追分市民の森の水路沿いで野鳥のアオジを探していたら、
ノイバラの小さな赤い実が目に入りました。
10年近く植物の写真を撮っていますが、ノイバラ(野薔薇)
の実はくすんだ赤で目立たずノーマークでした。
春にノイバラの花をアップしてから実に興味をもちました。
ノイバラのあるところは藪のような状態になっていて、
鋭いトゲは生き物が近寄るのを拒否しているように見えました。
手が枝に触れたらトゲに当たって痛かったです。
写真には鋭いトゲが写っています。
別の水路沿いを歩いたら、いままで気づかなかった水路の向こう側に
サルトリイバラの赤い実がありました。
和名は猿捕茨です。
猿がこの木の中に入ると動けないほど鋭いトゲがあるということ
なのでしょう。
真鶴のお林と呼ばれる森の入口にサルトリイバラがあり、
先月不用意に枝に触ったら、トゲが手に刺さって出血したことが
あり、トゲの恐ろしさを体験しました。