リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

マルチタスキングはながら族のこと?

2020年12月12日 | 日々の風の吹くまま
12月11日(金曜日)。☂☂☁。何だかよく眠った気がしないけど、7時起床。朝ご飯が済んだら、まずはツリーの飾りつけ。合間に「くるみ割り人形スィート」のシャンデリアの組立てにかかって、接着剤が乾くのを待っている間にツリーの飾り付けをして、またミニチュア工房に行ってシャンデリアの仕上げ。オリジナルのキットでは寝室の、それもベッドの上に取り付けることになっていたけど、金色のワイヤで凝った作りになるので、寝ているときにこんなのが落ちて来たらエライこっちゃと思ってしまう。説明書の寸法だとかなり低く下がるので、ビーズを1個省略。アームにつける「長さ5ミリのワイヤを曲げた唐草模様」のような飾りも冗談じゃねぇやと省略。シンプルが一番。

9時近くになって上階でカンカン、バンバン。フローリングを敷き始めたみたいで、2人でやっているのか、叩く音がシンコペーション。土曜日は原則として工事はできないので、今日中に終わらせるつもりなのかな。1日中頭の上でカンカンとやられてうるさくないと言えば嘘になるけど、来日も来る日もいつ果てるともなく走り回っていた幼い子供の地団太を踏むような足音に比べたらちっとも気にならないから、人間の心理っておもしろいな。コンクリート造りの建物だと、硬いものを落としたり、床をハンマーで叩いたりすると階下にかなり響くけど、床と天井の間に電気配線や配管のダクトが縦横にあるので、どの部屋にいてもすぐ頭の上のように聞こえるし、廊下の天井からも聞こえて来る。それでも、ちょと神経を集中して聞いていると、どこにいるのか大体察しが付くからおもしろい。

昼前にワルデマーが電話して来て、「きのうスプリンクラー業者と会ったら、リビングルームエリアとの間に壁を作っても問題はないってさ。レターを書いてくれるから、カバーの上にあるナンバーを写真に撮って送って」。やっぱりねえ。管理会社の担当者が、スプリンクラーの対象範囲が狭まる恐れがあるから、プロの確認がないと許可が下りないかもと言って来たので、ど素人がなぁ~にを言ってんだか。でも、ワタシが説明しても説得力がないので、リビング、ダイニング/キッチン、デンにある4個のスプリンクラーの位置を示した間取り図と、前の迷惑オーナーが不動産サイトに載せた写真(我が家のスプリンクラーの位置にクーラーがついていて、スプリンクラーはパティオドア沿いの天井のダクトに下向きに付いている)をワルデマーに送って、どう見たってリビングまで放水するようにはできていないよねと言ったら「同感だよ」。

脚立に乗ってスマホで撮った番号の写真を、即刻テキストメッセージに添付して送信。こういうときはスマホは便利だな。頭の上のカンカン、バンバンを聞きながら、午後いっぱいかかってツリーの飾り付けを済ませて、「くるみ割り人形スィート」の天井にシャンデリアを取り付けて、とりあえずワイヤを電池ボックスにつないで、飾ってみたら、やれやれ、やっとクリスマスらしい気分。クリスマスまであと2週間。そういえば去年の今頃は「シルバーミューズ」に乗ってタスマン海を横断していたんだなあ。早く船の旅に戻りたいなあ。