ぶな太の四季折々

身近な四季の花をカメラで追って

花蘇芳(ハナズオウ)の思い出

2022年04月15日 | 日記
花蘇芳(ハナズオウ)の名前を知ったのは
20年以上前のことです。
当時、日経新聞の小説欄に連城三紀彦の
「褐色の祭り」が連載されていました。





その中に「花ずおう」という中タイトルで
純情な青年に飲み屋の女が色仕掛けで
近寄り貢がせる場面が描かれていました。
その後、ハナズオウがピンクの花が枝に
びっしりとついて咲く花木とわかりました。

普通の木は枝と花のついた葉の間に葉柄
(ようへい)が出てつながっていますが、
ハナズオウは素人の目には葉柄が見当たり
ません。
ピンクの花が枝にびっしりついて咲く様子
から小説の飲み屋の女を連想し、いまも
花のイメージが消えません。

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トチノキの白い花を探して

以前からブナとトチノキの愛好者です。 出身が栃木県であることもありますが、20数年前に パリに社員旅行したとき、エッフェル塔より車窓から見た 街路樹の白い花が印象に残りました。