リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

教えてもらいたいなら自ら学ぶ努力をしないと

2019年06月01日 | 日々の風の吹くまま
5月31日(金曜日)。☀☀☀。ああ、いい気持ち。今日で5月が終わり。てことは、リタイアしてからもう5ヵ月になるのか。4月いっぱいくらいまで何となくそわそわと落ち着かなかったけど、今ではもう仕事のことは頭からすっぽり抜けたような気がする。朝一番にコンピュータを立ち上げて真っ先にメールをチェックする習癖もどうやらなくなったし、何よりも「○○に行こうか」とか「○○をしようか」というカレシにいっつでもいいよぉ~と言えるのが楽しい。だって、今では時間の自由が利かないのはリタイアして20年近いカレシの方なんだもん。これこそ人生最大の逆転劇・・・かな?

というわけで、午後にウォーキングがてら受取代行店に届いている2つの通販小包を取りに行くことにして、カレシは10時半からヨーロッパ組のグループレッスン。生徒はロシア人を中心にイラン、アルゼンチンなどから集まった男女6人で、年齢は20代から50代までまちまちだけど、出席率は90%以上と安定していて、活発な議論が戦わされることもしばしばらしい。フィリピンやベトナムの生徒が集まったアジア組もあったけど、こっちは予告なく欠席する人が多くて不安定だったので、「オレの時間がムダになる」と1ヵ月ほどで閉めてしまった。たしかに、無料のレッスンだけど教材の準備などにけっこう時間をかけているんだから、生徒の方にも少しは意欲を示して欲しいよね。

個人レッスンでも、ヨーロッパ人や中国人は都合がつかないときは必ず前の日にキャンセルを入れて来るけど、アジア方面はドタキャンやすっぽかしが多くて続かない。英語を勉強したいという動機や勉強そのものへの向き合い方が違うのかもしれないし、ボランティア先生の無料レッスンだから舐めているところがあるのかもしれない。昔は日本人の生徒を男性に限定して受け入れたこともあったけど、週1回のレッスンを2、3回やって消えてしまう例が多く、ずっと続いているのは東京のN君だけで、共働きの2児の父ながら、英語を武器に企業法務のキャリアアップを目指して日曜日の朝6時半に起きてレッスンをしている。そういうわけで、世界のあちこちから来るリクエストには、これはという人だけを実際に話して動機や熱意を確かめてから決めるのカレシの方針。

もっとも、現在の生徒たちがやめないもので、ずっと新しい生徒を入れる空きがないから、めったに面接をすることはないけど。ま、英語を勉強したいという人は世界中にごまんといるけど、カレシがほんとに教えたいと思うような人はごく少ないという感じ。英語を教えて欲しいなら自分で学ぶ努力をする姿勢でないと、カレシの時間がムダになるんだけど。