトリミング画像で比較してみます。
右側の画像は、位置合わせ無しでそのまま比較明で重ね合わせた星像の移動状況です。

星像の位置が途中で大きく変わったのは、画像確認でカメラにさわったせいだと思います。(それだけ不安定ということ)

直線的に移動しているように見えますが、位置データは階段状に進み遅れを繰り返しています。(ピリオディクモーション)

途中で大きく星が移動しているのは、パソコンがパワーセーブでガイドが一時止まったため。
( カメラは60Dに替わり、描画画素数は増加しています。)

という訳で、
短焦点のR200SS(f=800mm)くらいなら実用状問題のないガイド精度となっているだけに、
赤道儀を更改すべきか悩んでしまうのです。

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わが越後も遅ればせながら梅雨入りにつき、お見せできる新しい画像は撮れていません。
代わりに我が家の「かたてま野菜」の収穫がポチポチ始まりました。
これから娘たちに送ってやれるほど採れるといいのですが。
ポチッ の方は慌てる事はないので・・

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R200SSが昔、ノータッチガイドだったころ、・・

2014年12月19日 | 5年前のそら
この記事タイトルの続きは 「・・赤道儀はタカハシ90Sで、露光不足は枚数でカバーだった。
さらに こののり分かる人だけ 「わっかるかなあ、わかんねえだろうな イエイ

まだ12月半ばというのに、昨日は近くの公園に雪運び20往復ほどで一汗かきました。
もうわたしの機材は冬眠に入っております。

わたしも冬眠しかねないので、古いギャグと古い画像の再処理でモチベーションの維持を。

という訳で、今回も五年前(2009年)のノータッチガイドだった頃の画像の再処理を。
前々回の五年前の画像はズームレンズによるものでしたが、
2009年は無謀にも口径20cmの反射鏡筒R200SS(Vixen)を購入しています。
これをタカハシ90Sに搭載すると、まさに赤道儀虐待の図に。
それでも根性のある90Sはノータッチガイドで2分程度は持ちこたえてくれました。

次の画像はR200SSが届いた5月にさっそく90S赤道儀を虐待し、撮影した画像です。
( 今回の掲載にあたり処理し直しています。)
M81 & M82 (おおぐま座) *トリミング画像
( 画像クリックで全体画像を表示 )
撮影DATA: 2009/05/29 Vixen R200SS(f=800mm F) 純正コマコレクタ3
露出2分×20枚コンポジット  ISO 1600 kissDX (SEO-SP2) LPS-P2FIL
タカハシ 90S赤道儀 ノータッチガイド ステライメージ7
今では総露光時間2時間越えも珍しくありませんが、当時わずか40分とは言え
撮影枚数20枚というのはそれなりに力の入ったものでした。

同じ夜に撮ったおおぐま座の銀河です。
( 今回の掲載にあたり処理し直しています。)
M101 (おおぐま座) *トリミング画像
( 画像クリックで全体画像を表示 )
撮影DATA: 2009/05/29~30am Vixen R200SS(f=800mm F) 純正コマコレクタ3
露出2分×18枚コンポジット  ISO 1600 kissDX (SEO-SP2) LPS-P2FIL
タカハシ 90S赤道儀 ノータッチガイド ステライメージ7

枚数を増やしただけでは、ノータッチガイドの制約からくる短時間露光を
カバーできないようですが、対象によってはそれなりの画像を得る事ができます。
困った時のアンドロメダ銀河です。
( 今回の掲載にあたり処理し直しています。)
M31 アンドロメダ銀河 (アンドロメダ座)
撮影DATA: 2009/09/17am Vixen R200SS(f=800mm F) 純正コマコレクタ3
露出2分×28枚コンポジット  ISO 1600 kissDX (SEO-SP2) LPS-P2FIL
タカハシ 90S赤道儀 ノータッチガイド ステライメージ7


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田舎では80歳を過ぎて雪下ろし中に
屋根から落ちて亡くなった人が。
一方、都会ではわずか数センチの積雪で大雪と騒いでおります。

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5年前のそら2007.10~11「ホームズ彗星大バースト」

