リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

コロナ禍は胸突き八丁

2020年12月18日 | 日々の風の吹くまま
12月17日(木曜日)。☁☁☀。霧なのか、霧雨なのか、何ともぱっとしない朝だけど、12月の天候はまあだいたいこんなもの。クリスマスまであと1週間になったけど、今年はやっぱり何か気合が入らないなあ。でも、メールをチェックしていたら、おっ、Tojo’sから、お節を売り出すというお知らせ。日本の伝統に従って重箱に詰めて風呂敷に包んでくれるんだって。2日前に注文しておいて、当日選択した時間に取りに行くしくみで、う~ん、食指をそそられるなあ。カレシもなんか乗り気みたいだから、大晦日あたりのタイミングを計って注文しようか。ご馳走、食べたいもんね。

コロナのせいで、今年はクリスマスも大晦日も、家族の集まりもイベントもみぃ~んなデジタルで、ヴァーチャルでと、うんざりして来るくらいうるさい。BC州では、ディワリのお祭りの10日~14日後に1日の新規感染者数がいきなり900人台に跳ね上がった後は、だいたい600人~700人台で推移していて、増加率は鈍化する兆しが見えているけど、それでもまだ毎日2桁の死者。それでもBC州の人口10万人あたりの累積感染者数は884人で、10州3準州の上から6番目。第1波のときと同様ダントツに多いケベック州は2028人で、第2波が来てアルバータ州が追いつきつつある状況。でも、アメリカやヨーロッパに比べたら少ない方だと思うけど、たくさんの人たちが行動を制限されて、感染して、亡くなっている事実は同じ。

そんなんだから、とにかく人出を抑制しようと、メトロバンクーバーでは毎年公共交通機関を大晦日の夕方から元旦の朝まで無料にしていたのを今年は中止。元々大晦日パーティの後の酔っ払い運転を防ぐのが目的だったから、無料にしないことで人が集まるのを防ごうということなんだろうな。コロナバカも蔓延しているから、どれだけ効果があるかは当日になってみないとわからないかも。バンクーバーの元旦の名物になっているPolar Bear Swim(寒中水泳大会)も101回目に当たる2021年は中止。代わりに自宅のバスタブや庭の子供プールに7℃の水を張って、ヴァーチャルなPolar Bear Dipをやろうと呼びかけているけど、よぉ~いドンで何千人もが一斉に波打ち際めがけて走ってジャボォ~ンとやるのが痛快なんで、バスタブやビニールプールじゃあ気勢が上がらないような気がする。

買い物から帰って来たら、ちょうどいいタイミングでエレベーターがロビーに来て、若いお兄さんが降りて来たので乗ろうとしたら、お兄さんが「マスクを忘れたっ」と回り右。他に誰もいないので一緒に乗ったけど、お兄さんはジャケットの襟を口まで引っ張り上げて「そーりー、そーりー」。忘れるなんて誰にでもあることだし、ワタシはマスクしていて、十分に離れているから大丈夫よぉと言ったんだけど、襟元に鼻まで突っ込んだまま10階で降りるまで「そーりー、そーりー」の連発。コロナバカの対極と言うのか何と言うのか、ちょっと極端じゃないかと思うけど・・・。