リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

ブランチパーティで朝からお酒とおしゃべり

2019年06月10日 | 日々の風の吹くまま
6月9日(日曜日)。☀☀。夏至に近づいて、日の出が5時7分なので、4時半にはもう外が明るくなってしまう。薄明とか暁とか曙と言われる時間で、時計の針を1時間進めた「夏時間」でこの早さだから、標準時のままだったら薄明の始まりが3時半で、日の出は4時7分。時間の切り替え廃止を唱える人たちのほとんどが「夏時間のまま」を支持するのも無理ないな。でも、今の夏時間が「標準時」になったら冬至の頃の日の出が9時を過ぎてしまうので、子供たちは暗い中を通学することになるけど。あちらを立てればこちらが立たず・・・。

今日はArts Club主催のブランチパーティ。シーズンの終わりを前にして、ADC(芸術監督サークル)のうちで大口寄付者のカテゴリーに入っているメンバーを集めての、言うなれば一種の謝恩会みたいなものかな。年間15万円以上の寄付がADCの「会費」で、総額によっていくつかカテゴリーがあって、上のカテゴリーに入るほど恩典が増えるしくみ。でも、オープニングナイトのレセプションやチケットの割引、メンバーパーティへの招待以外はあまり利用されていないような気がする。まあ、上のカテゴリーに名を連ねているメンバーは功成り名を遂げた人たちがほとんどだから、好きな演劇のためにお金を出すのが老後の趣味みたいなものなのかもしれないな。私たちは毎年だいたい80万円ちょっとを寄付しているけど、いつも利用するのはレセプションや(今日のブランチパーティのような)パーティと好きな作品の個人スポンサー(1シーズン1本)になることくらい。

ホテルのレストランの個室でのブランチパーティに集まったのは、Arts Clubから芸術監督のアシュリー、専務理事のピーター、資金開拓部長のキャシー、財務部長のヴァレリーの4人と、メンバーが30人ちょっと。みんな顔なじみの常連だから、のっけからミモザカクテルを手に和気藹々のおしゃべりが始まって、テーブルについてもワインを飲みながらぺちゃくちゃ。テーブルに置かれたメニューからワタシはサラダとスモークサーモンのエッグベネディクト、カレシはサラダと今はやりのアボカドトーストを注文して、またひとしきりぺちゃくちゃ。朝っぱらからお酒を飲むってのもなんだけど、お開きまで思いっきり楽しい時間をすごして、おなかいっぱいで機嫌よく帰って来た。

みんな私たちよりずっとずっと金持だけど、ワタシは相手が誰でも気後れしない性質と来ているから、Arts Clubの集まりはいつも楽しい。功成り名を遂げての豊かな老後を楽しんでいる人ほど偉そうな気取りがなくておおらかな人たちなので、すばらしい趣味仲間に入れてもらったワタシは幸せ感いっぱいの極楽とんぼ。うん、ほんと。