リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

洋の東西を問わず、ばれないと思えば手抜きをするのが人間てもので

2019年06月27日 | 日々の風の吹くまま
6月26日(水曜日)。☀☀☁。起床8時半。朝ご飯は9時過ぎ。コーヒーを飲み終わって、さぁてっと今日1日の算段にかかる頃にはもう10時。のんきなもんだなあ。カレシの英語教室ヨーロッパ組に参加したい人との「面接」が終わるのを待って、今日はクィーンズパークをウォーキング。あちこちで白アジサイが咲き始めていて、庭中にそれだけを植えている家の傍を通るのがこれから楽しみ。いったい何本あるのか、古風な家の前と横がアジサイのふんわりした白い花に埋もれて、それは見事なもの。由緒ある古いお屋敷町ならではだろうな。

エレベーターを待っていると、雨漏りの修理をしていた隣の部屋から内装材を抱えた人が出て来たので、被害のほどを聞いたら、寝室とリビングのフローリングと壁の一部を取り替えて、今日は最後の点検。ああ、やっと終わったのか。住んでいるのは中国系の若いカップルで、80平米の部屋なので、工事中はずっと(たぶん)親の家に家具と一緒に「避難」していたらしい。管理組合の保険での修理だから経済的な損害はないとしても、とんだ不便。

我が家では最初の2年連続でこの種の雨漏りが発生。保証期間中だったので開発業者が修理したけど、最初は南側の窓壁のコーキングの劣化でリビングのフローリングの下に浸水した雨水で床が5ヵ所もぼこぼこ膨れて、まだ備蓄があった材料で張替え。2度目の翌年は東側のルーフデッキとの接点の防水処理の不備でダイニングの床2ヵ所でフローリングが膨らんで、デッキのコンクリートタイルを剥がしての防水工事。床の修理は、膨れた部分だけ張り替えようということで、オフィスのフローリングを使って、オフィスには新しいものを入れるという方法を提案されたけど、カレシが却下。幸い我が家は隣よりずっと広いので家具を外へ運び出さずに済むけど、大きなストレスであることは変わりないから、どうせ改装するときにラミネートからもっと上等なものに替えるからと辞退して、膨れはその後乾いて小さくなったけど今もそのまま。

使っているフローリングは継ぎ目にこぼれた水を放置するとぼこっと膨れるような安っぽいラミネートで、おまけにアンダーレイの敷き方がいい加減。我が家のリビングなんか、他の場所で使った残りの切れっ端を継ぎはぎしてマスキングテープで適当に押さえたような典型的な「手抜き工事」だったので、漏れて来た雨水をフローリングがアンダーレイの隙間から吸って膨れたわけだけど、目に見えない床下の事情は雨漏り被害が出る(あるいは張り替えるために剥がす)まではわからない。まあ、洋の東西を問わず、ばれないと思ったら手抜きをしてしまうのが人間てものらしいけどね。