2013年01月15日 | 5年前のそら

これまでの記事


初めて赤道儀でガイド撮影の検証を行う
 □2007.10.18(木)
  透明度”2/5”という悪条件であったが、手持ちのタカハシ90S赤道儀を使って
 初めてノータッチガイドの検証をおこなった。
 [主な検証項目とその結果]
 (1).5分間のノータッチガイドは可能か?⇒ f=50mmでは星の流れなし!(OK)
 (2). TAMRON Zoomレンズの左側の流れはF4に絞れば改善されるか?
        ⇒周辺減光は目立たなくなったが、収差の流れはやはり目立つ。(NG)
 撮影は、近くのゲートボール場に赤道儀を車で運搬しておこなったが、
 最大の問題は1時間程度で『レンズ表面に結露』が発生した事。 

 □2007.10.19(金)  
  さっそく、Vixenの露除けヒーターを注文。(AstroArtsで \7,140-)
 

 □2007.10.21(日)  
  帰省中に地元のカメラ店にて中古の望遠レンズを購入。
  Canon EF100mmF2.8マクロ \27,800-
  (クリックで拡大)
この日のノートには 
 「前の日に目をつけていたもので、パチスロに買ったため思い切って買った。」 とある。
 この頃は、まだタバコを吸いながらパチスロに熱中していたのだなあ・・・。
 今ではもう両方ともやめて品行方正な生活をおくっております。

2007.10.27(土)  
  ネットで偶然見つけた滝星図(8.5等)を、ほぼ1日かけてダウンロードし、
印刷したものを北・南の2冊に分けてファイリングした。
 それにしてもこれほど完成度の高いものを無料で提供するとは! 滝さんに感謝です。
          ( スケール  9mm/1° )
  
     *星図をクリックすると滝星図のページにリンクします。
 http://www.geocities.jp/toshimi_taki/atlas_85/atlas_85_jp.htm
*無償でダウンロードできる事が信じられないほど、すばらしい星図です。

望遠レンズの性能検証を行う
 □2007.11. 2(金)
  運良く、帰省日に星の見える夜があったので購入した100mmマクロレンズの性能を検証してみた。
 [主な検証項目とその結果]
 (1).100mmF2.8マクロレンズを使ってみて ⇒ ・ピントがすごくシビア。
    ・F2.8開放でも像の乱れは少ない。(絞ってもF4で十分)
    ・適正露光はF2.8・・・2分 F4・・・4分 F5.6・・・5分以上(天頂付近でISO 800) 
 (2). 90S赤道儀の追尾性能  ⇒ 北天の対象なら、f=100mmでも5分くらいまではOK
 (3). 露除けヒーターの効果  ⇒ 3時間の撮影で車には露が降りていたが、レンズはOKだった。

ホームズ彗星大バースト
 □2007.11.09(金)
  2・3日前に会社の昼休みにネットを見ていたら、『ホームズ彗星、大バースト』の記事を見つけた。
 ペルセウス座で2~3等級という絶好の条件のようだ。
 期待して帰省したが、駅に降りると雲があるのか星がかすかにしか見えない。
 夕食後外に出てみると星が明るく輝いていたので、あわてて玄関前で仮セッティング。
 (玄関のある東側は家の影になるため北極星は見えず、正確な極軸合わせができない。)
 とりあえずタムロンズームで数枚撮影したが、電池切れ表示が出たので中断。
 仮充電後も星が明るく輝いていたので、今度は家の裏側で北極星による正確な極軸合わせをおこない、
 購入してまもないEF100mmの望遠レンズで数枚撮影したところで、全天雲におおわれてしまった。

共通データ:2007/11/09 EOS KissDX ISO800 タカハシ90S赤道儀 ノータッチガイド(ホームズ彗星の近くの明るい星は αPer)
 
TAMRON 17-50mmF2.8 Zoom(f50mmF4) 120sec,60secx各1・・Canon EF100mmF2.8マクロ(絞りF4) 98secx1

はじめて撮れたまともな写真が明るい彗星だったとは、なんと言うラッキー!
(そもそも彗星の写真なんて、生まれてからこれまで撮った事はない。)
 □2007.11.10(土)
  今夜もなんという幸運! 昼間雲の多い天気だったのに、夜8時過ぎには雲が無い。
 今度は最初から家の裏側で極軸合わせを行い、初挑戦の”コンポジット”処理を行うため複数枚の撮影もできた。
 彗星だけではもったいないので、他にも「北アメリカ星雲」「アンドロメダ銀河」「ペルセウス座二重星団」の撮影もおこなった。

共通データ:2007/11/10 Canon EF100mmF2.8マクロ (F4.0)EOS KissDX ISO800 タカハシ90S赤道儀 ノータッチガイド 
   
