リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

とかいなか万歳の風景もうひとつ

2019年06月18日 | 日々の風の吹くまま
6月17日(月曜日)。☀☀。今日もいい天気。ゆっくり起きて、カレシはまずプランターの水遣り。ワタシはキッチンでオレンジジュースの空きボトル(約2.6L)に水を入れる役目。ルーフデッキとバルコニーの両方で全部で14、5本。ダブルシンクに空のボトルを2本ずつ置いて、流れ作業で水を入れて、いっぱいになったらふたをしてカウンターにどん。カレシが空になったボトルを持って来て、いっぱいのボトルと交換して、水遣りが終わったら使い残した満タンのボトルをデッキやバルコニーに並べて、さて朝ご飯。まあ、朝ご飯をセットするのはカレシの担当なので、効率化を図ってあげないといつまでも朝ご飯がお預けになっちゃうから・・・。

角部屋の我が家では、カレシが東と南(実際は北東と南東)に面した屋根のないルーフデッキで主に野菜、南(南東)に面して屋根(上階のバルコニー)があるバルコニーで主に草花を育てているけど、なぜか何を植えても日当たり抜群だった戸建ての裏庭とは比べものにならないくらい良く育つから不思議。プランター栽培だから買って来た園芸用土を使っているせいもあるし、コンクリートの建物の23階でほとんど害虫がいないせいもあると思うけど、庭ではうまく行ったことのなかったラディッシュもきれいな粒ができるからすごい。とにかくみんな野放図に育つもので、春は毎日のように間引きしたラディッシュの葉っぱやほうれん草の入ったサラダ、その後は種から育てて食べ残してプランターに植えたメスクランのレタスやぷりぷりのラディッシュ、ぱりっとした万能ねぎ。今は道路向かいの雑貨屋でポット植えの苗を買って来て植えたトマトに緑色の実がいくつもついて、熟すのを楽しみにしているところ。

この雑貨屋は店先に並べた棚に花や野菜のポットをずらりと置いていて、育苗業者の競売で仕入れて来るんだそうで、そこらの大きな園芸センターで売っているものよりずっと生き生きしていて質的にも格段に上。室内用のベゴニアなんか咲いて咲いて咲きまくる花を何ヵ月も楽しめるし、おまけに値段が格段に安いと来ているもので、買い物に行くときに通りがかってはついついひと鉢、ふた鉢と買ってしまうもので、店主のおばちゃんとすっかりおなじみになってしまった。ポットのほかに切り花やプレゼント用の花束やギフトベーパーで包んだ鉢物も売っているので、いつも通りすがりの人が立ち止まって品定めをしている。あんがい店の中にぎっしりと並んだ日用品雑貨よりも花や野菜の売り上げで商売が成り立っているんじゃないかと思うくらい。

中心街でこんな風景が見られるのも「とかいなか」ならではのことだろうな。おしゃれでトレンディなことが自慢のバンクーバーではついぞ見かけなかったほのぼのシーン・・・。