風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽書き雑記「群生状態のドクダミの花=名古屋・茶屋ヶ坂公園」)

2019-06-13 21:44:23 | 日記・エッセイ・コラム



アジサイを見に訪ねた名古屋・千種区の茶屋ヶ坂公園の散策道を歩くう、やや薄暗い前方にびっしりと咲く白い草花が目に飛び込んできました。

近づくと、子どものころ最初に「薬草」と認識した植物。ドクダミのようです。

植栽されたのか、自然に生えていたのか分かりませんが、細いせせらぎに沿って群生しています。幅1~3㍍、高さ30センチ、長さは20㍍ほどあるでしょう。ドクダミにとっては半日陰のジメジメした絶好の環境。繁殖力が旺盛なドクダミはさらに増えそうです。

花弁に見える白い4枚は花弁ではなく、苞と呼ばれる葉。棒のように突き出た黄色い部分が小さな花の集合体で、この小さな花には花弁はないそうです。




楽書き雑記「閑静な住宅街のアジサイ園=名古屋・茶屋ヶ坂公園を訪ねてきました」

2019-06-13 06:22:48 | 日記・エッセイ・コラム

「今年はアジサイの開花が遅いようだ」という声を耳にして、「日当たりのいいあそこはどうだろう」と、名古屋・千種区の茶屋ヶ坂公園を訪ねてきました。
結果は写真の通り。早い遅いは分かりませんが、ほぼ見ごろといえる状態でした。

この公園に植栽された千種区のシンボル花でもあるアジサイは、4000株とも5000株ともいわれます。この地方では指折りの規模でしょう。
アジサイ畑は高低差をつけて造られ、上からも下からも見渡せる構造。散策道や小さなせせらぎ沿いにも、アジサイが咲いています。

「アジサイ公園」と呼んでもいいくらいですが、他にも雑木林やため池、起伏のある散策道、児童の遊び場などもあって、とても閑静な住宅街の中にある公園とは思えないほどです。

ただ、地名の通り坂のある街なので、公園に向かうには少し疲れます。
最寄りの地下鉄・茶屋ヶ坂駅2番出入り口から出て大通りの交差点を曲がり、階段状の歩道を上って、さらに歩道陸橋を渡るといった道のり。でも、その先にはこの疲れをサア~と癒してくれる公園があるのです。

住宅街なので飲食店はあまり見当たらず、軽食持参がいいかもしれません。
もっとも僕自身は、そのような用意はせずに出かけたのですが、甘味喫茶を発見。甘いものは苦手なので団子を自分で焼いて食べるメニューを選び、結構楽しめるひとときを味わいました。