・・・・・・・・ホームズ彗星」 3Minx2、2Minx2・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ペルセウス座二重星団」 3Minx2、2Minx2
*コンポジットによりノイズが減りなめらかな画像となったことにより、彗星が”輝く真珠”に見える。

 □2007.11.16(金)
  予報はかんばしく無かったのだが、夜9時半頃から10時過ぎまで雲の切れ間から
 ホームズ彗星を撮影することができた。

  
2007/11/16 Canon EF100mmF2.8マクロ (F4.0) 3Minx4、・・・・六日間の変化)10日撮影画像を比較明合成してみました。
2Minx2、1Minx4 EOS KissDX ISO800 タカハシ90S赤道儀 ノータッチガイド
*位置も変化し、彗星の形も”輝く真珠”というより”クラゲ”に見える。
彗星は木星軌道あたりまで遠ざかりつつあるため、ガスが拡散して大きくなったものと思われる。


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なかなか「5年前の今」に近づけなくて、今回は2ケ月分の記事となりました。
ちょっと細か過ぎる感もありますので、
次回以降はポイントを絞った、振り返りの記事にしたいと考えております。

みんなで作る 「みんなの宇宙(そら)」写真館。
コンテストでは無く、展覧会 です。
参加お待ちしています。 雲上 くもがみ

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5年前のそら 2007.10(1)

2012年12月21日 | 5年前のそら

これまでの記事

初めての撮影は近くのゲートボール場
 □2007.10. 5(金)
  3連休で帰省した初日、早速TST撮影の機会が訪れた。
 家に着くと雲があるものの、それなりに星が見える。
 夕食後、雲が増えてきたのであわてて近くのゲートボール場に車で移動。
 雲で中段するまでカメラ三脚で数枚、初の固定撮影となった。
  (残念ながら、初ショットの画像は見つかりませんでした。)
  ・使用機材・・・EOS KissDX + TAMRON Zoom 17-50mmF2.8 +カメラ三脚
  ・撮影方法Zoomレンズ広角側(f=17mm)で固定撮影
  JPEG ノイズキャンセル"する" 露出時間30Sec・1分・2分 ISO:400or800
 TST撮影でわかった事
  ○固定撮影で星の流れ(日周運動)が許容できる露光時間は?
    f=17mmでも 30Sec程度まで (北極に近ければもう少し長くてもOK )
  ○光害の影響が許容できる露光時間は?
    ISO800でF2.8開放なら 30Sec~Max90sec程度まで
    (東側は高速道道路ICの照明で光害がひどく、上ってくるものを狙うのはきびしい!)
  ○ノイズについては、ISO800でも気にならない。
  予想以上に鋭い星像をむすぶため、
   広角側では星像が小さく、プリント時のインパクトが弱い
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  (対策)写す対象をえらび、長めの焦点距離で撮影する星の流れが目立つ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(対策)固定撮影では無く、ガイド撮影が必要!
 つまり、絵になる写真を撮りたければ ガイド撮影しかない!
 というのが、早くも最初の撮影で得た結論でした。
 (注)現在では更にデジタルカメラの高感度化が進み、ソフトフィルタを併用して
  固定撮影でも、すばらしい星景写真を撮られている方が大勢おられます。


 □2007.10. 6(土)
  昨夜につづき、透明度3.5/5 の星空。
 すでにビールを飲んでいたため、自宅横でガイド撮影の検証を行う。
 (そうなんです。昔90S赤道儀を買った時に、HD-2型モタードライブも購入していたのです。)

ガイド撮影の検証でわかった事
  ○アバウトな極軸設定でノータッチガイドでも、
   Zoomレンズ最長のf=50mm3分露光で、星のブレは認められない。
  Zoomレンズに問題 発見!
左上部に向けて星像がながれている!
・・・・・・・・・・・・・・・プリントしか残っていませんでした。 (注)記載の”自動ガイド”とはノータッチガイドのこと
絞り開放ではなく、F3.5に絞っても左上に向かって放射状の
流れが目立つ。
ちょうどレンズの中心が右下にあるかのよう。
もしかしてこれって、レンズ組み込み時の芯がズレているのでは?

この先は 「5年まえのそら 2007.10(2)」へ つづく

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久しぶりの「5年まえのそら」です。
シリーズの掲載をさぼったため、まだ2ケ月ほど
”五年前の今”とのタイムラグが解消されていません。

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コンテストでは無く、展覧会 です。
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