風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽書き雑記「梅雨入りを待っていた庭の花と苦手な花たち」

2019-06-08 08:15:29 | 日記・エッセイ・コラム

梅雨入り宣言をした雨がひと休みした朝の庭を覗くと、この季節を待ちかねていた花が顔をほころばせて迎えてくれました。ムラサキツユクサやアジサイです。 

ムラサキツユクサ。花は一日でしぼみますが、蕾が次々に膨らんで毎日数輪が開きます。それも晴れた日は午前中だけ、雨や曇りだと夕方まで開いているまさに名前通り梅雨の申し子のようですね。

アジサイ。すでに公園やご近所の庭で数多く咲いているのを見かけますが、なぜか我が家の庭にある3つの株で咲いているのは合わせて数輪と遅れ気味でした。でも、梅雨の到来で蕾の塊も心なし大きくなってきました。

もうひとつ、本当は梅雨を好まないといわれる花も。
葉や茎の肌が白い毛が生えたビロードソウ。鮮やかなピンクの花が庭を彩っていますが、実はこの花はジメジメした環境は苦手だとか。梅雨晴れを待ちながら咲く花とは、植物界の幅広さですね。

梅雨が苦手な花?ビロードソウ